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萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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いわきサンシャインマラソン

第2回いわきサンシャインマラソン〜駆け抜けよう、フラガールの故郷を〜、
無事、42.195kmを完走しました。

3週間ぶりにランニングシューズを履くというていたらくぶり、
「中止にならないかな〜」と前日まで本気で思っていたやる気のなさでしたが(※雨天決行)、
走り出してみたら楽しかった!マラソン大会サイコー!!
1人の練習は7〜8kmで飽きるんですが(練習キライ)、大会ってベツモノなんですよねー。
この楽しさはもう、出場経験のある人にしかわかりませんが。

いわき市はこじんまりとした街で、前日は人の姿があまり見当たらなかったのだけれど、
当日は、いわき市民が全員参加しているのではないかと思うくらいの盛り上がり!
42.195kmの間、視界から救護スタッフや大会スタッフが見えなくなることはなく、万全のサポート&応援でした。
シャトルバスは大きな観光バスがどんどん出ていて待ち時間なし。完走証、参加賞、荷物の受け渡しもスムース。
ランナーの数やレベル、規模まで、大会運営のすべてがちょうどよく、第2回とは思えないほど快適な大会でした。

いわき市のみなさんが楽しんで大会を運営している感じがとても心地よくて、
沿道で声援を送る市民のみなさんも、とても楽しそうなのが印象的でした。
不思議な応援歌を歌ってくれるおばちゃんや、一生懸命応援してくれる小学生、楽しそうに旗を振るおばあちゃんや、
職場総出で沿道に駆けつけていたおじさん達…マラソン大会は、街起こしみたいなものなのかもしれませんねぇ。
16.5kmの漁港での、大漁旗がたなびきまくる折り返し、30km地点くらいのチアリーダーの応援が元気ポイントでした。
ランナーが適当に商店に立ち寄っているフランクさもおもしろかったです。

ちなみにいわき市は東洋大学の柏原くんの故郷なので、今まさに旬で盛り上がってます。
たいしたことない登り坂を、なりきり柏原くん気分で走ることができます(笑)

特筆すべきは、給食の充実度!ココ重要(笑)。
第2給水所では、いわき産米のおにぎり、いわき産いちご、いわき産トマトがずらり。
食べやすいミニサイズのおにぎり(塩味濃いめ)に感動!
フルーツトマト、梨のコンポートのシャーベットがめちゃめちゃおいしかった!
各給水所にも、バナナやチョコレート、梅干、氷砂糖がたっくさん準備されていて、食べまくってしまいました。

こういう給食や給水って、私くらいの遅めのランナーになると
もう目玉食材はなくなってしまっていたり、なんとなく残りもの感があったりするんですが、
今回はおしげもなくたくさん用意されていたようで、配慮があるなあと思いました。

そして、ゴール後に係の人が計測チップを外してくれたこともうれしかった!
ランナーは、正式タイムを計るために、小さなカード状の計測チップをシューズの紐にくくりつけて走るんですが、
この計測チップはゴール後は返却しないといけないんですね。
さすがにフルマラソンを走った直後は機敏にしゃがめない(&放心状態)ので、こういう心遣いはとてもありがたいのです。
フラガールが完走のレイをかけてくれるのも、ちょっとうれしかったです。

 

 

ランナーへのお振る舞いは、かに汁!漁港でいただくかに汁は、人生でいちばんの味。

ケガの痛みと数時間戦うという試練がないだけで、こんなにラクなのかあ、とちょっと感動。
体力的に苦しいというのはなかったけれど、なにせ練習していないので、足が動かないっっ!!
おかげで5時間27分もかかってしまいましたが、
“練習しなくてもとりあえず制限時間内に完走はできる”ことがわかってしまいました…。
ますます練習しなくなりそうです(笑)

海沿いなので、浜風が時折強く体温調節がちょっと大変ですが、このホスピタリティならまた味わいたいかなー。
とにかく楽しかった、いわきマラソンでした。

 
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