城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。著書「わくわく城めぐり」(山と渓谷社)「日本100名城めぐりの旅」(学研)「お城へ行こう!」(岩波書店)「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)ほか。共著、連載多数。メディア・イベント出演、講演、講座のほか、城フェス実行委員長もしています。
城メグ日記は、お城のあれこれから関係ないことまで語る、萩原さちこのblogです。

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城フェスvol.4レポート① 西股総生先生と行く!深大寺城ツアー

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城フェスvol.4、無事終了しました。

今回も豪華3本立て!!
西股総生先生と行く!深大寺城ツアー(深大寺城)
城フェスvol.4「土の城vs.天守」
『土の城指南』(学研パブリッシング)『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書) 刊行記念」(本屋B&B)
城フェスvol.4アフターパーティー(旅CAFE GIFT)

リピーターの方もたくさん!これはこの上ない喜びです。
丸1日を城フェスに捧げてくださった方もたくさんいましたし、
アフターパーティーだけわざわざ来てくださった方も。
うれしいです。ありがとうございます。
城フェスは風通しのよい場を目指していますので、
まだ参加する機会を逃している方も、いつでもふらりと、おひとりでもいらしてくださいね。

深大寺城ツアーは、前回同様応募者多数につき抽選とさせていただきました。
ご参加いただけなかったみなさま、申し訳ありませんでした。
また企画していきますので、ぜひお越しくださいませ。

 

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西股総生先生と行く!深大寺城ツアー(深大寺城)

やっぱり城は、実際に行くのが楽しい!ということで、
城ビギナーの方がお城へ行く機会もつくっていきたいというのが城フェスのコンセプトです。
「知ってはいるが行ったことはない」「行ったことはあるがよくわからなかった」という
事前アンケートのご回答も多かった深大寺城ツアー、かなり内容の濃いツアーだったと感動しています。

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城のパーツを理解したり縄張を読み解く、といった
土の城の見方・歩き方にとどまらず、
土の城の戦い方や種類、関東の土の城の特徴や傾向など、
さらにはなぜこの場所に築かれたのか、
築城時にどのような歴史的背景・軍事的戦略があったのか、
この城の目的と役割、そして辿った運命までも知れ、
とてもとても深く余韻を残すものでした。

さすが西股先生、解説がわかりやすいのはもちろん、
多角的に切り込んでくださっていました。
そして、論文を読み上げるようなものとは一線を介す、
ドラマチックな語りべによって、
みなさんが終始ぐっと引き込まれているのがわかりました。

最後の質問タイムになかなか鋭い質問が殺到!
これには西股さんともツアー終了直後の第一声で「びっくりしたねえ!」と話し合ったのですが、
これはみなさんの城に対する関心の高さや熱意あってのことですが、
西股さんのお話がわかりやすく、各々の想像が膨らんだからだとも思います。
やはり、理解が曖昧だと質問も浮かんでこないはずですから。

しかし、深大寺城とはこの上ない好立地に築かれて、
戦略上も重要な役割を担い、
まさに綱渡り、賭けのような状況下で命懸けで築かれた城なのですねえ。
明日はどちらに転ぶかわからない、
鬼気迫る戦国の世の緊迫感が感じられてゾクゾクしました。
こういったお話は、やはり専門家の先生でなければ聞けませんから、
贅沢な時間になりましたね。

 

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それにしても、西股先生お手製の勢力図説明パネルにはびっくり!
これは本当にわかりやすく、頭にすんなり入りましたね。
西股先生が取り出したときは
笑いが起こりみなさん一斉に写真を撮ってらっしゃいましたが、
いざ説明が始まったら真剣な表情に一変し、メモを走らせていたのが印象的でした。

はじめに配られたレジュメの最後が、いかにも続きがありそうなドラマチック文脈だったこと、
ずっと西股先生が手にしているものが気になっていたのですが、
これはなにかあると思い、一応途中で口を挟んだり質問を控えた私です(笑)
しかし、こんな素晴らしいものが出てくるとは…!

 

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運営側のくせに、気付けばベストポジションで西股先生の話を聴いている私。
すいません、、、反省!

 

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トップの集合写真、ポーズは参加者だけのヒミツですね(笑)
こちらノーマルバージョン。やっぱり○○○○ポーズのほうが楽しそう。

城や歴史の知識、城の経験値は個人差がありますが、
そんなことはどうでもよく、
知ることのよろこび、実際に城を歩き感じることの楽しみを
分かち合うような場にしていきたい、と城フェスは考えています。
みなさん、また一緒に城へ行きましょうね。
まだご一緒したことのない方は、いずれぜひ。