城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。著書「わくわく城めぐり」(山と渓谷社)「日本100名城めぐりの旅」(学研)「お城へ行こう!」(岩波書店)「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)ほか。共著、連載多数。メディア・イベント出演、講演、講座のほか、城フェス実行委員長もしています。
城メグ日記は、お城のあれこれから関係ないことまで語る、萩原さちこのblogです。

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小田原城総構を1周しようの会

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小田原城総構を1周しようの会。

かつて頭に竹が刺さって撤収した小峰御鐘ノ台の西堀や、
木々に埋もれてまったく見えもしなかった小峰御鐘ノ台南側の巨大な堀などが、
恥ずかしいほど丸裸になっていて感激しました。

小峰御鐘ノ台の西堀が総構にT字に合流する地点!!
3段階に高低差つけちゃうんだぜ!
射程が考え抜かれた効率性の高さ、かつ美しいシルエットのクランク。
こんな手の込んだことは北条氏しかやらんのではないでしょうか。
ふつうはつなげちゃうよね。ふつうに。

そして一般的ではありますが、
城下張出から小峰御鐘ノ台へのラインは、何度訪れてもすばらしい。
私が知る限り、全国に似たところがありません。

高さも幅も規則的な、堀と土塁と犬走り。
畝100本くらい出てくるんじゃなかろうか、と思わせる堀底の感じ。
今日は足の裏でそんなことを感じ、脳内でイメージながらしみじみ歩きました。

緻密というか几帳面な設計。
絶対に私と仲良くしてくれないタイプなのだろうなといつも思います。
小田原城は本城なだけあって、短期間で増強された総構も抜かりない。
「北条氏の絆シンポジウム」の先生方の内容をまた思い返してしまうけれど、
やはりどこまで氏政が指示していたのか、北条氏の技術者集団の組織とかしくみ、気になります。

そんなきっちりした中に、稲荷森のような戦闘空間があるのもシビれます。
(あんまり反応してもらえなかったけど、あそこすごいよね!)

この城下張出から小峰御鐘ノ台への丘陵ラインも、訪れるたびに見えやすく歩きやすくなっていて感無量。
小田原市さんと大外郭の会さん、ありがとうございます。

大外郭の会の山本さん、ご案内ありがとうございました。
ご一緒してくださったみなさまも。
わいわい、とっても楽しかったです!しあわせな1日でした。

 

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今日のルートは井細田口から西まわりで早川口まで、でした。
1周への道は遠い…