弘前城たか丸くん×城メグリスト

顔ハメ看板が好きです。
先日訪れた弘前城でも、コラボレートしてきました。
いつもはしゃぎすぎて、突き抜けるほど乗り出してしまうので
今回は顔をぐっと引き気味にして、オトナな感じで撮ってみました。
(撮るときも、駆け寄ったりはしなかった。オトナだから。)
それなのに。
・・・我ながら、めちゃめちゃ楽しそうではないか!
オトナではない、明らかに。
「いつも楽しそうだね~」と言われる私、なんか納得です。
GW明け、青森を3城ほど城メグってきました。
来年築城400周年祭を迎える弘前城、盛り上がってましたよー。
「日本全国城ある記」にアップしますので、しばしお待ちくださいね。
城メグリスト
- お城のこと l
- 10/06/11/00:24
北海道旅行2010〜千歳マラソン篇〜
2010年6月6日、北海道千歳市で開催された<第30回千歳JAL国際マラソン>に出場してきました。

まだ雪の残る北海道千歳市でしたが、晴天に恵まれベストコンディション。

「マラソン大会ってどんな感じなの?」とよく聞かれますが・・・こんな感じです(笑)
まず、選手受付をしてエントリーカードと引き換えにゼッケンやら参加賞やらをいただきます。
たいてい、前日か当日朝に設定されていて、ここで当日の動きをシュミレーションします。
そして、貴重品などの手荷物は預かっていただきくべき手続き。
これだけの大人数の手荷物を事故なく管理するのですから、さぞかし大変かと思います。
千歳マラソンは北海道の中でも人気の大会で、大規模。
かなりの数の方がボランティアスタッフとして動いていらっしゃいました。
誘導も手続きも給水も案内も、すべてがかなりスムースでとっても快適。
「荷物はどうするんだろう?」「スタート地点はどこだろう?」「トイレはどれくらい時間がかかるの?」
「給水はスムーズにできるのかな?」「ゴール後の手続きは?」などなど、レースには心配ごとがいっぱい。
スタート前にあたふたしたりするとそれだけで疲れてしまうので、
きめ細やかなサポートがある大会かどうかはけっこう重要なのです。
たくさんの方の親切に支えられてレースに出場できることは本当にうれしいこと。
「選手皆様のご健闘をお祈りします」なんてこんなに大きく書いていただけて。
こういう言葉が、実はけっこうやる気につながったりします。
みなさん親切で、ホスピタリティにあふれた大会でした。

千歳マラソンのコースは、ほぼ9割が、写真のような林道!!
まるで緑のトンネルをくぐり抜けるかのような、大自然を満喫できるコースです。
ふと空を見上げると、住んだ青空が広がって、木々の隙間から太陽の光がキラキラ。
さわさわと涼しい風の音が聞こえて、鳥の鳴き声も応援みたいに聞こえます。
土を一歩一歩踏みしめながら走るのは、アスファルトの感触とは違って気持ちいい!
土手は飽きるけれど林道は飽きないということもわかりました。
本当にステキなコースだったなあー。
今の時期の千歳は朝晩がけっこう冷え込みます。
ちょうどスタート(10:30)に一気に陽が差して気温が上がり
けっこう暑かったのだけれど、ひんやりとした風が吹いていて、心地よかったです。
常に風が暑さと疲れを一瞬にして吹き流してくれる、そんな感覚。
それにしても・・・
かつて2回もフルマラソンを完走した過去があるとは思えないヘタレっぷりでした(笑)
出発前の日記で「10キロなら二日酔いでも走れるぜー!」と豪語しましたが、
ここ2ヶ月は本当に走っていなくて・・・
たかが10キロのはずが、途中けっこう辛かった(笑)歩いた(笑)
体も重いし、足が全然進まない。
マラソンは練習成果が如実にあらわれるスポーツですが、「体は正直だなあ」と改めて痛感。
でも久しぶりにファンランしたことで「また走りたいな」と思えて、いい刺激になりました。
そうそう、マラソン解説でおなじみの増田明美さんがゲストランナーとして
おそらく最後尾からスタートしたのでしょう。5km地点で遭遇しました。
「エンジョイ!エンジョイ!楽しんで走りましょう!」と
あのやさしい笑みでさわやかに呼びかけながら、ものすごいスピードで去っていきました。

もっともテンションが上がる光景です。これが見えると疲れを忘れます。気持ちいいですよー。

「おめでとうございます!」「お疲れさまでした!」と
ゴール地点でスタッフの方が笑顔で迎えてくれるのも、うれしいものです。ハイタッチしてくれたりね。
スポンジやバナナ、スポーツドリンクが配られます。今回はレモン&氷砂糖もありました。
ゴール後のおふるまい<インカの目覚め>、とってもおいしかった!!

スポーツメーカーが立ち並ぶ、エキスポ。
マラソングッズが購入できたり、プレゼントがもらえたり。
立派な表彰台も設けられていました。屋台グルメもなかなか充実。

参加賞のタオルを掲げて記念撮影。
10kmしか走っていないくせに、やりきった表情をしてます(笑)
イメージキャラクターのラン坊、ボディがとうもろこし色なのがポイントだそうです。
言われなきゃ気づかん。

マラソン後は、支笏湖へ立ち寄ってきました。車を走らせること30分、目の前に広がったのはこの雄大な景色!
支笏湖は3万年前の噴火でできたカルデラ湖で、日本最北の不凍湖なのだそう(←実際には何度か凍っているらしい)。
湖沿いをドライブしながら、私たちが訪れたのは丸駒温泉。
湖畔に佇む露天風呂は、湖が自分のものになったみたいに開放的!
ゆっくりとたゆたう波の動きが神秘的で、心もおだやか。しかもお肌すべすべ!
森林の中を走って汗を流し、自然に囲まれた温泉に浸かる。心も体もリフレッシュです。
なんか健康的だなー、私。
のんびりする間もなく千歳へとんぼ帰り。
札幌ラーメンを食べて、おみやげをどっさり購入して、慌ただしく飛行機に飛び乗り帰京しました。
やっぱり北海道が好きだなあ、と再確認。住みたいわ。
あ、でもお城がないからなあ・・・唯一にして最大の欠点です(笑)
※アイヌの歴史を汲むためチャシと呼ばれる独自の土塁群はたくさんありますが、
いわゆる戦国スタイルのお城は数えるほどしかありません。
城メグリスト
- ランニング l
- 10/06/09/01:33
北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜
念願のモエレ沼公園。もう、サイコーでした!!!
まずはモエレ沼公園&イサムノグチを知らない方のために簡単にご説明を。
イサム・ノグチは1904年アメリカ生まれ、
20世紀を生きた世界的に有名な彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家、舞台芸術家。
日本人の父とアメリカ人の母を持つ日系二世で、日本にもアメリカにもアトリエを持ち、
モニュメントや庭の設計、インテリア家具や照明のデザイン、舞台美術などを行ったユニークなアーティストです。
第二次世界大戦という情勢下で<二世>として苦渋をなめたイサム。
(志願拘留された日本人強制収容所ではアメリカスパイとして扱われ、
出所をも申し出ると今度は日系人として扱われ出所できなかった、
広島平和記念公園モニュメントにデザインが選ばれるも、原爆を落とした国の人間だとして選考を外され、
その一方でアメリカ大統領の慰霊碑を設計するも、今度は日系人だとして却下された・・・など)
芸術家として成功した後も、芸術を通して、民族や国家、人間の精神の根源や
普遍的なものをずっと探し求めたといわれます。
彫刻を独立した作品と見なさず、彫刻と空間や建築物、
さらには自然やその地に集う人々をも取り込んだ概念を確立しました。
そして晩年、1988年建築家とコラボレートした大規模なプロジェクトがモエレ沼公園。
総面積約188.8ヘクタール。
夏に解放されるモエレビーチのほか、イサムがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、
石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンなどがあります。
広大な公園全体を彫刻に見立て、大地をも彫刻したと表現するにふさわしい、イサムの作品のひとつです。
しかし、夢の詰まった集大成の完成を目にすることなく、彼は完成をこの世を去りました。
モエレ沼公園は、“地球を彫刻した男”イサム・ノグチの、最後にして最大の作品なのです。

公園内はとてつもなく広いので、レンタサイクルでまわります。これがまた気持ちいい!
ちっちゃな背もたれ付で、腰にやさしい。2時間で¥200と、お財布にもやさしい。

モエレ沼を越えると、イサムの世界。停めてある自転車すらアートに見えるから不思議。




ガラスのピラミッド
モエレ沼公園のシンボルになっている建物。
休息所となるアトリウム、イサム・ノグチギャラリー、モエレ沼公園を一望できる屋上階展望回廊など。
どれもステキすぎてこれ以上写真をセレクトできないので、ずらりとアップしちゃいます。
遠くに映えるグリーン、骨組みの影ですら、もはやアート。この空間、どうしてこんなに落ち着くのでしょう。



ガラスのピラミッドの屋上から見下ろす、公園の景色がたまらない。
さわやかな風が頬をなでて、本当に心地よいのです。警備員さんも気持ちよさそう。


モエレ山
札幌ドーム1個分の残り土を盛り上げた、人口の山。国土地理院の地図にも登録されています。
3つのルートから登ることができます。遠くから見ると、そのルートが描く直線も美しい。
意外と急勾配で、なかなか足にきます。頂上まで、10分くらいのミニ登山。



標高62mで感じる風は格別!
ぐるり360度景観が楽しめて、札幌市街もしっかり見えました。
同じエリアを見ているはずなのに、ガラスのピラミッドから見る景色とはまた全然違う。
なんだかこちらからのほうがより自然を見ている気がするのは、立っているのが山だから?

ちっちゃい子が楽しそうに駆け上がっているのが印象的でした。わんこもうっとり。

モエレ山からまっすぐ続く道を自転車ですーっと駆け抜けていると、風を追い越しているみたいです。
このあたりはタンポポ畑。


小径で結ばれた7カ所の遊具エリア
とてもまわりきれなかったのだけれど、数えきれないほどの遊具はすべてイサムのデザイン。
すべてが三角形と円を基本にしたデザイン。遊びながらにしてシンプルで力強い造形に触れられる。
「彫刻とは、子供のお尻で感じるものだよ」
「どんな遊園地が楽しいかを考えたり、自分が丘の周りを走り回って遊ぶ姿を想像するのが好き。
素敵な遊園地では大人だって十分に楽しめるものだ。」とはイサムの言葉。

モエレビーチ
「札幌には海がないからビーチをつくりましょう」というイサムの発想から生まれたビーチ。
瀬戸内海で泳いでいたイサムは、波の造形までイメージしていたのだそうです。
子供たちがはしゃいで、カラスも水浴び。私も入りたかったな。

札幌はタンポポの綿毛が舞う街でした。車を走らせていても、綿毛がどんどんフロントガラスに迫ってくる。
モエレ沼公園も、いたるところにタンポポ畑。
綿毛ってよーく見るとキレイですね。ひさしぶりに見ました。


海の噴水
公園の中心部につくられた、直径200mものカラマツの森。その中心につくられた噴水。
デザインテーマは<地球と海>、<海と人間>。まるで水が生きているみたいに見えました。
夜はライトアップされるみたいです。見てみたい!

時折現れる小池や水辺の風景も、思わず立ち止まってしまいなかなか進めません。

プレイマウンテン
登ろうかと思ったけれど、冷静に考えたらけっこうハードだと気づき断念。
頂上にいる、豆粒のような人の小ささから考えると規模がわかります。
高さ30m。古代ピラミッドのような階段。

テトラマウンド、ミュージックシェル
直径2mのステンレス柱と芝生をコラボレートさせたダイナミックな造形、テトラマウンド。
光の当たり具合で表情が変わります。

この日はガラスのピラミッドでAPECの会合があり、公園内は厳重警備体制でした。
警備員さんたちがものものしいムードで闊歩。でもちょっと丘の上でたわむれてました。

イサム・ノグチの作品としては、インテリアデザインがもっとも有名でしょうか。
<ノグチ・テーブル>は見たことがあるのではないかと思います。
<AKARI>という提灯も、代表作品のひとつ。
近代的なのに、あたたかくて芯がある。懐かしさが込み上げるようなやさしい照明です。
その名称が<AKARI>だと知ったとき、なんてセンスと愛のある人なんだろう、と思いました。
イサム・ノグチの言葉。
「明かりと言う言葉は太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味からこの言葉ができ、
漢字の文字も日(太陽)と月とで出来ている。
今日あまりにも生活が近代化し機械化した現代人にとって、自然光に近い照明は憧れに近いものがあり、
和紙を透かしてくる明かりには、ほどよく光を分散させ部屋全体に柔らかい光を流してくれる。
<AKARI>は光そのものが彫刻であり、影のない彫刻をねらった作品である」
イサム・ノグチはいつも孤独感のようなものを抱えていて、
近い未来に孤独で空虚な時代がやってくることを見据えていたのかもしれません。
そして、そんな人々が集い、癒され、希望を見出す空間を創造することを自分のミッションとして、
果敢に挑戦し続けた人なのだと思うのです。
モエレ沼公園は彼の作品のひとつでありながら、彼自身の世界や理念を象徴するものではなく、
セオリーなどとはもっともっと次元の違うところで創造されていて、
一歩引いたところで、大切な問いをそっと投げかけてくれている気がします。
決して押し付けがましくなく、まるではじめからそこにあったようにナチュラルに。だから居心地がいい。
その世界に触れるたびに感じるそんな問いと、包み込むような存在感に、心打たれました。
***北海道旅行2010〜千歳マラソン篇〜へ続く***
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/06/08/23:31
北海道旅行2010〜観光篇〜
「北海道旅行記をアップしてね。とくにモエレ沼公園!」とリクエストがあったので、がっちりレビューします。
※デジカメを新調したてで操作が分からず、日付入りの画像になっちゃいました。がーん。
さて、まずは観光篇。
北海道には何度も行ったことがあるもの、ベタな札幌市内観光をしたことがないことに気づきました。
なので、とりあえずレンタカーで札幌へGO!


札幌に到着したら、ひとまず二条市場で腹ごしらえ(笑)
スペシャル丼(ウニ→サーモンバージョン)、鮭の三平汁。
札幌のシンボル、テレビ塔。


展望台からの大通り公園、フツーに見入っちゃいました。
下から見るのとは違う景色が新鮮。視点が変わるっておもしろい。

テレビ塔の非公式キャラクター、大人気のテレビ父さん。非公式をウリにしてます(笑)
職業:テレビ塔、趣味:温泉と仕事、大切なもの:家族、好きな言葉:一期一会。フツーのいいお父さんじゃん。
それに対してお母さんは“なにかと暴走気味”なんですね。ゆるキャラにはつい目が行ってしまいます。
大通り公園


なんてすばらしいスポットなのでしょう。
家族やお友達とピクニックをしていたり、若い男性がベンチに座って読書をしていたり、
ご老人がてくてくお散歩をしていたり、子供が駆け回っていたり。
それぞれが自由な時間を過ごせる、市民の憩い場なのですね。
札幌に住んでいたら毎週末来てしまいそうです。お弁当を持ってきて読書したい。
札幌時計台
みなさん口を揃えて「思ってたより小さい」と言いますが・・・本当に小さいんですね。
まあ、この時計台の価値は大きさではないのでよいのですが。
この小ささも凝縮されたかっこよさみたいなものを感じて、見ているうちに愛着がわいてきました。
ライラックがとってもいい香り。
「あんた、今いいところで撮影したね。そこが真のベストポジションだよ!」と突然地元のおじさんに褒められました。
「みんなあの撮影台で撮るんだけどね。ここで撮るとはお目が高い。
どれ、一緒に撮ってあげよう」と写真まで撮ってくれました。
でも、この後モエレ沼公園へ行くことを告げると
「あんなとこ何もないよー。それに早く行ったほうがいいよ」と急にクールになってさみしかったです(笑)
ベタな観光をいくつかしたところで、大本命のモエレ沼公園へ。
モエレ沼公園のレビューは北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜をどうぞ。
ベタな観光スポット4
羊ヶ丘展望台

もちろん、こんなベタなこともしてきました(笑)

意外と楽しかった<札幌雪祭り記念館>。へたれた雪だるまと羊のぬいぐるみが歓迎してくれます。
過去の資料や歴代の広告物やグッズが所狭しと展示されていて、雪祭りの歴史がざざっと分かります。

一度行ってみたいと思いつつ、未経験の札幌雪祭り。お城も登場してますよね。
写真の熊本城、松本城、姫路城のほか、安土城、犬山城、高知城、二条城なんかもかつて彫刻されたはずです。
2006年はポスターにもなっていたのですね。これは名古屋城でしょうかね?

口蹄疫問題で羊さんはたちは全員避難しているとのこと。一匹もいなかった・・。さみしいー。
右の写真、遠くに見えるのは札幌ドーム。
札幌ドームはスタイリッシュでステキですね。そして大きい!
車で横を通ったときは、その存在感に大興奮でした。

「羊さんに会えなかった〜」とちょっぴり悲しくなりながらも、15分後には羊肉を食らう(笑)
私たちが訪れたのは、<ツキサップじんぎすかんクラブ>。
北海道のジンギスカンは地方によってタレの先ダレと後ダレがあるのですね。
松尾ジンギスカンなどは先ダレで、いわゆる肉があらかじめタレにつけてあるスタイル。
これはそもそも羊肉の臭みを消すためなのだとか。
それに対して、焼いた肉をタレにつけて食べるスタイルが、札幌生まれの後ダレ。
<ツキサップじんぎすかんクラブ>は、後ダレスタイル発祥のお店。
ラムではなく、よりコクのある生のマトンを使用しています。
臭みゼロ!やわらかい!肉厚!シチュエーションもいいし、なかなかヒットでした。
帰り道はドライバーを交代してもらうことにして、
心おきなくサッポロクラシックで乾杯!うまし!
生肉以降の写真がないのは、ここで充電が切れたからです。ごめんなさい。
窓の向こうに見える夕日がものすごーくキレイでした。
食後は温泉へ立ち寄り、1日歩きまわった足の疲れをリセット。
千歳の方は靴箱に鍵をかけないという事実を突き止め、この日は終了。
さて、明日はJAL千歳国際マラソンです。
***北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜へ続く***
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/06/07/23:57
北海道へ行ってきます
今週末は北海道へ行ってきます。
お城めぐりではなく、マラソン大会です。
(城メグリストの趣味のひとつです、一応)
北海道の大地を駆け抜けるなんて、心踊ります。
東京マラソン直後はものすごいやる気になっていて
「またフルマラソン走ったるぜー!」と張り切っていましたが、
心と体に問い合わせ、おとなしく10キロの部に出場することに。
「10キロなら二日酔いでも走れるぜー!」ということで、
気持ちは一変、完全に観光モードです。
海鮮、温泉、じんぎすかーん!!
念願のモエレ沼公園も行ってきます。
出場するのは第30回千歳JAL国際マラソン。
ゴール後はホクホクの<インカのめざめ(じゃがいも)>が待っております。
(基本的に“美味しいおふるまい”がある大会しか出ません!)
では、行ってまいります。
みなさまもよい週末を。
城メグリスト
- ランニング l
- 10/06/04/23:04
編集というおしごと
城メグリストのプロフィールに“編集者、ライター”と追加しました。
これまで、自分の職業は極力言わないでやり過ごしてきました。
なんかこう「私、編集者です」ってなんかねぇ、という思いがあり。
というか、ひと言でいうと
《仕事の内容を説明するのが難しいし、めんどうくさい》のです(笑)
編集者の仕事ってものすごーく定義の幅が広くて曖昧だし(・・・と言い訳をしてみる)。
なんだかバブリーなイメージを持たれている面がある気も(笑)。
「キラキラした世界で、毎日楽しそう!」と思われがちですが、どちらかというと裏方です(楽しいけど)。
編集に限らず、華やかに見えがちなお仕事ほど、意外と地味〜なものですよね。
私はここ数年はレアな環境でゆったりペースの編集者をしていますが、
体を壊してやめてしまう人が多いのがツラいところ。今もなお、周囲には心配な人が…。
ただ、私くらいの年齢で編集者を続けている人は
ほぼ全員この仕事が好きでたまらないのと思うので、
そういう職業であることは、誇らしいことだと思います。
このところ<当たり前のことを説明する難しさ>を考えることが多いので
自分のことを話すのも大切だなあ、と感じて、ちょっぴり意識改革中です。
最近、撮影現場を見られる機会が立て続けにあったのですが、かなり新鮮な世界なのだそうです。
編集者の話を聞きたい人ってたくさんいるんだな、と驚いたりもしましたし。
物事をクリエイトする瞬間を見ることは、誰にとってもワクワクなことなのかもしれませんね。
なので、お仕事のことも言える範囲で少しずつご紹介してみようと思います。
・・・気が向いたら(笑)
城メグリスト
- お仕事のこと l
- 10/06/02/01:56
どうでもいい感じのパーマ
神宮前の美容室、A10+αにお世話になってます。
担当Jさんはアーティスティックでおもしろい。
プロ意識が高くて、いい意味でストイック。
いつも次回の方向性まで提示してくれます。
で、先週末も次回の私のヘアスタイルを提案してくれましたが・・・
「私どうでもいいし~、みたいなパーマをかけよう」と言われました。
どんなパーマだ(笑)!!
来月あたり、
私は“どうでもいい感をヘアスタイルから醸しだす人”になっている予定です。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/06/01/02:48
想い出は情報か、記憶か。
お城とはま〜ったく関係ない、観劇のお話。
最近観た中でヒットだった、劇団イキウメ【プランクトンの踊り場】。
作・演出の前川知大さんに魅せられて、5作目。
前川さんの世界は、シュールさの中にきちんと人間が描かれていて好きです。
舞台は、思い込みが現実の物事を生み出してしまう、不思議な空間。
その場所で邪念なく思い込むと、ドッペルゲンガーのように人すら現れる。
思い込みとは“情報”なのか、“記憶”なのか、というテーマで進んでいきます。
たとえば、「この人はこういう人だ」という思い込みは
自分の情報がつくったものなのか、記憶がつくったものなのか?
情報も記憶も同じ“事実”ではあるけれど、
記憶がどんどん増えると、つじつまが合わなくなってくる。
そこが、情報と記憶の違い。
データ(情報)の入ったCD-Rは捨てることができるけれど、
記憶が重ねた“生”あるものは、ポイっと捨てることはできないのです。
だけれど、記憶は捨てることはできなくても、忘れることができる。
「忘れることは人間の重要な能力」なのだそうだ。そうかも。
忘れたくないことがたくさんあるのに、忘れていくのはさみしいけれど、
忘れるから先に進めるのだし、忘れるために人はアクションするのかもしれません。
記憶は、ターンオーバーのように当たり前にサイクルしているもので、
記憶というタンクの容量、データベースに入れられる内容は決まっていて、
忘れていいこと、忘れたほうがいいことを
ちゃんとセレクトしてくれているのかも、とも思いました。
では、想い出も記憶なのでしょうか?
情報とも記憶とも違う、もっと温度があるものだと思うのだけれど。
記憶は脳で覚えるもので、思い出は心で覚えるものなのかもしれません。
イキウメはとても好きな劇団。
パラレルワールドの話なのにスッと入っていけるのは、前川さんの演出力なのでしょうか。
笑いの要素もちゃんとあって、テンポもいいから肩がこらないし
イキウメン(俳優さんたち)も実力派揃いでハイクオリティ。
なんというか、小劇団ならではの贅沢シンプルの結集です。
ストーリーがしっかりしているので、演劇ビギナーの方もきっと飽きずに観れますよ。
おすすめです。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/05/30/02:35
なかだえりさん【蔵展11】
「イラストがかわいい!」と大好評の城メグリストのサイト。
そのイラストを描いてくださった、なかだえりさんの個展【蔵展11】が開催中です。
なかださんはイラストのほか、コラムの連載など執筆業、
さらにはなんと建築までこなす、マルチな才能の持ち主!しかも美人さんです。
会場は蔵、だから【蔵展】。
私の地元、北千住で築190年の蔵をアトリエにしているんです。(この蔵がまたステキ♪)
地元を気に入って愛してくれるのはうれしいです。
やさしいタッチの水彩画で表現されたなかださんの世界は
ノスタルジックであったかくて、とても好きです。
イラストを描いてもらった上に、
ずうずうしくも、入口に城メグリストのカードまで置かせていただいてます。
なかださま、ありがとうございます(涙)
トップページの城メグリスト(お城かぶってる子)については
「お城、盛りすぎちゃってごめんね〜」とのコメントでした。
うん、たしかに想像していたより首に負担がかかっていたけれど、
こんなに立派なお城をかぶれるなんて本望。うれしい!
「お城のカブリモノしたい〜」とリクエストすることに夢中で
「嘘でもいいから実物より美人に描いて」というのを忘れました。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/05/26/22:05
城メグ日記、はじめました
はじめまして、城メグリストです。
OPENして早2週間、こうちゃく状態が続いていた城メグリストのサイト。
気づけばもはや、動いているのはお城をかぶった子だけに(笑)
ということで、とりあえず日記を書きはじめることにしました。
裏では微動してるんですよ。
さて、この<城メグ日記>はその名の通りダイアリー。
感じたことや考えたことなど、ゆるゆると綴っていきたいと思います。
だって、城メグリストも人間だもの。
お城のおはなしばかりでは肩もこりますしね。
息抜き程度に立ち寄っていただけたらうれしいです。
このページもどんどん様変わりしていきます(たぶん)。
どうぞ末永くかわいがってくださいませ。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/05/25/23:20
































