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名古屋城(愛知)

最新登城日:2007年10月27日

金のシャチホコで有名な、名古屋城。

今でこそ鉄コン天守ですが、消失したのは昭和に入ってから。
第二次世界大戦までは、天守も本丸御殿も正門も現存していました。
江戸時代を行き抜いたのに、もったいない!!ちなみに金のシャチホコも第二次世界対戦の空襲で消失しています。


3つの櫓と3つの門だけがかろうじて残っていて、重要文化財に指定されています。

 

   天守内は資料館。
   ジオラマはなかなか見応えありです。
   今はなき内部がどんなふうになっていたか、よくわかります。

 

 

 

 

2010年は名古屋城開府年。名古屋城はおおいに盛り上がっていますね。
その記念事業として、本丸御殿の復元事業が進められています。
この復元は、なかなか意義があることだと思います。

というのも、名古屋城の本丸御殿はかつての国宝。
京都の二条城の二の丸御殿と平行して、
江戸初期の最先端の技術や芸術を競うように駆使した最高傑作だからです。
障壁画は、日本画史上最大の画派である狩野派。狩野探幽の作品も含まれます。

第二次世界大戦のとき、大切な文化財を守ろうと、襖や障壁画も疎開をしたのだそうですよ。
外せるところは外して、避難させたそうです。
混乱の中、そんな事実があったことに感謝。

 


ちょうど東南隅櫓が公開中でした。


左/清正石。
「こんなデカい石を運ぶなんて、さすがあの加藤清正だぜ!」ってことでついた名前ですが、
このエリアは黒田長政の担当。なのでただの伝説だった・・・というオチ。

右/普請中の清正、清正の石曵きの像。
こんなふうに石の上に乗っかって、かけ声をかけながら、
たくさんの人が力を合わせて石を運びました。
・・・コントにしか見えない(笑)

天下普請(江戸幕府が全国の諸大名を集めて建設させること)は、
諸大名にとっては、手配力、企画力、家臣を束ねる統率力など、自分の能力をアピールする場でもあります。
功績を残そうと、こぞって大きな石を運んだり、目立つ工夫をしたそうな。
現在いちばん大きいのは、大坂城の蛸石。これも天下普請の痕跡です。

石垣の中に、記号のような刻印がたくさん残っているので、探してみるとおもしろい。
これは、自分の担当の石を分別するための<目じるし>です。

 

名古屋城はとても地元に愛されているお城ですね。
名古屋の方は地元愛が強い気がします。
名古屋城の知名度がなぜか高いのも、地元愛のおかげかもしれません。