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萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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四国城めぐり&島めぐり-4

2010年10月の旅、3日目のフォトギャラリーです。お城については、改めて<城ある記>でアツく語ります!

 

  

けっこう栄えている高松駅から徒歩5分。松城は、現在玉藻公園として整備されています。
ビジネスで高松に来た方なんかは気づかないのかもしれませんが(城好き以外気づかない?)、
駅近ながら、特長あるお城なので、立ち寄ってもらいたいお城です。
まず、琴電高松築港駅のホームに城がめり込んでいて、驚愕しました。
通勤の方がフツーに列をなしていることにも…

 

  
   
   

こんなに駅近に当たり前のようにあるお城ですが、日本三大水城のひとつなのです。
瀬戸内海の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んだお城、つまり海に浮かんだお城、というイメージです。
天守閣は石垣の治療中。無事、元気になってほしいものです。

 

  
  

駅近のお城というと、復元された歴史的価値の低いものが多いですが、
高松城の月見櫓・水手御門・渡櫓はなかなかの建造物で、重要文化財にしていされています。
かつては水手御門まで海水が引き込み、船でつけていたのですね。
・・・というか、ドシャ降りで城内も浸水してますが…こんな日に来るのは私だけ。独占できました。

 

   
 

あんまりこういうことは書きたくないですが…月見櫓内の落書きの多さとレベルの低さにはドン引きでした。
私の城めぐり人生の中で、ワースト2位のがっかり度です。
ずーーと見ていたら、係の方が特別に石落としを開けてくださいましたが(ありがとうございました)
こうしてお城を守り語り継ぐ方もいる一方で…ただただ残念です。

 
  
  
ここで、通りすがりの父子の写真を撮ってあげたのですが、
記念写真を撮りたいお父さんに対して、小学2年生くらいの男の子は気乗りしなかったのか
めちゃめちゃふざけた顔をしていて、シャッターチャンスが難しかったです。
なんだか試されているみたいでおもしろかったです。
 
 
   
とくにウリにもしていないっぽい陳列館、なにげに見ごたえありました。年表も充実。
水城がなんたるかも、ジオラマを見るとわかりますね。
 
 
  
高松城そばの小学校の壁画。オリーブ(小豆島名産)がうどんの刻みネギに・・・!
 
 
 
*四国城めぐり&島めぐり-5 に続く
 
 
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