第18回全国山城サミット in浜松
【第18回全国山城サミット連絡協議会 浜松大会】に行ってきました。
サブタイトルは<徳川・武田争奪の城郭群を生かしたまちづくり>。
前日の日記で述べた通り、静岡には移り変わりと変化の激しいすばらしい城があふれています。
内容はざっと、
・小和田哲男先生の基調講演「徳川・武田の抗争と遠州の山城」
・加盟自治体による全国の山城紹介など
・シンポジウム
浜松市文化財課「二俣城・鳥羽山城における近年の調査成果について」
中井均先生「徳川・武田・今川が競った城郭郡を活かしたまちづくり」
加藤理文先生「高根城の復元整備とまちおこし」
辰巳均さん「国民文化祭・城跡フェスティバルの経験」
・パネルディスカッション
と、それはそれはもう、興味のつきない学び多き1日でした。
城の専門的な話に食い入るように聞き入ったのはもちろんなのですが、
行政向けの<文化財を生かしたまちづくり>の議論に思いのほか聞き入ってしまいました。
人間ひとりひとりが《財を持つひとつの社会・企業である》と考えるならば、
地域活性化のファクターには共通事項が隠されている。
いかに効率よく仕事をまわし、人生を豊かにしていくかのヒントが。
それにしても、知識や経験を増やすことも必要ですが、人の話を聞き考えることも大切ですね。
背中をバシーンと叩かれた気分でした。
城メグリスト