二条城展&シンポジウム&講座
江戸東京博物館で開催中の二条城展。
今日はシンポジウムに行ってきました。
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二条城展シンポジウム ―京都・徳川・二条城
9月17日(月・祝)13:00~16:00
パネラー:小沢朝江(東海大学教授)田中暁龍(桜美林大学准教授)松島仁(国華社編集員)
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3人の先生がわりとフランクに話してくださり、よかったです。
(内容が浅いということでは決してなく、プレゼンの精度という意味です)
とくに小沢先生!
内容もさることながら、トークのテンポのよさと言葉の使い方が絶妙で、すっかり魅了されてしまいました。
こういう先生なら、難しい学問も楽しくなりそうです。
最近はお話するお仕事も増えてきたので、そのあたりもとても勉強になりました。
そして城郭を建築学から解くのはおもしろい。
今回の展覧会はイベントが充実していて、先日先駆けて3つの講座も聴講してきました。
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えどはくカルチャー 二条城展関連講座
8月10日(金) ①二条城の構造を考える
講師 齋藤慎一 (学芸員)
8月24日(金) ②二条城障壁画の謎
講師 松本直子 (元離宮二条城事務所 学芸員)
9月7日(金) ③「京(みやこ)の城」、二条城
講師 中谷至宏 (元離宮二条城事務所担当係長・学芸員)
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今さらレビューは書きませんが、知れば知るほど二条城は“重要な”城ですね。
近年の江戸ブームに少なからず関連していきますから
せめてどこに価値があるのかという概略くらいは浸透していってほしいところです。
京都という恵まれた立地ですし。
私はもう少し、城郭の構造や建築的なことを学んでみたいな、と思いました。
障壁画も惹かれますが、美術的な部分だと彫刻も気になります。
さて、二条城展。
唐門の欄間彫刻がこれほど間近で見られるのは、
私の世代であればギリギリあと1回あるかないかです。
個人的には釘隠に釘付け。
大広間と黒書院の障壁画の違いはとてもおもしろいものですが、釘隠も同じ。
派手と格式は違う。いかにも日本の美意識らしくて好きなのです。