文化財石垣保存技術協議会の現地研修
文化財石垣保存技術協議会という団体に所属していて、
被災した東北2城(二本松城&白河小峰城)で現地研修してきました。
土木業者、石職人、教育委員会の方などがそれぞれの見解を述べ談義。
同じ対象でも、視点が違うと世界が広がっておもしろいですね。
被害がない部分の石垣も、城郭研究とは別の観点からみると
ウィークポイントや偶然の産物が出てくるもので、おもしろいお話がたくさん聞けました。
なによりも強固な石垣の条件やしくみを知れたのは収穫でした。
難しかったですがプロの意見を聞け、とても勉強になりました。
小峰城はようやく崩壊した石材が撤去され、こんなにキレイになりました。
崩壊によって解明が必要になったこともあるそうで、
どう修復すべきなのかも含め調査しつつ検討していくそうです。
長い道のりと思いますが、新しい小峰城の未来に期待しております。
(文化財課の鈴木さま、帰りはお世話になりました!)
文化財について私なりに何らかの形で書けたらいいなあ、と思ったりしたのでした。
ちなみにヘルメットをかぶっているだけで、
ドラミちゃんになりきっているわけではありませんよー!