群馬の名城めぐり
岩櫃城の見学会に先立ち、前乗りして群馬の城へ。
足利氏館(&足利学校)、太田金山城、箕輪城という有名どころを久々にじっくり見てきました。
太田金山城は戦国期に関東にも石垣の城があった、という定説を覆した城として知られますけれど、
別に金山城に限ったことではないですよね。
石材も豊富だし、しかも高さも同時期の石積みレベルじゃない。
素晴らしすぎるよ、箕輪城!
関東らしいダイナミックな土塁と、石積みの見事なコラボレーション!!
そして、私はやっぱり後北条氏の城が好きなんだな。
ただテクニカルなだけでなく、パズルのように精巧で技巧的。
大胆な技術にしても、真髄をわかって取り入れているような深みと緻密さを感じます。
それでいて、小さくまとまらないところがぐっとくる。
たとえば玄蕃尾城とは違うテクニカルさなんですよね。
ちょっと後北条氏の城を勉強したいなと思っています。
もちろん研究というほどのレベルではないですが、
関東出身ながらなんとなく後回しになっていたりするので、しばらく関東の城に注力しようかと。
書けたらいいですけどね。
歴史や地理もディープに知ると、ますます後北条氏の城の虜になってしまいそうです。
我ながら変態だと思った1枚。愛しいよ。
群馬は石碑が異常に多い。
なんか建てるのが好きなんでしょうか(笑)
あまり石碑は撮影しない私も、思わずちゃんと撮ってしまったよ。
案内板も石製。耐久性を考えたら効率的な初期投資か?