城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

●詳しいプロフィールはこちら

城メグリストのサイト

城メグリスト

●お仕事実績はこちら

アーカイブ


湖北センゴクセミナー2013

  -1

湖北センゴクセミナー2013
第4講 伏見城「秀吉・家康に愛された城」講師 滋賀県立大学 中井均氏 へ行ってきました。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE

中井先生にお会いした時、近代以降初となる発掘調査のことをちらりと伺っていて、
ぜひじっくり聞いてみたかったのです。
2時間ほど、資料をもとにじっくり聴講。

桃山陵墓地になってしまった、という後世の理由で封印されてきた、
閉店したままの地下2階のバーのようにミステリアスな伏見城。
世の中には眠っている城がごまんとあるわけですが、
中でも伏見城は歴史的にも遺構としても重要。
だって、秀吉の居城、家康の政庁的城として
織豊期から近世への転換期に、しかも幾度も変遷を遂げているわけですし。
構造や築城術の変化のお話ももちろん初見で興味深かったのですが、
やはり伏見城の存在論みたいなところがおもしろかったです。
中井先生は「伏見幕府の城」と定義しておられて。

11月には中井先生の解説のもと、現地研修があるので楽しみです。

講演後は、中井先生と少し城談義。
次に先生にお会いしたら、倭城の話をしたく…
伏見城と関係ないお話をしてしまって、一緒にいた方、すみません。

伊吹山文化資料館館長の谷口さんが今日もすてきでした。
今日もお世話になりました。いつもありがとうございます!