「軍師官兵衛」放送開始
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」がはじまりましたね。
けっこうおもしろいんじゃないでしょうか。
やっぱり戦国時代はドラマとして盛り上がりますね。
絵的に華やかですし、出来事も人物もリアルすぎず、視聴者としてはロマンを感じるんでしょう。
(私は「八重の桜」もおもしろかったと思いますが、歴史好きではない人にはイマイチだったようです…)
個人的には、姫路城や小田原城が、きちんと戦国時代の城風になっていて驚きました。
官兵衛時代の姫路城があんなに大規模で立派だったのかはちとギモンですが、
そういう忠実さはさておき、いわゆる天守のない中世の城が描かれていて、ほほうと思いました。
これって、城の理解度や認識が変わってきている証拠なんでしょうね。
制作者側も、視聴者側も。
これまでは、城のシーンというと、なんとなく撮影しやすそうな城で撮っていたと思うんです。
(だから、城=天守、というビジュアルイメージがインプットされているわけです)
少なくとも、昨年見たテレ朝のドラマでは、
彦根城天秤櫓下の堀切から、濃姫が信長に輿入れしたりしていましたから。。。
なので、現在の姫路城内でなんとなく撮影していない今日の姫路城のシーンは、
ちょっと感心というか、城郭ライターとしては思うところがありました。
これからは、城の常識みたいなものが少し変化してくるかもしれません。
ちなみに、官兵衛時代の姫路城の姿はナゾ。
この数年後に秀吉が大改築するわけですが、秀吉時代の姫路城も、全貌はナゾです。
ただ、現在の本丸・二の丸エリア程度とされるので、
官兵衛時代は砦程度だったのでは、と個人的には思います。
冒頭の登場シーンは、今をときめく雲海の城・竹田城でしたね(CGでいろいろたしてました)。
竹田城を石垣山城に見立てるという発想ー!!!くぅー、やるな、NHK(笑)!
小田原城は鉢形城でしょうか?あれはちと不思議だったな。