日本城郭協会公益財団法人発足記念「信長の城」シンポジウム
日本城郭協会公益財団法人発足記念「信長の城」シンポジウム、
出演させていただきました。
あいにくの荒天にも関わらず、300名様のご来場が!
さほどアナウンスが早かったわけでもないようでしたが、それでもこの数。
お城への関心の高さが感じられました。
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<第1部>
◎トークショー「信長・秀吉の城を歩こう」
千田嘉博(奈良大学文学部教授)×春風亭昇太(落語家)×萩原さちこ(城郭ライター)
<第2部>
◎基調講演「信長の城」
千田嘉博(奈良大学教授)
◎パネルディスカッション「信長・秀吉・家康の城」
小和田哲男(静岡大学名誉教授)/千田嘉博(奈良大学文学部教授)
/小島道裕(国立歴史民俗博物館教授)/萩原さちこ(城郭ライター)
司会:横山太一(朝日放送アナウンサー)
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城好き、歴史好きな方なら説明不要ですが、
この方々と壇上に上がるなど、私には100万年早いことです。
公開処刑になるのではないかと本気で考えていましたが、
前日に千田先生を含めお打ち合わせをした瞬間から楽しくなりました(笑)
千田先生をはじめ、出演者のみなさんのお心遣いと人柄に助けられました。
いろんな意味で個人的には反省と課題しか思い浮かびませんが、
会場はおおいに盛り上がり、満足度とクオリティの高い貴重なイベントになったと思います。
小和田先生、小島先生、千田先生、昇太師匠をはじめ
日本城郭協会のみなさま、大勢のスタッフのみなさま、
とても有意義で貴重な経験をさせていただきました。
実りある、楽しい1日でした。ありがとうございました。
写真は、楽屋にて千田先生&昇太師匠と。
私のスマホ、ブレブレなんです。がーん。
小島先生に撮らせるという図々しさ。。
笑顔で撮ってくださる小島先生、とてもステキな方でした。
シンポ中の写真をいただきました。
会場内は撮影禁止だったそうですので、何枚か載せさせていただきますね。
ところで、春風亭昇太師匠と一緒にお仕事をした感想を。
(師匠にとってはお仕事とはいえない内容かもしれませんが)
話のプロの技術というものを勉強させていただきました。
豊富なボキャブラリー、構成力などはもちろん大前提として、
人を引き込む話というのは言葉選びだけでなく、
絶妙な間とテンポ、そして空気をつくることが大切なんだなあ、と感じました。
ただおもしろいことをおもしろおかしく話せばいいのではなくて、
聞き手も相手も含めた“場”をふわっと取りこんでいけるかなんだなあ、と。
会話の組み立て方とまわし方、空気のつくり方、間の取り方などが格段に違って、
プロのトーク力を目の当たりにした気がしました。
なにより、隣にいる私が緊張しない空気がつくられているのに驚きました。
相手も含めて、聴衆の誰もがリラックスして楽しむ空気が整っているから、
聞いているだけでも会話に参加できて楽しいんですね。
ああ、これが盛り上がるトークだし、人を楽しませるトークなんだな、と思いました。
とても気さくでフレンドリーな方。ファンが多いのも納得です。
もちろん、小和田先生、小島先生、千田先生にも
さすがはプロだと感じさせれらるばかりでした。
私も人前でお話する機会をいただくようになり、
「話すのが苦手だから書いているんだよ!」と逆ギレできなくなってきました(笑)
読む楽しみと聞く楽しみは違うわけで、
書くことと話すことの表現方法も違うのだなあと学ぶ日々。
それは難しいことでもありますが、楽しいことでもあるなあと思う今日この頃です。
日々是精進。