城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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岐阜県関市で山城講演会

岐阜県関市で、戦国の山城についての講演会をさせていただきました。

あまり告知していなかったようなのですが、
壇上から見る限りほぼ満席で、しかもみなさん熱心に聞いてくださりありがたかったです。
ありがとうございました。
城や地域の歴史への、関心が高いこと!
この地域は、戦国時代が身近だなと思います。

大洞城と小野城は再訪したいし、近隣の城ももっと歩きたいです。
加治田城に行きたい。

講演後に立ち寄っていただいた、
岐阜県博物館の企画展「岐阜の城館探訪」がなかなかおもしろかったです。

こんなふうに、城が機能した年代や城主の地位など指標となるものと対比して遺物を展示してもらえると、
「なぜこの城から出てあの城からは出ないのか」
「この時代においてはどんな価値があったのか」
と具体的に疑問がわいてくるし、
それを通して年代、地位、趣向、流行、などなど、人の営みや時間の動き、社会背景が見えてくる。
遺物に体温が感じられる。切り口大事。
遺物が、栄華と没落を語ることもあるんだねえ。。

写真は加納城、織部。
戸田氏の代になると、肥前の磁器になる。
地元のもの使ったげて、と思いました(笑)

帰りしな、夕陽に浮かび上がる岐阜城がそれはきれいでした。