姫路東高等学校で
姫路城中曲輪にある兵庫県立姫路東高等学校で、
1年生280名のみなさんに姫路城のお話をさせていただきました。
この手の社会学習は爆発的に反響・反応があるものではないし、
地域や歴史の類って、大人になってはじめて腑に落ちる世界でもあると思う。
でも、だからこそ見聞の機会をつくることに意義があるはず。
いつか数十年後に
「そういえば学校行事で聞かされたな、ということはすごいものなのかな」とか、
ふと思い出してくれたら、それが架け橋になってくれたら。
そんな思いを込めました。
時間が許す限り地道に続けたい。
でも、思ってたより食いついて聞いてくれた生徒さん多かったな。
うれしかったし、食いつくポイントがみんな違うんだな、とか壇上から見ていて勉強になりました。
高校時代なんてすべてがキラキラで
(今はそうじゃなくても未来は広がってるよ)、
やりたいことも見たいものもたくさんあると思うけど、
たまには校舎の窓から姫路城を見上げてね。
ここから友達と見上げる姫路城の天守も、今だけの景色だよ。
そうそう、史跡範囲につき校舎を改装できないのだそうで!
いつかその理由も含めて古い校舎を宝物に思えるといいですね、
と、校長先生とお話ししました。