城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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フランス/フィリップオギューストの城壁

パリでいちばん感動した、フィリップオギューストの城壁。
フィリップ2世が十字軍遠征時にパリを守るべく、12世紀(!)に囲んだ全長540メートルの城壁。…の断片。

 

 

 

 

「中世のパリは本当に、シテ島を中心にした小さな城塞都市だったんだなあ!」と。
城壁の東西端に建てられた城塞のうち、西端がルーブル城塞(後のルーブル宮殿、現在のルーブル美術館)。
つまりルーブルが中世パリの西端なんですね。
中世の残り香、たまりません。

 

 

高さは10メートルくらいかなあ。
60メートル毎に高さ15メートル3階建てのの棟が77本、右岸に6、左岸に5の門が置かれていたらしい。

ここに限らず、文化財の残存度(保存・修復度)が高いなあと思いました。
あと、パリの都市構造を見ていると江戸城下町のすごさがわかる。笑

 

ルーブル、ヴェルサイユももちろん堪能。
いろいろ行きたいところがあったんだけど、とくにパリの美術館は行ききれないですねー