城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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新刊【パリで見つけた小田原城】 こぼれ話4 /フィリップ・オーギュストの城壁とルーヴル城塞 ①

新刊【パリで見つけた小田原城】 こぼれ話4です

終わったと思われたこのシリーズ。
まだ残ってるので年内投稿します〜

🇫🇷2章(フランス編)-5 フィリップ・オーギュストの城壁とルーヴル城塞 ①🇫🇷

ヴォーバン(五稜郭みたいなカクカク稜堡式を完成させた人)の
国境の要塞都市や城塞、城塞都市、二重横堀のある中世の城あたりが個人的にはアツいんですが、
大人の事情でタイトルには「一般的に知名度の高いパワーワードパリ」「小田原城」が採用に。笑
(二条城と五稜郭は小田原城に惨敗することを知りました)

こちらが「小田原城の総構みたいー!」と思った、パリにある「フィリップ・オーギュストの城壁」。
厳密には小田原城の総構とはちょっと違うんですが、都市を囲んで守るという発想は同じですね。
12世紀、十字軍遠征に向かう前のフィリップ2世がパリを守るためにつくったもの。
城壁のラインの西端にあったのがルーヴル城塞(後のルーヴル宮殿、現在のルーブル美術館)です。

都市構造は違うけど、江戸城と城下町のように、
パリの発展史はルーブルをを通してみるとおもしろいと思います!

 

🏯小見出しリスト
・市街地化された城下町で何を見ているのか
・パリに小田原城の「総構」
・パリの語源、 シテ島の由来
・尊厳王が構築した防御壁
・住宅地や公園に中世の城壁!
・フランスの遺跡保護への意識
・城塞から宮殿、そして美術館に
・人生の余白に色を塗る
・美食のパリはブイヨンとロゼ
・フレンチフライは正義