城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

●詳しいプロフィールはこちら

城メグリストのサイト

城メグリスト

●お仕事実績はこちら

アーカイブ


北海道開拓の村

北海道開拓の村。
午後から別件のおしごとだったので駆け足でしたが、なかなか楽しめました☺︎⁡

 

     

一昨日のピリカコタンに引き続きゴールデンカムイファンにはたまらない世だったし、
こんなに明治・大正時代の建物をたくさん見られる場所もなかなかないよな、と静かに興奮。
明治・大正時代の建物や家具は、つくりもデザインもムダがなくていいですね。
私のような低身長民には生活しやすそうです。笑

おもしろかったのは、横山松三郎と石のこと!

広瀬写真館の片隅に、明治4年の「旧江戸城写真帖」を撮影した横山松三郎さんのことが書かれていて。
松前藩の場所請負人制下の元支配人…なのは朧げな記憶があったんだけど、
安政7年に箱館のロシア領事館で写真術を学んだのが写真家としてのはじまりらしい。
で、文久元年に箱館で洋画法と写真術を学び、明治3年に日本初の立体写真鏡作製に至る、と。
木津幸吉らが福山城(松前城)の撮影をするのが慶応3年、
榎本武揚や土方歳三が函館で撮影するのが明治2年。
なかなか先駆的な人だったんですね。

松三郎さん、開城後の江戸城を撮影してくれてありがとう!
江戸に来てくれてありがとうー!

 

事務所や倉庫の壁には札幌軟石(溶結凝灰岩)、
礎石や石垣に札幌硬石(デイサイト)を使い分けるているよう。
金持ち酒蔵の主屋の基礎には、越前の笏谷石!
今回のテーマ・交易にも通じて興味深かったです。
驚いたのは、酒蔵の土蔵に大谷石が用いられていたこと!
ちょっと聞いたところ意外と深いお話でした。