【WORK】歴史読本連載 第6回「鳥取城攻めの秀吉本陣 太閤ヶ平」
月刊『歴史読本』の連載
「城メグリスト 萩原さちこのこだわり城郭探訪」、
第6回は「鳥取城攻めの秀吉本陣 太閤ヶ平」です。
信長にはじまる陣城の活用、
秀吉の鳥取城攻めの経緯と三重の包囲網、一時的な陣城とは思えない太閤ヶ平の構造と遺構、
太閤ヶ平の存在意義の考察まで。
3月の信長の城シンポジウムでも少しお話した太閤ヶ平、
1日がかりで西尾先生にどっぷりご案内いただいたという思い出も含めて、
最近もっとも感動した城です。書けてよかった!
大河ドラマの放映に合わせてつもりでしたが、
予想以上に播磨時代のドラマ進行が遅く、
まだまだ鳥取城攻めに至っていない、
というサイドストーリーがあります(やっと幽閉された…)。
ま、播磨時代をじっくり描いてくれているのがおもしろいのですけどね。
この感じだと、鳥取城攻めは大河ドラマはあまり描かれないような気がします。
歴史読本6月号の特集は、明智光秀。
先日編集部に打ち合せに行ったとき
「次は明智光秀あたり人気がでそうですよね〜」などと発言したら
「次号は光秀特集なんですよ」と言われて驚きました。
石田三成ファンが増殖したように、
明智光秀の有能ぶりにスポットが当てられる日は近いのかもしれません。
『歴史読本』2014年6月号
KADOKAWA
2014年4月25日発売