城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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姫路城報道向け内覧会&ロケ

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3/27(金)からの世界遺産・姫路城リニューアルオープンに先がけ、
報道関係者向けの大天守内覧会&テレビ番組のロケでした。

瓦の吹き替えと壁の漆喰塗り直しを終え、5年ぶりに大天守の内部が公開されます。

お天気ギリもちました。。
3/26(木)放送の報道番組(関西ローカル)ちょこっと出ます。

 

ミニレポ①
事前情報以上にARにかなりの注力のようす。
石打棚のポイントでは銃撃のようすが写し出されたり。
なかなか楽しい。
案内プレートの存在が唯一難点か。費用が気になる。

ミニレポ②
個人的な大興奮は、これまで閉ざされていた3階武者隠しの内部公開!!(一般公開もされる)

ミニレポ③
地階の展示は移動し、内部を広く見やすいよう意識したとのこと。

ミニレポ④
報道カメラが最上階に殺到している間に待ち時間ができたので、下層階を独り占め。
こんな経験は一生ないだろう…(超自慢)

 

ちゃんと書こうかと思いましたが、大挫折。
写真だけざっと備忘録的に並べておきます。

 

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ARは、狭間や石落としの使い方の映像や構造の解説、最上階からの眺望のほか、
修復工事中に見つかった最上階の窓(タイトル「幻の窓」)の説明も。

 

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誰もが手持ちのスマホやタブレットでできるという手軽さはこれまでにはないこと。
操作も思いのほか簡単で、子供はもちろんご年配の方でも楽しめるのではないかと思いました。
やっぱり、表現力と訴求力はずば抜けているなあ、と。
城業界で取り入れられつつあるAR、
姫路城でこういう形で導入されたことで、標準化するでしょう。

 

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結論:やっぱり姫路城大天守はすばらしい建造物だと改めて圧倒されました。
軍事的なしかけはもちろん群を抜いているし、繊細で複雑で、それでいて落ち着くようなざわつくような美。
建築上の欠陥をこんなふうに活かしながら美観と実用を兼ね備えたものにできるなんて芸術を通り越して奇跡だ。
これを見ると、日本の建築というものを知りたくなる。
おなじみもスポットも、5年ぶりとなると感慨深い…。

 

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感激の武者隠し。
2か所とも解放されていました。

 

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混んでいるととても見られない、こんな部分もじっくりと。

 

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やっぱりここの景観はよい!

 

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ずいぶん木を切っていてびっくり。
案内板もリニューアルして、おなじみの景観もなんだかぐっとかっこよくなってました。

 

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誰もいない天守前。
ずっといろと言われればいられました。
やっぱりキレイだー。