岩手3days〜城とグルメ〜
盛岡では前泊&後泊して岩手の城をご案内いただきました。
9月に引き続き、いろいろ連れて行っていただけて感謝です。
写真と場所だけ、備忘録的に。
1日目…三戸城、九戸城、姉帯城(※途中で下山)
2日目…盛岡城(※城歩きイベント)
3日…志波城、徳丹城、二子城、黒岩城、野手崎城、人首城、胆沢城
いちばんよかったのは三戸城だなあ!
…実は、岩手県ではなく青森県だけど(笑)
比高90m(もっとあるように感じる)の山城で、
中世城郭っぽく見えて、完全に近世城郭。
搦手の鍛冶屋御門の虎口と周辺の石垣に大興奮!
、、、言葉はいらない。
本丸への通路を逆流したところ、武者溜の上あたりの虎口も見事!
なにげに、掘り残して喰い違い虎口を形成してるー。すごい土木量です。
ふるさと創成事業が生んでしまった負の歴史・
再建してしまった綱御門は見えなかったことにして(笑)、
必見は、これを取り巻く石垣!
だいぶ崩れているけれど、これ、スゴいー!!
さっきまでの鍛冶屋御門石垣の大感動が一瞬で払拭されてしまいました。
負の歴史な綱御門を取り囲むラインも丸ごと覆うように、
ぐるりと高石垣がめぐっていたことになる!
その高さは12〜13mにも及ぶんじゃないでしょうか。
実際に歩いてみない伝わらないと思いますが
…私はこの写真を見るだけで感動がよみがえります。
盛岡城の石垣や縄張と比較すると、南部氏の城なのに共通性があまりない。
応酬仕置の後に蒲生氏郷が近世城郭化したのか、
南部信直が盛岡城には継承されない技法で手を入れたのか。。。
三戸城と盛岡城をセットで南部氏の城を語ったりしたら
おもしろいんじゃないかな、と思いました。
鹿の鳴き声が超キュートなことも知りました。
九戸城もさっとでしたがご案内いただき楽しめました。
歴史を楽しむ城ですね。
九戸合戦の背景や布陣を知ってこの場に立つと、
タイムスリップしたかのような臨場感が味わえると思います。
次は、九戸合戦絡みの周辺の城をまるっとじっくりめぐりたい。
破城の痕跡が石垣好きにはたまりません。
石垣については気になることがたくさんあったので、中井先生に聞いてみよう。
無料休憩所のビデオがすばらしく、感動してしまいました。
全国の城の映像でトップクラスかと。
そして、配布している冊子「九戸政実ガイドブック」も◎です。必見。
きちんと整備されていて歩きやすく、観光客のことを考えてくれている城だな、と。
3日目は、野手崎城(小梁川館)が印象的でした。
伊達氏の48館「城・要害・所・在所 」の「所」のひとつで、
野手崎城ではなく野手崎所ということになります。
構造的には、城として見ると不思議がいっぱいすぎるけれど、
これが「所」にすぎないとすれば、さすが伊達といったところ。
おいしいものもたくさん食べました。
まず、はやぶさ車内ではやぶさ弁当。
…微妙に恥ずかしかった(笑)
一戸の道の駅では、お赤飯を南部せんべいで挟んだ赤飯せんべいなるものを。
関西で、たこ焼きをえびせんで挟んで食べるようなものでしょうか。
南部せんべいの最大の特徴・パリッとした食感が完全に失われています(笑)
翌日聞いたところ、お百姓さんが作業の合間に食べるおやつや昼食という説があるそう。
手がベタベタしないようにお皿代わりに南部せんべいで挟むというわけですね。
夜は、割烹・小料理屋さんで舌鼓。
大船渡の平目お造り、雫石の生湯葉、馬刺、花巻プラチナポークの唐揚げ、など。
もちろん岩手の銘酒とともに。
ここのお店の冷麺はみょうがが入っていておいしかったな。
2日目の夜は親戚でまたまた岩手の銘酒と名物。
盛岡の銘酒「あさ開」、「あさびらき」と知りました。
ずっと「あさかい」だと思っていた。。
そうそう!2日目のランチは鍋焼きうどんをいただいたのですが、
岩手では鍋焼きうどんにイクラを入れるんだそうです!贅沢な彩りです。
3日目のヒットは、
南部杜氏発祥の地という道の駅・石鳥谷の酒アイス。
南部関特別純米酒を使用したオリジナル商品だそうです。
月の輪酒造の酒アイスを目当てに立ち寄ったら11月以降は土日限定とのことで…。
酒味かりんとうは美味でした。
ランチは浮牛城の近くでごしょ芋コロッケ定食を食べました。