飛騨の城4days
飛騨4日間、満喫。
飛騨の城たち、すばらしいー!
いい城がありすぎてまわりきれん。
戦国期の在地領主たちの城、
敵対勢力そして織田の侵攻に備えた改修、
そして金森長近の大改変。
移り変わりとその意図が明瞭に理解できる城が、状態よくたくさん残っていて。
しかも、いかにも戦国期な土木量ふんだんの城から織豊系の技術が導入された城まで、
目移りする豊富なバリエに悶絶であります。
今回は金森長近の介入をテーマに。
上記の変化は短期間ゆえ混沌としているのと、
やはり気になるのは、信長家臣の城の定義の曖昧さ。
技術の根源は地域的なものなのか勢力的なものなのか、
といういつも気になるところに加えて、
信長の城と秀吉の城はけっこう似て非なるもので、
定義や概念、家臣に課した絶対条件なものにけっこう違いがあるんじゃなかろうか、
という思いが強くなりました。
それがほんの数年で、何らかの理由で変化していくのだな。
公園の噴水のように、数分ごとに吹き出す小さな疑問…。
飛騨に限らず事例が集まってくると、
いろんな観点から系統立てられて、少しずつ解明できていくんだろうな。
楽しみだ!学びたい!
今日は古川城の見学会と金森長近の話を聴講。
古川城は12月に現説。すごいの出てた!!
小島城も一昨日から発掘調査開始。すごいの顔出してました。
金森長近のことで頭がいっぱいです。
おまけ、安定の広瀬城。
畝状竪堀からの巨大堀切ズドン♡
トップ写真は上記とは関係ない、高原諏訪城から見下ろす江馬氏館。
高原諏訪城も好きな城です。