若狭の城めぐり4日間
佐伯哲也先生にお誘いいただき、4日間若狭の城をぐるぐるぐる。
①後瀬山城→小浜城と城下町(個人的に再訪)
②賀羅ケ岳城→高浜城
③白石山城→大塩氏城→小村城→丸山城→加茂下城
④石山城→新保山城→中山の付城→金ヶ崎城
*地方領主はどこまで独自の築城技術があるのか
*地域差や地域内の技術差や共通項はどこにあるのか
*全国各地の土豪の石垣築造技術はいかほどか
ということに今とても興味があるので、
「石垣または石積みを導入している土豪の城と比較対象になる周辺の城」をリクエスト。
テーマを決めてひとつの地域を歩くと、それなりに感じ気づけることがあるもので。
全国的に、土豪の城にも石垣(石積)はあるんだな、と思う今日この頃。
ただし意図や使い方は似ているようでいてバラバラだ。
地域ごとの構造上の共通項があるとすれば、地勢に結びつくものなのかな、と。
(…言い切れないけど、今回歩いた若狭の城に関しては。堀切と土橋に共通項あり)
「地方領主にはこの城はつくれない」とよく判断される基準が私にはよくわからない。
それは、数日歩いたくらいでは当然わからない。
しかしとりあえず、虎口とは今言われている定義よりもっと
複雑で難しいものなんじゃなかろうか、と今回は思いました。
得た経験値をもとにして、松本の城を歩き回りたくなる!
石積導入+土木量でいったら、たとえば井深城とは比べものにならんし。
石積みでいえば、先日ご案内いただいた唐沢山城のことも思い出したりね。
土木的な技巧性なら、関東の城もすごいのたくさんあるじゃん。
もっと歩いて洗い直さねばなりませんな。
しかし、歩いたー!
佐伯先生は疲れ知らずの超人でした。