出石永楽館で講演
近畿最古の芝居小屋、出石永楽館で講演をさせていただきました。
永楽館は、 最後の出石城主・仙石氏の永楽銭紋からの命名。
廃城になった出石城の廃材を転用した記録もあるそう…!
片岡愛之助が歌舞伎をし、桂米朝一門が落語をする永楽館。
できれば花道から、あわよくば奈落の底からスッポンを使ってド派手に登場したかったです。
地元への誇りがあるのだな、というのが壇上からの感想。
よい面ばかりではないとしても、東京人にはまぶしい。
主催共催のみなさまもあたたかく熱心。
これほど意識が高く、実質的なポテンシャルのある城と城下町は全国的にも少ないと思います。
今日はいろいろうれしかったな。
絶対撮ってこい、と言われたやつ。恥ずかしい。
出石城の居館を挟み込む2本の竪堀のひとつ。
幅10メートル、米子城を連想させる竪堀!
おそらくは天正9年の小出段階だと思うのです。
となると…!
倭城から戻った後だと、なおさら思うところがあります。