河村新城の発掘調査現場を取材
河村新城の発掘調査現場を取材させていただきました。
いろいろすごいな、こりゃ!
北条氏の城はやはり、細かなところでつくりが几帳面だなあ、と。
「ここの仕上げはこんなもんでいっか」というゆるさがない。
彫刻に近い芸術性すら感じます。
切れ味のよいナイフで切ったような、ダイナミックかつ繊細、狂いなきラインの爽快感よ!
北側の斜面がとても気になりました。
掲載可否聞き忘れにつき、写真は迫り来る新東名高速道路。
高速道路建設により、いずれ山ごと消滅予定です。
悲しい…
現地説明会はすでに終了。来年もあるといいね。
ひとまず見逃した方は、朝日新聞デジタルの拙連載にて掲載予定ですのでぜひとも記事をお楽しみに。
心して書かせていただこうと思います。
南山城でも思ったけれど、こういう研ぎ澄まされたものを見てしまうと、
もう、たいした目もない私には、表面観察だけで城を考えることなんてできないんじゃないかと思ってしまう。
うっすら凹凸が確認できる畝城竪堀に一喜一憂していたかつての私なんて、
シャンパン気取りでシャンメリーを飲んで喜んでいる子供のようなものだな!