福井城坤櫓等復元整備検討委員会
福井城址活用検討懇話会委員に続き、福井城坤櫓等復元整備検討委員を福井県より拝命。
本日第1回目の委員会でした。
坤櫓と本丸西側土塀の復元、石垣の調査・整備が進められます。
委員会終了後は、坤櫓の現地視察。
櫓台や土塀の跡などを見ることができ勉強になりました(見学不可)。
その後、瑞源寺をご案内いただきました。
幕末に福井城の本丸御殿が移築され(!)
御小座敷が本堂に、大奥の御座の間が書院となっています。
漆塗りの棹縁天井、違棚も気品があって。
大奥の墨書も当たり前のように!
すごいものを解説付きで見せていただき、ゾクゾク大興奮でした。
最後は笏谷石の砕石場も。
足羽山周辺の地勢もご案内いただけ、充実の時間。
朝倉氏の一乗谷から柴田勝家の北ノ庄城への移転、そして結城秀康の福井城築城。
戦国期から江戸期への支配拠点と地域支配の変化が手に取るようにわかり、
広域で見れば戦線と戦略も辿ることができる。
柴田勝家のすごさにも震えつつ、越前福井藩の創成期や幕末のストーリーもおもしろい!
まだまだ知らないことがありすぎて。
地域をもっと学びつつ、復元の先にある利活用についても私なりに考えていきたいと思いました。