雨壺山 徳川家康陣跡 除幕式
関ヶ原の戦いの2日後、
徳川家康が石田三成の佐和山城攻めで本陣を置いたとされる雨壺山。
説明板が建立されました!
歴史の“見える化”大事ですね。
もっと大事なのは、そこに思いがあるかなのだな、とも思いました。
地域の歴史が立体的に見える舞台で、
地域の方が早朝ウォーキングに訪れる身近で歩きやすい場所。
それだけすばらしい地域資産があっても、
その価値や魅力に気づいてもらえなければ、宝の持ち腐れ。
説明板が設置されたことで、“ただの山”が“家康陣所”として本来の輝きを取り戻したようで、
遺跡の喜ぶ声が私には聞こえました。
淡海歴史文化研究所の太田浩司先生、
佐和山城研究会会長の田附さん。
発起人おふたりのバイタリティに感服。
寄付という形で参画でき、とても光栄でした。
刺激と学びの多い、何よりとても楽しい2日間でした。
さすが「いい井伊の日(11月11日)」だ!笑
ところで、ココからの景色はちょっとスゴい!
佐和山城がわずか2kmちょいのところに丸見え!
…だけでなく、彦根城も見える!
徳川家康や井伊直政と同じ目線で佐和山城終焉の時に立ち会え、
ふと西へ目を移せば、佐和山廃城後に拠点となる彦根城の堂々たる姿が目に入る。
後の中山道も見通せて、戦況や戦略、この地の立地も目の当たりにできる。
つまり、時代の移り変わり、彦根の歴史の変化をパノラマで見ることができるのです!
シンボリックな荒神山、琵琶湖、多景島も見え、
まるで彦根を掌握したような絶景が臨める場でもありました。
まさか井伊家がここに城を築くとは、このときの直政は思っていなかったであろう。。笑
佐和山城と彦根城が、木々に少し隠されていてちょっと残念。
枝葉が風に煽られ逆に倒れないか心配でもあったので、
彦根市役所の方、そのあたりは整備のご検討をぜひお願いしたいです。
サンライズ出版の岩根専務にもお会いできてうれしかった!
このお仕事をはじめたとき、親身になって応援してくださった方。
今はそんなことを一切言わずに、ニコニコと接してくださるステキな方。
だから私も、余計なことは言わずただ粛々と目の前のことに励もうと思います。
その後は、小谷城戦国まつりへ。
ステージ司会が西村千穂さん!思わぬ再会♡
そして、特別開帳中の小谷寺へ。
みうらじゅんさん絶賛のご本尊はもちろん、厨子がすばらしかった!
キャラ濃いめなご住職の話もおもしろかった!笑
いろんな人に会えて、楽しかったなあ。
ステキなものとステキな時間に包まれて、いい日でした。
さすが「いい井伊の日」だ!笑