新刊【#パリで見つけた小田原城】こぼれ話9/ヴォーバンの城塞③リール城塞

新刊【#パリで見つけた小田原城】 こぼれ話9です
🇫🇷2章(フランス編)- 12ヴォーバンの城塞③リール城塞🇫🇷
日本で五稜郭がつくられた頃、世界では稜堡式城郭はすでに終わりを告げていました。
五稜郭みたいで親近感しかないリール城塞(全然違った)。五稜郭から遡ること約180年、ヴォーバン先生の初期の作です。
ところで五稜郭公園を連想させるシタデルパーク、星型の内部は現役で軍が
「入ったら殺す」的な看板が立つ一方で、動物は放し飼いというカオス!笑
軍施設以外は放置状態だけど、公園のおかげで守られていてとてもいい。
城壁を使ってレスキュー隊が救助訓練してたりね。
リール(フランドル地方)はレンガが盛んで、城壁も狭間も暗渠も精巧なレンガ製。
日本に明治時代に導入される〈フランス積み〉が〈フランドル積み〉であることを初めて知りました。
🙋♀️小見出しリスト
・異国文化の風薫るリール
・殺気と憩いのシタデルパーク
・レンガの堡塁とヌフ・ブリザックのスゴさ
・五稜郭は時代遅れ?
・五稜郭にみる日本の奮闘
・海を渡った夷酋列像と北斎漫画



