城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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江戸開城

実は唎酒師の資格を持っていて。
東京の銘酒「江戸開城」の東京港醸造さんが講師だったので、
酒造業界の人間でもないくせに酒蔵セミナーに参加してきました。

江戸時代に薩摩藩の御用商人だった若松屋が前身で、西郷隆盛らが密談した場所でもあり「南洲書」も残っている。
そんな歴史的な背景も興味津々ながら、
廃業した若松屋を約100年ぶりに復活させた杜氏・寺澤社長のサクセスストーリーを聞きたくて。

東京港醸造はやたら新作が多くしかもどれもおいしいんですが、その理由がわかりました。
環境に考慮して無洗米で酒を醸す(米を研いだ廃水を出さない)とか、
畑で酒米を栽培できるとか、知らんことはばっかりでほえーっと。

近未来的にクリエイティブな酒造りをしていたけれど。
しかし、これまでの道のりを伺ってみると、信じられないくらい泥臭く商売をしていた。
成功している人で努力していない人はいない。
成功している人に共通するなにげない言葉が、今日も強烈な説得力を帯びていました。
物事の捉え方、先の見据え方、探究心の着地のさせ方、見習いたいところばかりです。

先細っていく業界、次々に廃業していく酒蔵、後継者不足、物価高。
どうやって打破していくのか、文化をきちんと継承していくためにどんな思考が必要なのか。
城に置き換えてみるといろいろと感じるところがありました。

…試飲の量が惜しみなく、途中からほろ酔いであんま覚えてないけど!笑

酒造業界のことや酒造りのことはさっぱりわからなんかったけど、学びと刺激ある時間でした。
違う世界を知る、自分と違う意見を聞いて取り入れる、現場に出る!
これ大事ですね。

ちなみに芝にあるラウンジtpb、いろんな江戸開城が飲めるし「南洲書」のレプリカもあってオススメ。
また行きたいな!