若桜鬼ケ城&防巳尾城
鳥取城フォーラム2012に先立ち、
鳥取市内から車をぶっ飛ばして若桜鬼ケ城へ行ってきました。
鳥取城、鹿野城と並ぶ因幡三名城のひとつ。
播磨・但馬との国境という位置関係と当時の動向を肌で感じながら、
曲輪群や破城の名残を自分の目で見たかったのです。
・・・が!大雪で通行ストップー!!
まだまだ麓でこの状態、車を乗り捨てたところで到底ムリ、と判断して敗走しました。
資料館で縄張図や資料を見て、遠景を拝むだけの切ない思い出になりました。
いろいろ資料をくださった、親切な資料館の方に感謝。
距離感は掴めたし場所はバッチリなので、読み込んでいつかリトライです。
で、サクッと行ける防巳尾城へ立ち寄り。
ものすごーく遺構が残っているわけでも名所化しているわけでもなく
誰もいない自然公園&ちょこっと展望台ですが、
湖山池に突き出た半島であること、二俣に分断した縄張りは感じ取れるわけで、
なんというかこういう遺構が当たり前のようにあるというのは東京人からすると羨ましいです。
堀切もちょっと残っていました。
鳥取城方面がよく見える、なかなかいい立地の城なのではないでしょうか。
ところで・・・雨によって波打ったような地面になるのはなぜ?
ちなみに鳥取城の戦いで籠城戦の舞台となったこの城、
秀吉の千成瓢箪の馬印を奪った、という逸話があるそうです。
もちろん、その逸話を感じ取れる材料はここにはありませんが。
さらにちょこっと時間があったので、ベタに鳥取砂丘へも。
輝くキャメルの、幻想的なさざ波…なイメージでしたが、
前日&早朝の雨で全体的にしっとりしてました。