講座「国宝・松江城と現存12天守」
8/23(日)は天守のお話をさせていただきます。
天守の見方・楽しみ方のコツを踏まえつつ、
63年ぶりに国宝となった松江城天守をはじめ現存12天守の見どころをお話します。
16:00〜、新宿アイランドウィングにて。
クラブツーリズム【旅フェスタ2015】「国宝・松江城と現存12天守」
詳細とお申し込みはクラブツーリズムさんのサイトにて→ ★
彦根城に立ち寄り&井伊直弼生誕200年祭
名古屋へ行った翌日、彦根城に立ち寄ってきました。
7/10〜12/23まで井伊直弼生誕200年祭をやっているとのことで。
彦根城の木々の伐採がまたまた進んでいてびっくり。
いろは松から見える光景もだいぶ変わってました。
彦根市さんすばらしい。
今、全国で進んでいるこうした対策に彦根市は先駆的に取り組まれていて、
訪れるたびに快適になっていてさすがだなあといつも思います。
先日は佐和山城の石垣や瓦が発見されたりと調査や整備もされていて、
文化財の価値を知ってもらおうという趣旨のイベントや取り組みも多彩。
資料も多いだけでなく工夫がされているし、発掘調査の結果やイベントの配布資料なんかも、
彦根市のサイトからPDFをダウンロードできるようにしてくれてます。
話は戻って木の伐採。
すごく大事だと思います。
城がよく見えるから城ファンが喜ぶ!とか単純なものじゃなくて、
かつて城下からはこんなふうに見えたわけで(建造物は今はないけれど)
往時の姿を取り戻し保存する、これが大事。
本来の景観がよみがえることで、
興味がなかった人も城の本来のあり方とか魅力とかわかってくると思うんですよ。
そしてなにより、地元の方の理解が深まり、地域の誇りになっていくと思います。
開国記念館では特別展示「NAOSUKE・直弼・なおすけ~近現代の中の井伊直弼~」をやってました。
なかなか充実した展示でした(無料なのに)。
江戸幕末動乱期の大老を務めた人物でありながら、井伊直弼はいわゆる悪人扱い。
本当の意味で直弼の実績が認められはじめたのは、戦後世の中の考え方が一変してからのことだそうです。
そこから少しずつ研究や解明が進められ、
ようやく直弼の思想や実績が評価されるようになったようです。
彦根の人たちが名誉回復のために懸命に取り組んできたようで、
直弼の譜代大名たる誇りとともに彦根藩の気高さを感じました。
ポスターに採用されていてこのイラスト、
なおすけなのに「の」なのが気になりました(笑)
出典の「なおすけかるた」を調べたところ、
「能狂言 自分でつくる 楽しみも」というような一句でした(うろ覚え)。
どーでもいいですが。
お目当ては、彦根城博物館で開催中のテーマ展、
シリーズ直弼のこころ「井伊直弼のことば―手紙にあらわれた人柄―」。
直弼が残したことばに注目して直弼の人柄に迫るものです。
さまざまな問題の中で彦根藩として精一杯任務を果たそうとするようす、
思いやりのある政治で問題解決に真摯に向き合うようすがうかがえるだけでなく、
娘の育て方を気にかけたり、慣れない江戸での暮らしへの戸惑いをこぼすなど、
人間味あふれる手紙も綴っていてなかなかおもしろかったです。
8/18まで。
無料チケットをいただいたので(Mitsueさんありがとうございます!)、久々に玄宮園へも。
ここからの景色もさらによくなっていました。
いつ来ても、何度来てもすてきなところです。秋の夜がよかったな。
しろくろJOKER公式ブログにも書きました。城メグvol.46/彦根城 → ★
エビフライサンド
名古屋メシ、コンパルのエビフライサンド。
うん、これはまあおいしい。
老舗の喫茶店だそうで。(私が思う)名古屋ムード満載でした。
今日から中日文化センターさんで講座開講でした。
昨年に続いての開講、ありがたい限り。
たくさんお申し込みがあり、とてもうれしいです。
講座後は夏でも行ける城をまわり、充実の1日でした。
写真は西尾城。
その後、刈谷城→村木砦→織田信光の陣跡→飯喰場→信長本陣跡→緒川城と案内してもらいました。
刈谷城から村木砦と緒川城の位置関係を確認でき、感動。楽しかったー!
姫路城の限定切手シート
江東区区民センターの平成27年度春講座の最終日でした。
姫路出身の受講生の方から、
姫路城〜平成の大改修バージョン〜の切手シートをいただいてしまいました。
お礼を言うだけでたいした会話もできずにお別れしてしまい、反省。。
姫路市内の郵便局でしか購入できない、限定のシートのようです。
貴重なものを…!とてもうれしいです。ありがとうございます。
いつも楽しそうに聞いてくださる方でした。またお会いできますように。
別の方が、切手シリーズの第5弾が発売するのだと教えてくださいました。
コレクションしているので楽しみです。
2シート購入して、1枚はコレクション用で1枚は使用してます。
江東区区民センターさんの講座で、秋講座もさせていただきます。
春講座は定員の倍のお申し込みにつき抽選だったとのことで、
ご興味をお持ちくださった方には申し訳ありませんでした。
秋講座はまた違うテーマで、充実した内容になるよう練っていきます。
橋爪あきさん出版記念パーティー、そして仕事論。
睡眠改善インストラクターで日本眠育普及協会代表の橋爪あきさんが
初のご著書「人生の3割をしめる睡眠が、残り7割の運命を決める」(牧野出版)を出版されて、
その出版記念報告会&交流会へ。
橋爪さんとお会いするのは4年ぶり!
当時はまだ日本眠育普及協会も立ち上げてらっしゃらず、
しかしものすごく眠りというものを大切に思っていらして、
いつか眠りについてきちんとうかがってみたいなあ…などと思っているうちに、
コツコツ努力をされて実績を残し、念願の上梓にいたりました。
イラストレーターの伊藤さちこさんと一緒に行きました。
伊藤さんに会えてうれしかったなあ!
伊藤さんもこの4年であれよあれよと3児のママになって(ご長男+双子ちゃん)、
お互いに激変したねえ、としみじみ。
連載やブログ(←おもしろい!)では
「出産と育児でボロボロで、出産後お腹がぷよぷよ」と自虐している伊藤さん、
絶対ウソだろうと思っていたが本当にウソで、相変わらずスリムな超美人だった(笑)。
伊藤さんはいつも私に新しい風を運んでくれる人だな。
ご著書はまだ全体を斜め読みしただけだけれど、
眠りを疎かにし悪質な眠りをしている私でも受け入れてくれる、
そして取り入れたいと思わせてくれる
橋爪さんならではの押し付けがましくない世界が繰り広げられています。
具体的に、理路整然と。
橋爪さんはじめ睡眠の関係者の方がみなさん肌ツヤツヤで健康的だから、説得力がありすぎる。
人生の3分の1は眠っているのだから、
ないがしろにするということは人生の3分の1をないがしろにしているということ。
睡眠の質が人生の質を決めるーー。
たくさん寝たから今日は元気、とかではないんですね。。じっくり読もう。
睡眠日誌の書き方、睡眠日誌のフォーマットもついているので実戦しよう。
実は橋爪さんとは数えるほどしかお会いしていないのだけど、
こういう女性になりたいなあと思ってしまう憧れの方です。
とても品があるけれど高いところにいる人ではなく、
あたたかい母性のようなものにあふれているけれど母のようではなく、
凛と気高くかっこいい女性でありながら、
少女のような純粋さも感じて親近感があり(だから若い女性のお知り合いも多い)、
本当にステキな女性。
そして、娘さんが超美人で旦那さまがとてもステキだった!うらやましい。
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ところで、今回はいろんな業種の方が集まる交流会ということで
交流会があんまり得意じゃない私には久々の時間となりました。
いや、異業種の方の話を聞くのは好きなのだが、
話しかけるのが得意ではないのと、
仕事前提でガツガツ仕事の売り込みしてアピールして、というのがどうも苦手。
これができていたら、もっと仕事の幅も広がり儲かってもいるかもしれないのだけど…。
しかし、これまで途切れず仕事がいただけているわけだし、
大儲けはできていないものの個人事業としては収益は上がっているわけだし、
いいバランスで好きなことを仕事にできているからいいんだな、という結論。
私は限りなく受け身で、フリーになって一度も売り込みをしたことがない。
しかし、自己満足的にパイプを太くするような仕事が向いているし、それしかできないなと思う。
いただいた仕事を着実にこなす。
現実と野心というエッセンスを折り込みながら。これに尽きるな。
そこから先、経験をキャリアにできるかどうかは自分次第だと思う。
(経歴という意味ではなく、実力という意味で)
声をかけていただけるということは、
プロが私のポテンシャルを認めてくれているわけで、だったらやるのみ。
受け身バンザイ。
求められているものを正確・的確・適切に形にするのが私の仕事で、
その上で、それ以上のものを生み出せる人が、残っていく人、プロだと思う。
って、今書いていてふと思っただけなんですが、
編集者時代に有能なクリエイターさんを目の当たりにする機会に恵まれたから、
自然とそう思うのかもしれません。
あ、伊藤さちこさんもそのひとり。
「いつかこの方と仕事したーい」と憧れて、ドキドキしながらオファーした記憶あり。
あとさ、最近思うのだけど、自分の名前でやるなら自分を安売りしたらいかんよ。
それはつまり、守りに入るということ。
たいした仕事できないからギャラは気にしなくていいですよ、と言ってはいけない。
…というとカッコよく聞こえますが、
私は基本的にコツコツ努力するタイプではないので、
自分に高値をつける=商品価値を上げる努力しないとヤバい、ということになり
この設定が自分をキープする上でけっこう大事だったりします(笑)
というわけで、とても気になった方にはお声がけさせていただいたけれど、
あとは伊藤さんとキャッキャして終わってしまいました。楽しかったあ。
それと…これは嫌みっぽい発言に受け取られてしまうかもしれないけれど。
1冊著書を出版するって一般的にはそんなにもすごいことなんだなあ、と。。
なんというか、この仕事をはじめてわずか4年たらずの私なので、
こんなふうに感じたことにびっくりもしました。
1冊目と同じ感覚で執筆はできないしすべきではないけれど…初心忘れるべからず。
スピーチで
「発言は周囲の人にしか届かないけれど、著書は全国数万人の人に届けることができる」
とおっしゃっている方がいて、なるほどなあと思いました。
私は著書業に勤しむにあたり、少なくとも今は、これを訴えたい・伝えたいというのが軸ではない。
それでも、発信する責任みたいなものを大切にしないと、と改めて思ったのでした。
そして、出版を継続的にさせてもらえていて、
いろんな仕事の声をかけてもらえている今の私は、やっぱり運がいいなあ、と。
運しかないし、運は調子に乗っていると尽きるので、大切にていねいにしようと思います。
今日は日中のお仕事でも異業種の方と
とても楽しく有意義なお仕事をさせていただいたので、
なおさらこんなことを思ったのでした。
やっぱり、いろんな人と会っていろんな考えや世界を知るのは楽しい!
このお仕事のお話は、また来週ー。
探訪ブック盛岡城、11月発売
11月上旬に川口印刷工業さんから発売予定の「探訪ブック 盛岡城」。
監修をさせていただいております。
本格的な監修作業はこれからですが、なかなか贅沢な本になりそうです。
こういう、ひとつの城を多角的にしっかり語りまとめてくれている本は
城ファンにとってうれしいものですよね。
本当の意味で、城と郷土を楽しむ手助けになると思います。
勉強しながら監修に勤しみます。
巻頭エッセイの執筆もこれから。
だいたいのイメージはできているので、
花を添えられるようなものを書き上げたいと思います。
まだ…書くのはだいぶ先だけど(笑)
仙台で行われたSOPTECとうほく2015の川口印刷さんのブース。
7/3より、先行予約がはじまったそうです。
盛岡城御三階櫓の25分の1模型!
ご興味のある方はチェックしてみてください。
「わくわく城めぐり」3刷決定!
拙著「わくわく城めぐり〜ビギナーも楽しめる<城旅34>〜」、3刷決定です。
そろそろ書店に並びます。
情報が古くなった部分が出てきたので、ところどころ加筆訂正しました。
じわじわ売れて欲しいと思って書いた本だし、
私の著書ではいちばん古い本なので、
今も手に取っていただけてとてもうれしい。
明後日から新刊の執筆に取りかかるので、
初心を思い出すため&これ以上のものを書くという入魂のためにこれまでの著書を並べてみた。
ラインナップが増えるようがんばろ。
文化放送「大村正樹のサイエンスキッズ」
文化放送「大村正樹のサイエンスキッズ」収録。
さすがフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」ご出演中のお昼の顔、
トークの達人・大村さんのリードで楽しくお話しできました。
7/4(土)と11(土)、17:00〜ON AIRです。
よい子のみんなは聴いてみよう。
北海道に行っていたんですよ、と白い恋人を下さった大竹さん。なんというお気遣い!
拙書すら持たず手ぶらで行った自分が恥ずかしい、、、。
さて、今宵は夏に向け丑の日先取りで鰻ディナー。
まずは鰻巻きにうざくで1杯だな。
東京国立博物館「よみがえる江戸城」
東京国立博物館でVRシアター「よみがえる江戸城─江戸東京 上野編─」をご案内いただき、
関連展示「江戸城と寛永寺」を鑑賞。
夜は岩手からの来客とお食事がてらお打ち合わせ。
いろんな方と会い話しをするのは大切だな。
ひとりで成し遂げなければいけないが、ひとりでなにかをできる気になってはいけない。
新しい課題を与えていただけるのはありがたいことだ…日々是精進。
VRシアターの制作と運営を手がけているのは凸版印刷さん。
文化財事業的なものに大企業が着手しているのは見逃せない動向。
今後ブランド化していくんじゃないでしょうか。
いろんな意味で、楽しみ、楽しみ。
展示は江戸城本丸建築金物絵本、江戸城本丸松廊下伺下絵など。
横山松三郎さんの功績はもっと讃えられてもいいと思う。
特別展だけでもちょっと興奮しましたが、
なんと本館の書籍コーナーにも拙著を発見。
東京国立博物館に置いてもらえるとは…一人前になれた気がしてうれしい。


























