城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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諏訪原城に週刊新潮が

3日間の静岡取材が終わりました。

今日は諏訪原城にも立ち寄ったのですが、
諏訪原城ビジターセンターの棚に、先般寄稿した「週刊新潮」新春特大号が…!

訪れる人にそのまま伝えている、という
リードのお気に入り部分を読み上げてくれました(笑)

ありがとうございます!

 

そういえば先日、引田城でも置いてくれていました。

 

新潮社のSさんへ。
いつでもスタンバイできております!

 

駿府城の現地説明会と取材

駿府城。

朝、現説前の超忙しいであろう時間帯に1時間も取材のお時間をくださいました…。
ありがとうございました!

朝日新聞デジタルの連載にて書きます。4月頃掲載予定。

 



4時間ほど居座り、現地説明会も堪能。

「家忠日記」記述との一致で、天正期天守は家康時代の可能性が濃厚。
だとすれば、秀吉政権下で家康がどうあったのか、
政権下での家康の城の在り方や築き方が気になってくる。
そしてやはり「豊臣政権の城とは」に行きつくという。。

こうして事例が増えていくと、わかってくることもあるのでしょうか…楽しみです。

駿府城の中に時代の転換期がいくつもあって、社会の在り方までもが凝縮されているということ。
構造や技術だけでなく、城の意義や政治的な役割が複雑に変化すること、説明がつくこととそうでないことが混雑すること。
最古とか最大とか何か珍しいものが見つかったとかだけでなく、そんなおもしろさを伝えたいと思います。

昨日取材させてもらった小瀬戸石切場も併せて書きたく。
…壮大すぎてプロットがまとまりません。

それにしても、天正期の小天守台は壮観でした。
小天守サイズではなかった…。

天正期と慶長期、基礎のつくり方も似てるんだなあ。
しかし、構造が米子城と似ている…中村…!
などと頭をよぎると、またいろいろ考えてしまいます。。

 

人が入ると、スケールがわかりますね。
現地説明会、すごい人数でした。

 

小瀬戸石切場と小瀬戸城

小瀬戸石切場と小瀬戸城へ。
今日は、とても心に残る取材をさせていただきました。

取材のご対応をくださった
「小瀬戸の文化と歴史を未来につなぐ会」の事務局長、藤原さんのお話が、もう。
こういう方が全国にいたら、
いったいどれだけの城が生き残り、地域の歴史が守られるのだろう。。

藤原さんのおじいさんが昭和45年に、地元の研究家と調査し整備したのがルーツだと。
マメな方だったようで、当日の記録が細やかに残り、見せてくださいました。

記録するって、伝えるって、動くって大事。
…と自分に言い聞かせたい。何か意味があるのだと信じてやりたい。
伝えることの大切さを教わった気がします。
私も私の立場で、伝えていきたい。

 



*矢穴の開け方がバラバラ
*矢穴の開け方はていねいだけど強引に割った感もあり
*ほぼ7センチなのに最高所の刻印石だけ10センチなの謎
*作業行程がまったく見えない
*崩落もあり岩盤がわからない
*駿府城が実際の距離より近く見える
*沢ごとに石切場が点在
などなど、いろいろ気になるけれど、
現況を見る限り、こんなに非効率な段階まで至るほどの背景があったのだな、と。

静岡市教委の方の話も踏まえると、
駿府城からの距離はさほど変わらないながら、長尾のほうが先行されているよう。
…やはり、安倍川の舟運がキーになるのでしょうか。
あと、砂岩の強度は小瀬戸より低いのものの、転石が多いそうで。
とにかくスピード重視ってことなのかな。

 

駿府城の天守台に、小瀬戸産らしき砂岩を散見。
難しいことはさておき、これほどの巨石を10kmもよく運んだな、、、と思いました。
過酷だー。

 

こんなミニミニ矢穴、はじめてみました。かわいいー。

 

「日本100名城のひみつ」重版!

重版出来!

昨夏に出版した、17冊目の拙著「日本100名城のひみつ」が重版に☺︎
初版部数がわりと多くしばらく増刷はないかなと思っていただけに、うれしいお報せであります。
やっほーい。

少なくとも1万人が手に取ってくれていると思うと、背筋が伸びます。酔いも覚めます。

1.2万部突破です。ありがとうございます。
意外と大人にも人気です。
本屋さんで見かけたら、パラパラしてください。

最近、あまりいい感じで仕事ができてない。。。
ここらで締めてかかろう、鉢巻きを。
鬱血するほど強く。

 

鶴見れきぶん祭

鶴見れきぶん祭。
もう少し地域に特化した話をしたかったですけども、聞いてくださりありがとうございました。

建功寺の枡野住職のお話が興味深かったです。
庭園デザイナー、多摩美大教授でもいらっしゃる住職。
楽屋で、庭園の歴史、城との関わりや移り変わり、
石工や庭師の登用、技術共有の実態などを伺えたのがうれしかったです。
もっと聞きたかった…。

 

ところで最近、講演会やシンポジウムの会場に、1人は城好き小学生がいる。
わりと難しい内容も、熱心に聞き入っている姿を壇上からよく見かけます。

今日も壇上からオーラを放っている小学生が見えまして。
講演後、その航くんという子が「サインください!」と話しかけてくれました。
差し出してくれた本、拙著の中ではそこそこ難しいと思うのですが、
「萩原さんの本たくさん持ってます!楽しいです!」と言ってくれました。
…おばちゃん書いてよかったよ。涙。
好きなお城は「杉山城」ですとー!

“お城くん”こと響大くんと、
お城くんの城友(!)だという天音ちゃんというかかわいい城ガールも来てくれていました。
思わず一緒に写真撮ってもらっちゃったわ♡

関東の城の未来も明るいな、と思いました。

 

今日がんばった女子3人で。
いなもとかおりさん、山城ガールむつみさん。
女子の同士が増えるのうれしいわー。

 

黒川氏城→大原城→三雲城。

積もっていても、吹雪いていても、よい城はよい!
甲賀の城おもしろいなあ!
ほかの城も行きたくなります。

 



こんな天候の中お連れくださった甲賀市教育委員会のおふたり、本当にありがとうございました。
楽しかったー!!

 

大原城、土塁に囲まれた内側に今もご子孫がお住まいに(まさに方形居館!)。
土塁が見えやすいようにと、一部を最近伐採されたそうです(自費で!)。
高いところで5メートルくらい。圧巻。
住んでらっしゃるので、マナーを守って見学をね。

 


三雲城の石垣、大きく2時期あるんですね。
でっかい矢穴にそそられます。
立地がたまらん、いい城だー。

 

 

昨夜のお宿、水口岡山城脇の「ホテル古城」が古城感ゼロだった件。
キャッスルビューでしたけどね(笑)

 

 

せっかく目の前にあるので朝駆けしようと思ったものの、
みるみる雪が降ってきて、ただただ眺めるばかりでした…。

 

甲賀流戦国歴史講演「甲賀流・戦国の城を楽しむ」

甲賀流戦国歴史講演「甲賀流・戦国の城を楽しむ」。
「戦国の城の魅力」という演題のお話と、中井均先生との対談で登壇させていただきました。

330超、臨時のお席までびっしりと!
私の話も聞いてくださりありがとうございました。

甲賀の城といえば、単郭方形のスゴい土塁。
初めて訪れた時の印象を聞かれ、
「もんじゃ焼きが思い浮かびました」
…と、東京下町出身者しか理解できない
もんじゃトークをしてしまったのが今日一番の反省です。
お好み焼き圏ではまったく共感を得られませんでした。。
進行役の甲賀市教委の方がまさかの東京下町出身で、フォロー発言をくださりうれしかったです。

単郭方形の城を見るともんじゃ焼きを食べたくなるのは私だけじゃない…よね?

もんじゃ焼きをうまくつくれないあなた、
新宮城の土塁のようながっちりした土手をつくるのがコツですよ。
キャベツしっかり刻んでからな!

…と、そんなことはどうでもよく、甲賀の城の特異かつ尊さよ。

今日もただひたすらありがたい1日でした。本当に。
勉強しないとね。

 

彦根城でロケ

彦根城でロケ。

空の感じがとてもよい!

 

空気が澄んでいて、琵琶湖や冠雪の山々もくっきりきれいに見えました。

 

 

 

1週間がんばった、冷えちまってるそこのあなた!
ひこにゃんの癒し動画をどうぞ☺︎

自分をかわいく見せるポーズを知り尽くし、撮影しやすいようピタっと静止。
…それがプロのゆるキャラ。

 

明日は甲賀で講演会。申込不要、無料です。
お近くの方、ぜひお越しくださいまし。

 

山城ガールむつみさんと寺尾城へ

ドローン楽しい。

ちょっとした堀も、気づかないところまで、よく見えそう。

 

来週、寺尾城のお話をさせてもらうのですが…よくわからず。
午前中に寺尾城ツアー案内をする山城ガールむつみさんが下見に行くというので、
同行して案内してもらいました。

短時間でライトに話すのはなかなか難題だけど、こうして歩くのはとても楽しい。
地形が特殊で、おもしろい地域。

むつみさんの寺尾城ツアーは満員御礼ですが、講演会は空席があるみたいです。
鶴見れきぶん祭、お時間あればお越しください。

 

 

 

この動画、見てるだけで楽しいわ。
公園でおもむろにドローン撮影する私たち。
操作できないので、自分たちで移動して映るよう調整。
そして、とりあえず手を振るという(笑)

 

取材で姫路へ

姫路で取材でした。

もちろん、姫路城へも。

 

とよはしシンポジウムの余波、、、
池田輝政のことで頭がいっぱいです。

輝政よ、なぜ渡海していないのに滴水瓦をこんなにつくったのだ?

 

太鼓櫓と帯の櫓が特別公開中でした。
太鼓櫓、床も狭間も斜めってた!
2月29日まで。