城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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男鹿半島へ

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秋田へ行っていました。
日本海側にぴょっこりと飛び出した男鹿半島に2日間。
そして、1日は秋田市&大仙市&横手市と。

 

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FACEBOOKで近況報告してましたけれど、
楽しく、そして新鮮な3日間だったので、改めてじっくり書きます。

 

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男鹿へ行っていたのは、男鹿市の脇本城で10月20日(火)にイベントがあるから。
奈良大学学長の千田嘉博先生、落語家の春風亭昇太師匠、わたくし萩原さちこの
クロストークのほか、脇本城ウォークイベントもあります。

こちらも詳細はまたお知らせしますね。
詳しくは男鹿市教育委員会のサイトにて。
10月20日は脇本城でお会いしましょう。

トップの写真は脇本城からの日本海!
絶景がのぞめ、しかも壮大ですばらしい城です。

皇宮警察

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早稲田大学オープンカレッジ春講座の現地見学で、江戸城を解説。

皇宮警察のパトカー、フツーのセダンなのにかっこよく見えるのはなぜだろう…。

 

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二の丸史跡公園はハナショウブが満開でした。

クラブツーリズム「山陽・山陰の城3日間」

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クラブツーリズムさんのツアーで山陽・山陰の城をガイド。
1日目は備中松山城と高梁の城下町散策、
2日目は鳥取城&仁風閣、倉吉散策、米子城、
3日目は月山富田城、松江城&堀川めぐり。

 

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2日目午前中は鳥取城を3時間ご案内。
山頂の天守台からの眺望、今まででイチバンでした。
砂丘もバッチリ、今日は大山も見えました。

やっぱり、米子城は隠れた名城だったなあ!
鳥取城にしても米子城にしても、
いわゆる“建造物のない地味な城”で感動してもらえたのがうれしい。

私の説明ではまだ不十分なところもあるだろうけれど、
その城の個性みたいなものがわかれば、現存建造物だけではないと思えるはず。

ブルーインパルス弁当

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羽田空港で、いきなり荷物になるものを買うてしまった…空弁。
ブルーインパルス弁当。

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シールを貼って…46号にしました。
こういう細かい作業はけっこう好きです。

アベ鳥取堂と日本エアポートデリカのコラボ商品なものの羽田先行発売だそうで、
鳥取駅のアベ鳥取堂では予約受付中でした。

中身は…乱気流に遭遇したようなので自粛。
よくよく考えてみたら、ブルーインパルスと羽田空港は関係ないね、というオチ。

茨城県県南生涯学習センターで講座スタート

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今春は連続講座をたくさんやらせていただいていて、
今日は茨城県県南生涯学習センターさんでスタート。

概ね経験のある講座は定員30〜40名なんですが、
180名お申し込みがあったとのことで(!)、抽選で80名のクラスに。
平日の昼間ということは社会人はいないわけで…関心の高さと需要を感じるわ。

会場が土浦城(亀城)内堀沿い。
本丸が亀の形をしているのが別名の由来。…なのに亀いっぱい。亀こわい。

KSB瀬戸内海放送「報・動・力」

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KSB瀬戸内海放送「報・動・力」
「お城は地域の観光資源!お城を知ろう」特集。
5月16日(土)0:45〜放送です。

オンエア画面の写真をいただいたので、ご紹介。

 

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トップの写真は、in高松城。

瀬戸内海に面した高松城は、海水を水堀に引き入れた海城。
2年前から、水堀で「城舟体験」ができるようになりました(大人500円、鯛のエサ付)。
たかが水堀に浮かべた船に乗るだけじゃん、と侮るなかれ。これが意外とかなり楽しい!
海水ならではのたゆたう水面がきれいで、風も心地よかったです。
こんなことができるのも、全国でも珍しい海城だからだなあと思いました。
もちろん、水堀から見上げる石垣はまた◎です。
鯛はかなりたくさんいて、エサをあげると寄ってきますよ。かわいい。
写真はないけれど…国重文・水手御門を開門させていただきました(感激!)。オンエアはあるはず。

 

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岡山城では、博士さんはお城パフェ、私は宇喜多サンデーを食べました。
マスカットに桃など、岡山はフルーツ王国!
意外にも、ここでのスイーツの注文は男性が多いそう。
たしかに、街中のカフェでは恥ずかしい人も、城中のカフェならオーダーしやすいかも。

 

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ほか、おしゃれトイレができ観光客の快適さが激増した備中松山城、
すてきな保興会の活動で城の保存と城を活かした地域活性化の成功例といえる備中高松城、
専属のよしもと芸人・丸亀じゃんごさんがいて城を盛り上げている丸亀城、
個人的感想ですが、改めていい城だなあと思った津山城。

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自分とは違うフィールドでのコンテンツづくりは学びも多く、貴重な経験をさせていただきました。

城ファンだけのものではなく日本の宝なのだから、
城なんか興味のない人も含め大勢に目にしてもらうこと、それぞれに感じ考えてもらうことも大事。
専門分野に携わり日々尽力されている方、地域の方、城ファン、
いろんな人や事情が生み出す空気感に包まれることが、
城を訪れたときの最大の楽しみでもあります。
そうした世界へ誘う道筋をつくること、そこで少しでも城の本質を伝える役割を担う、
というちいさな使命感のようなものを持っちゃっていたりします。

熱意あるスタッフ・出演者のみなさんに刺激されました。
映像にあって紙媒体にない説得力と訴求力を、どう補い表現するか…。
わたしもとりあえず今日がんばろー。

城好きでなくとも、間違いなく楽しめる番組です。
岡山・香川にお住まいの方、ぜひ。

反響があれば全国放送になるかも?だそうなので、
観られない方もなんとなくざわめいてもらえると!
この番組に限らず、求められば少しずつ数もバリエーションも増えていくもの、なのでね。

「図説・戦う城の科学」重版決定!

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4/16に発売された新刊「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)、重版決定ー!!

私のまわりもまだ購入していない人が多いのに…
親にもまだプレゼントできていないのに…
実は出版契約書もまだサインしてないのに…
誰がそんなに買ってくれているんだ(笑)?
ありがとうございます。

GW明けには、2刷が登場するかもしれません。

津山城の天守台で撮ってもらいました(しかもお貸りした本で)。名城!

岡山城西丸西手櫓

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岡山城の西丸西手櫓、道路からすぐ見えるようになってました。

 

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その駐車場のお隣にあるコンフォートホテル岡山に泊まったのですが、ロビーが石垣ビューでした。
お部屋に飾ってあった写真も、岡山城。

 

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近くの丸善さんが巨大でびっくりしました。
丸善&ジュンク堂さんは全国的に私の本を置いてくださってるので大好きです(笑)
たまたま覗いたら「戦う城の科学」を立ち読みしている方がいて、思わず逃げる。著者あるある。

4冊ほど購入しました。「新釈 備中兵乱」がおもしろげ。
同じシリーズに、「新釈備前軍記」「新釈美作太平記」もありますよ、と
城郭放浪記さんが教えてくださいました。メモメモ。

郷土書籍の棚が充実していて驚き。
地方の書店さんを覗くと、こういうところも見えておもしろいです。

犬島製錬所

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近代化産業遺産、犬島精錬所へ。

 

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近代遺構と製錬所美術館、家プロジェクトが目的…のはずが、
石丁場らしきところが気になって仕方ない(笑)。
大坂城、岡山城、江戸城の石垣もここが故郷。

 

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関東ではお目にかかれない瀬戸内産花崗岩、美しいわー!
お触りし放題よ。
海辺に転がってる石が減った気がするのは気のせいでしょうか。

 

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時間があったので、足守陣屋にも寄りました。
ここ、なにげにいいよね。

徳倉城(備前)

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せっかく岡山へ来たので、急遽延泊していくつか城をまわってきました。
よかったのは、再訪した徳倉城。やっぱりいい、ココ。

 

縄張としては一般的な中世の山城だけれど、本丸を取り巻く曲輪群の石垣は見応えあり。
小早川秀秋が入封して廃城、とあるので宇喜多時代の石垣のようです。ふふ。

 

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とくに本丸東側の虎口の石垣がスゴい。高さ3mはありそうで、北側にずっと続いてます。
大手登城道からここまでは20分くらいの山道が続きますが、この石垣を見たら疲れも吹っ飛ぶというものです。
その20分の道のりも、なにもないわけではなく曲輪群がところどころ明瞭に残っているし、
途中には堀切や水がいまだ湧き出ている井戸もあったりと城感たっぷりで楽しい。

本丸の南側には櫓台のようなものがあって、そこの石積みもなかなか○。
城の南方を見渡せるような構造だけど、櫓台の上に上がってはみたものの薮薮で眺望は確認できず。

 

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搦手におもしろい遺構があって、
登城道に沿って堀底道のような空堀が数百mに渡って延々と続いていた。
これは空堀…なのか…?
後世のものかとも思ったけれど、途中で屈曲していたりして空堀っぽいし、
地形を考えると南側の尾根を断ち切ることになるから空堀なのかも。気になる。

 

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この城も保存会によって守られてますね。
足場を確保してくれているおかげで歩けるし、このプレートがないと完全に道に迷います。

 

城郭放浪記さんやちえぞーさんなどもアドバイスの通り、
大手登城道から登って搦手登城道を降りるのがオススメです。
その他、見どころやアクセス、概要などは
データベース化してくださっている城マニアさんのサイトにお世話になってくださいませ。

その他、7城ほどまわってきたのだけど、今回は無計画が原因のTHE中途半端。
とくに、絶対に行こうと思っていた常山城は
2年前から車両通行止めになっているという事前情報を入手しておらず、
歩いて登るには時間が厳しかったため断念。先に行けばよかった、、、。
それから、金川城は○虫の猛攻が激しくそそくさと退散で不完全燃焼。
この2城は秋にでも再訪だな。アクセスはわかったぞ。