城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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8/20、ニッポン放送で城トークあります

8/20(火)ニッポン放送の『あさラジ』で、
城メグリスト流的な?城の魅力トーク&著書が紹介されます。
※出演はありません
5:00〜8:00のどこかで10分ほど(オンエアの時間帯、聞くの忘れた…笑)。
お時間ありましたらぜひぜひ。

さて、明日から朝鮮倭城の取材です。
機張城、梁山城、西生浦城、蔚山城、順天城、時間があれば釜山子城・母城、東莱城も。
高校野球決勝戦と半沢直樹までには戻ります。
(あまちゃん、人生に捧げるコント、womanは録画OKよ!)

一般的には、今週いっぱいがお盆休みで明後日から出社でしょうか。
まだまだ暑そうですが、ここぞのところはピリッと集中して乗り切りましょう。

9/8(日)、トークセッションのお知らせ

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バッサリと髪を切って1ヶ月。
オカザえもんに似たヘアスタイルだと気付き、ビミョーな毎日を過ごしている萩原さちこです。
オカザえもんさん、妻に逃げられた40歳子持ち、だそうです。
身長180cm、なにげにスタイルがいいです。

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さて、トークセッションの出演が決定しましたのでお知らせです。
vol.1とは違うトークセッションという形式になります、城フェスvol.2です。
城フェス実行委員の滝沢弘康さんと対談します。

城本の出版に携わる2人が、城ビジネスについて、
著者・ライター・編集者・プランナーなど、さまざまな立場から談義。
新しいメディアとしての「城フェス」についてもお話する、というものです。

なんだかスゴそうなタイトルがついていますけれども、私だって日々模索中。
ものすごいビジネス戦略やサクセスストーリーは語れませんが、
このテーマは個人的に質問されることでも多いので、私なりにお話しますね。
基本的には、ビギナーさんもマニアさんも、城の楽しさを共有する時間がつくれればと思っています。
「城フェス」についても、全国の城ファンが心から楽しめる「城フェス」の理想と未来を、
みなさんと一緒に考えていけたらと思います。

城のマニアックなお話をするわけではありませんので、
出版やメディアづくり、イベント企画などに興味がある方も楽しんでいただけるのではないでしょうか。
もちろん、ビギナーさんも楽しめる、ゆるくて楽しい城トークもたくさんしますよ。
最近の城めぐりのお話もリクエストとしていただいているので、
写真付きでエピソードのご紹介なんかもするつもりです。
先日の九州取材のこぼれ話か、今週末からの倭城取材かな。

ぜひぜひ遊びにきてくださいね!

会場は、ビールが飲めるステキな本屋さん、下北沢B&B(BOOK& BEER)。
お客さんとしては何度も訪れている場所なので、
イベント出演者として登場するのは不思議な感じです。

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萩原さちこ(城メグリスト)×滝沢弘康(かみゆ歴史編集部)
城フェスvol.2:城を語ろう ~城本の未来と城フェスの可能性~
9月8日(日)19:00~21:00 (18:30開場)
前売(1500yen+500yen/1drink)¥2,000
当日現金支払い(1500yen+500yen/1drink)¥2,000
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イベントの詳細とチケットのご予約はこちら。B&Bのサイトからお願いします →
(トップ画面をクリックしても、B&Bのサイトに飛びます)

 

ちなみにvol.3は、年明けにスゴいのやります。企画練り練り中。
日程やスペシャルゲストも決まりつつあります。こちらもお楽しみにー。

城フェス vol.1 2013 in TOKYO、動画公開!

2013年6月16日に新宿 Naked Loftで開催された
城フェス vol.1 2013 in TOKYOの動画がyoutubeにアップされました。

来られなかった方はもちろん、もう一度観たい方も。
無料でいつでも観られますので、ぜひぜひチェックしてみてください。

3時間半ありますので、6編に編集してあります。

 

1. 萩原さちこ「実行委員長ごあいさつ」

 

2. 萩原さちこ×中井均先生「山城の魅力を語る」

オープニングトーク、まずは山城の魅力から。
スライドを見ながら、萩原さちこと中井均先生が山城の魅力を語ります!

 

3. 「滝山城・山城体験ツアー報告会」

イベント当日、中井均先生と萩原さちこさんを先導役に、山城ビギナーの2人が滝山城を初体験!
その様子を2人の報告を交えながらとって出ししました。

 

4. 中井均先生「城から見る日本の合戦と戦争観」

城郭研究家・中井均先生の講演。
攻城戦の際に構築された陣城・付城のフィールドワークから、戦国時代の合戦の知られざる実像を解説します。

 

5. 畠中和久さん「お城写真の魅力」

お馴染みの和服姿で登場した城郭写真家の畠中和久さん。
自身の作品、そしてお城の見所・撮り所を紹介します!

 

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2013年6月16日
城フェス vol.1 2013 in Tokyo
新宿 Naked Loft

萩原さちこ(城メグリスト・城フェス実行委員長)
中井均(城郭研究家)
畠中和久(城郭写真家)
滝沢弘康(歴史コンテンツメーカーかみゆ代表)
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福岡市立博物館に「戦国大名の城を読む」

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九州取材中に寄った福岡市立博物館でうれしいことがありました。

博物館や資料館では必ず図書コーナーに立ち寄って
現地にしかない資料や書籍を買い漁るのが習慣な私。
これだけ立派な博物館のミュージアムショップとなると、
エリアは狭いものの、さすがにラインナップがすばらしい!
ちょっとコーフンして読み漁っていたら…

なんとー!

 

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「戦国大名の城を読む」を平積みしてくださっているじゃないですかー!

著書って本屋で見かけても特に感動したりしないものなんですが、これはうれしい!
素晴らしい書籍の中に仲間入りさせてくださっているなんて。

あんな本やこんな本を差し置いてよいのだろうか、という
恥ずかしさを通り越した罪悪感が沸き起こり、
思わず勝手に撤収しそうになりました。

この2日後にお会いした大分県行橋市の教育委員会の方からも、
福岡市立博物館に平積みにされているだけでなく、
行橋市内の書店さんでもたくさん置かれていること、
近隣の図書館に「わくわく城めぐり」が3冊も入っていていつも貸し出し中なことなど
お伝えいただきました。ありがたいです。

遠く離れた九州でも、読んでくださってる方がいるんだあ、
と当たり前のことをぼんやりと思いました。
もっといいものを書かないとね。

九州取材、終了

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無事、帰京しました。
充実の10日間、まだ一文字も書いていないという恐怖。。

いつも思う。
世の中には知られざることや知るべきことがたくさんあって、
掘り下げていけば、それを知っている人や知ろうと尽力している人がたくさんいる。
おこがましいけど、
それを世に出せる形にして伝えるのが自分のミッションだと思っていたりする。
ライター業は作家業とは違い私見を述べるのが仕事ではないけれど、
誰かと同じものを見て同じことを感じて、同じような文を書いていても需要はないわけで、
他の誰かには書けないものを書きたいなと思うのです。

 

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10日間、城だけでいくつめぐったか数えてみたら、38城!
1日2〜3城の山城めぐり×10日、鬼の体力といわれた私も、さすがにいささか疲れました。
編集さんに「取材してることも取材場所も明かしていいよー」と言われたので
FBでちょこちょこつぶやいていましたが、さすがに全城リストと感想までは明かせず…。
毎日300枚前後も撮影しておきながら写真もロクに紹介できないのが残念ですが、
秋に発売予定の書籍にじっくりと書きますので、お楽しみに。
もうお気づきのことと思いますが、来年の大河ドラマ・黒田官兵衛関連の書籍です。

 

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ちらちらと、感動したショットをセレクトしてずらり。
撮ったときのコーフンと感動を思い出しながらアップするという自己満足です。
これでどの城のどの場所かわかる人がいたらスゴイ。わたくし弟子入りします。

九州取材7日目

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ガイドさんや市職員さん、保存会のみなさんと。
手作りのおやつやお漬けものでの、あたたかいおもてなしがうれしかった♡

 

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個人的に念願だった長岩城、サイコーでした!ここは今回の取材以外の媒体でも書きたい。

 

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しかし、幅1mほどで両サイドが断崖絶壁、という尾根筋(標高500mくらい?)を歩き進むのは、
さすがの私も生命の危険を感じました。
長岩城の記事は、秋発売の書籍でじっくり書きますのでお楽しみに!

 

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山城ファンでも難易度が高いであろうこの城を、
城好きでもないのに4時間半も歩きながら、撮影してくれたカメラマンさんに感激!
そしてこの状況下で断崖の高山植物を採ってくれたガイドさんに驚愕(笑)

 

九州取材5日目

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本日の中津の最高気温、37℃!!

さすがにこの炎天下での山城&城下町歩きはハードでした。
興味深いお話がたくさん伺えて、理解はできるし興奮するし質問も口をつくものの、
その内容を頭に留める力が稼働せず。。
「こういう構想にして、こんな書き出しにして…」
という原稿のコンセプションまで頭がまわらないどころか、話の内容が頭に残っていかない状態でした。
せっかくいい取材させてもらってるのにーー!!!
こんなんでいい原稿が書けるのでしょうか…。

 

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超人的な集中力が欲しいところだけど、そんなものないので、
とりあえず今宵も黄金色のシュワシュワしたエナジードリンクでパワーチャージです。

九州取材4日目

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今宵は豊前牛のステーキをご馳走になりました。脂が甘くておいしい!
後ろは、大分県は中津名物の唐揚げ(今日から中津泊です)。

 

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そして、メニューにない「おにぎりが食べたい」というリクエストに応えてつくっていただいた、
地元の漁師メシという“鉄砲巻き”。岩海苔の海苔巻きです。
「海苔の海苔巻き?」って思うかもしれないけれど、
海苔っておいしさに差が出るじゃないですか。
岩海苔は程よい塩気と甘み、焼海苔は香ばしさと味わいで、
同じ“海苔”のジャンルで括ってはいけないと思うほどメリハリ効いてました。
もう1個食べたい(笑)

 

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今日も快晴。夕陽もキレイでした。

九州取材3日目

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10日間の九州取材、3日目。

 

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九州、あちいです。とびっきりの高温多湿が私の集中力を削いでゆく。。
でもその分、夕陽がキレイでビールがおいしい。

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昨日は身を切り刻まれてビクビクしているイカを食べました。
朝は鯛茶漬け、昼は海鮮丼。おさかな天国。

 

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前日は唐津泊。キャッスルビューでした。
唐津城へは行かず、部屋から眺めただけでしたけれども。

【WORK】富士山の歴史

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2013年7月15日に普遊舎さんから発売された
「富士山の歴史」でちょこりと執筆させていただいてます。
江戸時代の富士山について。

江戸時代、北斎や広重の絵に江戸のシンボルとして富士山が描かれるようになるのですが、
そうなったのは、首都が江戸に移り、
徳川家康が上方にない目印として意図的に位置づけたから。
そして、古来から信仰の対象だった富士山が身近になり観光地化するのも、江戸中期のこと。
富士講や富士塚が大流行して、庶民レベルに浸透してレジャー化していきます。

交通が発達し、それまでは存在しなかった旅人が東海道を往来するようになったのも、
富士山が身近になり、ある種の地位を確立した要因のひとつ。
旅人にとって富士山を目にすることはステイタスで、
それが浮世絵に描かれたり見聞されることで、庶民の憧れになっていったようです。

突き詰めていくと、今私たちが富士山に登りたがるのは
江戸庶民が生んだ、レジャー的富士参詣ブームの名残り。
そこに信仰心がないのは、それはそれでまあ当然、といえそうですね。

そして…
これも家康の思うツボ、と言えなくない。
やっぱすごい人です。。。
文献を読み漁っていたら、このあたりかなりおもしろいなと思いました。

富嶽三十六景が全掲載された、なかなか美しい本です。
本屋さんで見かけたら、ぜひ。