小田原の歴史を学ぶ講演会
小田原三の丸ホールにて、
城郭カメラマンの畠中和久さん(右)とトーク、
青山学院大学准教授の谷口雄太先生&
小田原城天守閣の諏訪間順館長(中央)とパネルディスカッション。
谷口先生のご講演がとてもわかりやすく、スタンス含め今の私にとっては刺激的で。
楽屋でも気さくにお話しを聞かせてくださりうれしかったです。
写真は、天音ちゃん来てくれたときの。
そうそう、今日は北条氏の城のお話ということで半衿を鱗文にしたんですけど
楽屋に来てくれた北条甲冑隊の斉藤さんが0.5秒で気づいてくれて
おおおっ!さすがだな!とうれしくなりました。
斉藤さーん!差し入れまでありがとうございました!
鱗、着物には多いです。
三角は古くは古墳の壁に採用され、やがて魔除けや厄除けの意味合いが強くなり。
京都では今も厄年に鱗文の長襦袢を着るようです。
清閑亭の脇にある小田原城の堀。
夜は料亭として生まれ変わった清閑亭で晩餐会。
なんだか以前より広く、そしてぐっと明るくなったと感じました。
刺激と学び満載の時間でした。
<ゲームさんぽ>で江戸城さんぽ!
おひさしぶりの<ゲームさんぽ>!
彦根城以来の<リアルさんぽ>です。
自分でいうのもなんですが、めちゃめちゃおもしろいです!
いや、私がおもしろいのではなく。
いいださんとマスダさんはやっぱりすごかった!
ぜひ見てほしいなあ!
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SEKIROなどでお馴染み、萩原さんのマシンガントーク57分一本勝負。
江戸城(今の皇居)に行く楽しさ爆増まちがいなし&江戸=東京という都市への理解が深まる良いさんぽ
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と紹介されております。
ほんと、いつにも増してのマシンガントークです。笑
コレ撮影したの昨年3月31日でして、コロナ明けの開放感が爆発。
あと、おふたりの退社をネットで知り、
(退職がYahooニュースになる社員すげー!)
もうお仕事をご一緒できないのか…とさみしく思っていたところ
運良くいいださんと会えて、すぐこの企画が実現して、とてもとてもうれしかったのです。
〈ゲームさんぽ〉、7?8?本ほど出させてもらってるので
そちらもぜひぜひご覧いただければ。
毎日小学生新聞の連載スタート前に
毎日小学生新聞(全国版)で、新連載がスタートします。
始まってもいないのに記事にしていただき恐縮です。
この記事は読まなくていいんだけど(公開中のデジタル版3/14付でどうぞ)、
連載はたくさんの小学生や親御さんに読んでほしいな。
それぞれの心になにかふわっと感じるもの、を目指したいと思います。
この3月で、長く続けていた連載が終了。
でも、4月から新たに2本がスタート。
別れと出会い。春ですね。
すでに4月分は脱稿してるんだけれど、
「さすが本職ですね!」…という担当者の感想に、うれしい反面やや複雑な心境。
しっかり書く時間が取れていない自覚があるので、ちょっとドキッと。
本職が蔑ろになってはいけません。
お褒めの言葉は素直に自信につなげつつ、ちょっと集中したいと思います。
米子城の委員会
史跡米子城跡整備検討委員会でした。
米子城三の丸にガイダンス施設ができました。
デジタルサイネージディスプレイは、地元企業12社からの寄贈だそう!
米子城の整備はまだまだこれからで課題も山積みで大変とは思うけど、
課題が具体化するのはすごい前進だな、と。
米子市さんのがんばりに拍手です。ますます地域に愛される城になるといいな。
美保航空隊の掩体を調査してるとのことで、見せてもらいました。
看板もできてたよー。
丸岡城講演会
ついに、丸岡城天守もあしらわれた
天守柄の着物(リサイクルショップで発掘)を着て、
丸岡城の講演をする日がやってきました!
帯は、幻の二条城天守が眩しい洛中洛外図風。
帯にスマホとかいろいろ入れててすいません。
ドラえもんのポケット並みにあれこれ出てきます。笑
レジュメとPPTをつくりながら、丸岡城の魅力とおもしろさに改めて感嘆した次第。
戦国〜江戸期の越前において、転換期に登場し続ける重要な城。
その希少性や尊さが伝わっていれば。
でもいちばん言いたかったのは、
国史跡を目指して欲しい、ということ。
天守が現存する12城のうち、
国の史跡(または特別史跡)に指定されていないのは丸岡城だけ。
全国に数百の国指定史跡(特別史跡)の城がある中、
現存天守がありながら史跡指定されていないのはいけません。
こんなこと言ってくれるなという人もいたかもだけど、
他所者で縛りのない私が腹括らずに誰が言う。
市長や教育長も足を運んでくださった場だからこそ。
しっかり保全、維持・管理し、
すばらしい地域の宝を次世代につなげていただきたいです。
丸岡城のライトアップとキャッスルビュー
丸岡城天守のライトアップ。意外と見たことある方少ないんじゃないかな?
キリッと冷えた空気、澄んだ空、その背後にキラキラ光る星たちが本当にキレイなの。
そこに映える、質実剛健な天守、いや、野面積み天正期の石材よ!
プロジェクションマッピングショー見せていただいたんだけど、私はこっちががぜん好き。
明日は丸岡城の講演会。
ご用意いただいたお宿がキャッスルビューでテンション爆上がりです。
宴終わりまして、いろいろ思うあれこれを、今、宿からこれの夜景見ながらあれこれ考えてる。
いろいろあるよね。。
福井城坤櫓等復元整備検討委員会
小雪舞う福井城。
福井城坤櫓等復元整備検討委員会でした。
前も書いたけど、
本丸南西面石垣のはらみは福井大地震前からあの状態で、
近年の観測数値もほぼ変動ないそう。
先日の能登地震の影響もほぼないとのことでした。
(今後の維持・保存や櫓建造の影響は慎重に検討、
委員会でも議論してます)
委員会の後、福井大学名誉教授の荒井先生と、
関西大学名誉教授の西形先生とお話しを。
工学的な観点から見る石垣のメカニズムは
私の認識とはまた少し違うのだな、と勉強になりました。
さて、3月16日に金沢-敦賀間が開通し、
ついに福井に北陸新幹線がやってきました!
ピカピカの敦賀駅、ダイナソー感が増した福井駅!
でも昨日は米原から移動したから
特急しらさぎ短縮により逆に不便だったYO!
長比城
先々週の関ヶ原でも先週の米原でも語った、長比城。
今日は須川砦まで縦走できて満足満足。
信長の来襲に備えて強化した、THE国境の緊迫感!
東山道を見下ろすこの眺望!
コンパクトだけど戦略・戦況をリアルに伝えてくれ、朝倉・浅井の技術を教えてくれる名城だな、と。
近江における境目の城のあり方も再考できました。
米原市の山城ガイド養成講座、今年度の最終回。
わたし講師だけど、がんばったから中井先生に花押もらいました(7枚目)
自分で自分を讃えるスタイル!笑
米原市のみなさんもお疲れさまー!
来年度も講師させてもらいます。受講生のみなさん、また来年度!
中井先生、濱崎先生と!
整備してくれている宇野さん。
8年前くらいに訪れたとき、仲間数人で一生懸命に登城道をつくっていた方なのです。
そのとき話したこと、覚えてくれてうれしかった!
たまにサイトとか見てくれてるみたいで、「先週も講演会行こうか迷ったんだよー」と。
お元気に活動されていてよかったあ。
かつて直登するしかなかったマニア限定の長比城を、
上級者でなくても歩ける、これほど見やすい城にしてくださって本当にありがとうございます!
彦根で講演
井伊家の菩提寺、佐和山城下の清涼寺にて、彦根城についての講演でした。
世界文化遺産を目指す彦根城、今年10月に事前評価の結果が出ます。
世界遺産の称号を得るのはすばらしいこと。
でも大切なのは“称号を得ること”ではなく、“称号を得るだけの価値があると知ること”。
そもそも歴史とは切り取られた一時期でなく、今日の決断もいずれ歴史になる。
そして、誰かに決められたものではなく、価値や道は、地域で、自分で見出してほしいな。
市民ひとりひとり(特別史跡彦根城、国宝天守は彦根市民のものではないから厳密には全国民)に、
当事者意識を持って本質に目を向けてもらいたい、
そんな思いを込めてお話ししました。
今朝1時間半くらい城下を散策したのだけど、
城下町含む彦根城の独創性と受け継がれた現況に改めて感激。
また、講演にあたり江戸中期〜後期の史料や近現代までの資料を読んで、
彦根藩の特殊性は江戸時代や幕藩体制を知る上で本当におもしろいなと感じました。
わりと知ってるつもりの彦根、まだまだ知らないこといっぱいだ。勉強したい。
私の講演の前に発表してくれた、滋賀県立彦根東高校新聞部のおふたり。
事前に拝見した新聞コピーにすでに感動。
わたしライターですと名乗るのが憚れるほどの、取材力、中立性、構成力、筆力。
(16年連続全国最優秀賞受賞とのこと!)
お隣の伊藤くんはお城好きが高じて彦根城内に建つ彦根東高校に進学したそうですが、
好きな方向に引っ張られることのない、ブレない記事とプレゼンに感服!でした。
このような新聞部が存在することが、すでに彦根の文化であり遺産…などと思ってしまいました。
お話ししたら普通の高校生でかわいかった。笑
私も城を好きな気持ちは負けないぞ。
深め、考え、工夫して、伝えていこうね。