城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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「戦国北条フェスティバル」登壇します

「戦国北条フェスティバル」
2024.1.7(日)13:30〜16:00 ライブ観覧/オンライン配信

錚々たる先生方に紛れ、お正月からとても光栄です。

ぜひ、ご来城orオンラインご観戦ください。
申し込み、今日12/5まででした。。
ご興味ある方、急ぎ勢いで↓クリックを!

https://www.odawara-kankou.com/sengoku_hojo_fes/

取材で鬼の城

鬼の城。
はじめて日曜日に行ったら駐車場が満車近くてびっくり。

 

 

お天気よろしく、屋島や小豆島も見えました。
経山城から見た版築土塁の一直線にどきどき!

 

尾高城跡・国史跡指定記念シンポジウム

尾高城の国史跡指定記念シンポジウム。
おめでとうございます!

 

鳥取県内に国史跡に指定されている城は4つ。
そのうち2つが米子市内ということに。すばらしいー!

 

米子城のガイダンス施設も着々と!

 

雨壺山 徳川家康陣跡 除幕式

関ヶ原の戦いの2日後、
徳川家康が石田三成の佐和山城攻めで本陣を置いたとされる雨壺山。
説明板が建立されました!

 



歴史の“見える化”大事ですね。
もっと大事なのは、そこに思いがあるかなのだな、とも思いました。

地域の歴史が立体的に見える舞台で、
地域の方が早朝ウォーキングに訪れる身近で歩きやすい場所。
それだけすばらしい地域資産があっても、
その価値や魅力に気づいてもらえなければ、宝の持ち腐れ。
説明板が設置されたことで、“ただの山”が“家康陣所”として本来の輝きを取り戻したようで、
遺跡の喜ぶ声が私には聞こえました。

 

淡海歴史文化研究所の太田浩司先生、
佐和山城研究会会長の田附さん。
発起人おふたりのバイタリティに感服。
寄付という形で参画でき、とても光栄でした。

 

刺激と学びの多い、何よりとても楽しい2日間でした。
さすが「いい井伊の日(11月11日)」だ!笑

⁡ところで、ココからの景色はちょっとスゴい!
佐和山城がわずか2kmちょいのところに丸見え!
…だけでなく、彦根城も見える!

徳川家康や井伊直政と同じ目線で佐和山城終焉の時に立ち会え、
ふと西へ目を移せば、佐和山廃城後に拠点となる彦根城の堂々たる姿が目に入る。
後の中山道も見通せて、戦況や戦略、この地の立地も目の当たりにできる。
つまり、時代の移り変わり、彦根の歴史の変化をパノラマで見ることができるのです!

シンボリックな荒神山、琵琶湖、多景島も見え、
まるで彦根を掌握したような絶景が臨める場でもありました。
まさか井伊家がここに城を築くとは、このときの直政は思っていなかったであろう。。笑

佐和山城と彦根城が、木々に少し隠されていてちょっと残念。
枝葉が風に煽られ逆に倒れないか心配でもあったので、
彦根市役所の方、そのあたりは整備のご検討をぜひお願いしたいです。

 



サンライズ出版の岩根専務にもお会いできてうれしかった!
このお仕事をはじめたとき、親身になって応援してくださった方。
今はそんなことを一切言わずに、ニコニコと接してくださるステキな方。
だから私も、余計なことは言わずただ粛々と目の前のことに励もうと思います。

 

その後は、小谷城戦国まつりへ。

 

ステージ司会が西村千穂さん!思わぬ再会♡⁡

 

そして、特別開帳中の小谷寺へ。
みうらじゅんさん絶賛のご本尊はもちろん、厨子がすばらしかった!
キャラ濃いめなご住職の話もおもしろかった!笑

いろんな人に会えて、楽しかったなあ。
ステキなものとステキな時間に包まれて、いい日でした。
さすが「いい井伊の日」だ!笑

 

城組アワード2023 高越城址顕彰会 撮影

〈城組アワード2023〉撮影でした。
むつみさんがお仕事で関わっている、岡山県井原市へ。

 

ご応募くださった高越城址顕彰会のみなさんと、井原市長&市役所のみなさんと!

 

 

スペシャルムービーは来春公開予定です。
ぜひご覧いただきたいです。

 

 

むつみさんデザイン監修の井原鉄道戦国列車。
⁡むつみさんのお仕事への姿勢、地域の歴史への向き合い方を尊敬している。
その実情に触れ、その原動力となる地域のパワーと魅力を目の当たりにした2日間でした。

私もがんばろー!

 

和歌山城を取材

和歌山城。
久しぶりに来ましたけどよいですねー。

 



あいにくの雨だったけど、
そのおかげで緑色片岩の青みがぐっと冴えて、
しっとりかっこよく、刻印もくっきり。

⁡今日は江戸城との違いや共通点を
考えることができてよかったです。

 

「天守のない城をゆく 城の楽しみ方、活かし方」

ノンフィクション作家の澤宮優さんより、
新刊「天守のない城をゆく 城の楽しみ方、活かし方」をご恵贈賜りました。

1520年前からガラリと変化した城の世界や認識、
ここ10年ほどの自治体の取り組み事例が、端的にまとめられた印象でした。
細やかな取材力に敬服いたします。

ここ数年で城に興味を持った人にぜひ目を通してほしい、
歴史遺産として城を考える上でのスタートラインに導いてくれるような1冊と感じました。

書籍の内容に対しての感想というより、改めて自分自身の課題点と展望を問われるような。
そして、ノンフィクション作家はこういう書き方をするのだなあ、とか。
そんな読後でした。

 

さて、スタートラインに立ったとして、ここから先にどうするか。

大切なのは、「なんのために活用するか」なんですよね。
歴史遺産や地域資産の価値や存在意義はケースバイケースで、
からこそ保存・整備の方法、活用の仕方も唯一無二。マニュアルなどつくれない。
その個性こそが地域の営みそのものなのだから。
それを無視しての活用など歴史への冒涜でしかなく、
観光資源として安直な使い回し的な発想など愚の骨頂。
自分の大切な人を思うように、真摯に未来を考え扱っていけるかなのだと、
このところ時に憤りを覚えながら痛感しています。

私は調査・研究に携わる現場の人間ではないし、行政の人間でもない。
できることは限られる。
でも、私は私の立場で、目指すべき道がある。
できることを、粛々と。

本書に対して1点述べるならば、コロナ前後の変化でしょうか。
私の肌感覚では、少し風向きが変わったように思います。
魂を売ったかのようなインバウンド絶対主義から、
少し足元を見るような、日本や地域にも目を向けるようになったかと。
私の講演会にも「海外旅行に行けず、国内旅行先の城に興味を持った」という方も多いし、
遠出ができず気の毒ではあるけれど、
「小・中学生が地元の城や歴史遺産に触れてくれる機械になったのはよかった」との教育委員会のご担当者の声も少なからずありました。
期間限定でそうせざるを得なかった、ではなく、
持続的にこの風が心地よく流れ続けることを切望します。
いや、地道に仰ぎ続けるしかないですね。

 

国吉城歴史講座「テーマでめぐる戦国の城めぐり」

4年ぶりに呼んでいただいた国吉城歴史講座。
「テーマでめぐる戦国の城めぐり」
ご受講くださったみなさま、ありがとうございました。

写真は、講座の前にご案内いただいた土井山砦。

 

福井でいちばん好きなお酒「早瀬浦」の三宅彦右衛門酒造さんへもお連れいただきました。

講座の前に燃え尽きた。笑

 

「ふくい城巡りフェス2023」トークセッション

「ふくい城巡りフェス2023」トークセッションでした。

小学生がけっこういたのがうれしかったです。
最前列で聞いてくれた城郭検定準一級の小学生兄弟くん!
本も持ってきてくれてありがとうー!!⁡

 

〈壇上で隣の登壇者を撮影する〉大野館長のスゴ技よ。

 

柴田勝家さまの自撮りのうまさよ。

 

朝倉宗滴と柴田勝家の共演というカオスよ。

 

難攻不落ブレンド/国吉ブレンドのかわいさよ。
(いただいた!コーヒー好きだからうれしいー)

 

祝・大谷翔平ホームラン兜と丸岡藩との関係なさよ。
(被るけどな!)

 

来年は丸岡城で講演させていただきますよ。みなさまお世話になります!

今日は写真たくさん撮って楽しかったな。
城ジェンヌさんにも会えました。

 

一乗谷の学芸員・石川美咲さん、近畿大の新谷先生、国吉城歴史資料館の大野さんと。

「では年末のお城EXPOで!あ、もう来月ですね!」
という別れの挨拶に脅威を感じつつ会場を後にしました…

 

祢津地域づくりの会 インタビュー

「城組アワード2023」にご応募くださった
「祢津地域づくりの会」主催の祢津城見学会へ。

撮影前に「しの3」を目立つよう貼り直した、篠原さんのお茶目さよ。笑

 



祢津城のすばらしさはもちろんのこと、歴史、文化、道、人などさまざまな観点で、
広く深く、地域のすばらしさに触れることができたイベントでした。
関わっている方もご参加者も幅広く、
山城楽しみ方や史跡めぐりの本来の醍醐味に改めて気付かされた気がします。
その原動力は、地域への思いなのだな、と。
風通よく居心地よく、豊かな気持ちになった1日でした。

ところで、いつかなんらかのツテでお話を伺ってみたかった、
筑波大学山岳科学センターの田中先生がいらしていて!
私の図々しさをフル活用して、インタビュー動画まで撮らせていただきました。
(グイグイ行きすぎた、、と今さら反省と赤面)

植物と生物から山城を研究されている、生態学の先生なんです。
・山城は希少植物の宝庫!
・山にはない植物が山城にはある
→山城だった時代の城や集落の姿を推察できる
→地域の豊かさを計る指標にもなる
→山城の地表面がどう守られていたか生態学的に追求できる
・山城の整備は自然の蘇生にもつながる=文化遺産を守ることで自然遺産を守れる
・山城の整備にあたり何が大事なのか?
などなど。

城組というより個人の仕事で進めているプロジェクトで、改めてお話しを伺いたい!

動画お楽しみに。
編集がんばりますー。。⁡⁡