YOMIURI ONLINE「2016年大河ドラマの舞台はここ!真田の城」
読売新聞のサイト「YOMIURI ONLINE」で
「2016年大河ドラマの舞台はここ!真田の城」という記事を書かせていただきました。
(上)(下)全2回の連載です。
2016年大河ドラマの舞台はここ!真田の城(上)「上田城」→ ★
2016年大河ドラマの舞台はここ!真田の城(下)「真田丸」→ ★
大河ドラマにも登場するであろう2つの城、真田氏の居城・上田城と大坂城の真田丸を取り上げて、
城をめぐる真田の熱き戦いと、真田らしさを実感できる城の鑑賞ポイントをご紹介します。
ぜひご覧ください!
松江城天守国宝指定記念シンポジウム 松江城再発見~天守・城・城下町~
行ってきました。
定員1,100人のよみうりホールがほぼ満席で、関心度の高さがよくわかりました。
一般的にはこういうところで反応するのか〜、などと
客席のようすにあれこれ思いながら見ていました。
さすがに、松江城については読んだり調べたり書いたり話したりしているので、
前半は知見という意味では私には新しいものはなかったけれども、
立派な映像が流れ、基調講演もあり、贅沢なイベントという感じでした。
後半のパネルディスカッションは、学術的なお話が聴けておもしろかったです。
実際に調査を担当された、
山田由香里先生(長崎総合科学大学工学部准教授)のお話が聴き応え◎。
内容もさることながら、わかりやすく、上品な語り口で…なんとも素敵な先生。
建築史や建築意匠がご専門とのことで、なかなかお話を聴く機会がない私には貴重でした。
矢部健太郎先生(國學院大學文学部准教授)のお話も興味深かったです。
室町・戦国・織豊期の文献がご専門とのことで。
私はやっぱり織豊期が好きだー!と、一瞬ほとばしりました。
もっと聴きたかった…とりあえずご著書を読んでみようと思います。
清水真一先生(徳島文理大学文学部教授)がとても素敵で、ちょっとファンに(笑)
千田先生は、もちろん安定・抜群。
せっかく東京にいらしたのでご挨拶したかったけれど、なにやら会場もバタバタで断念。
客席から熱視線を送るにとどまりました。
書籍販売もしていたけど、意外と限定されていたかな。
松江城関連のいい本、いろいろあるのに。
かわいいてぬぐいを購入。
これはこの前松江に行ったときも発見できなかったわ。うれしい。
夜はBBQ!
今夏(というかここ数年)BBQに行けなかった私の願いを叶えてくれてありがとう。
西麻布交差点近くの、首都高沿いの屋上のお店だったけれど、意外とよかったな。
こんな時期なので貸し切り状態。
2次会は10年ぶりくらいに権八へ。
小泉元首相がブッシュ大統領を連れてきたのは…2002年だからもう13年前!
タランティーノ監督がキル・ビルのセットの参考にしたお店でもあって、
初訪問の友は「ヤッチマイナー!」と盛り上がってました。
キル・ビルも2003年か…VIVA同性代の友!
こしがや市民大学で講座
越谷市教育委員会さん主催のこしがや市民大学で講座をさせていただきました。
会場の越谷市中央市民会館劇場、りっぱー!
こしがや市民大学は毎年バリエーション豊かなラインナップで、講師の先生方もご立派な方ばかり。
その中ではじめて城の講座を企画してくださったこと、
そしてその講師として私にお声がけいただいたこと、光栄でした。
平日の午前中にも関わらず、かなりの人数!
定員300名以上のご応募があり、抽選だったそうです。
みなさん学習意欲が高いのですね。
壇上からも熱心に聞いてくださっているようすがよくわかりました。
こうした安心してしっかり学べる場があるからなのだな、とも思いました。
2時間、このような場でお話させていただけ感謝です。
思いがけず、越ヶ谷御殿跡をご案内いただきました。
江戸初期に徳川家康によって建てられ、家康・秀忠が鷹狩りのときに泊まった御殿。
明暦の大火後、江戸城二ノ丸に移築されました。
…今となっては規模も構造もわかりません。絵図などもないそう。
元荒川が蛇行する内側に石碑が立っています。
明暦の大火直後に移築されながら、この場所の地名が“御殿町”なのは興味深いなと思いました。
移築されてからも特別な場所だったんですね。
夜の用事まで時間があったので、
午後は執筆中の江戸城本の調べもので東京都水道歴史館と日比谷図書文化館へ。
東京都水道歴史館、今日はイヤホンガイドを借りてみたところ…解説がすばらしい!
東京都にはこんなに立派な施設があるのに、あまり知られていないような…もったいないなあ。
東京の水道の歴史はおもしろい!江戸の上水は知るほどすばらしい!
今日は江戸時代を中心にライブラリで調べものしてきたけれど、いずれ近代も学ぼう。
とりあえず、ありがとう小河内ダム。
「DECENT」にインタビュー記事
長野県の松本と安曇野エリアで配布されている「DECENT」というフリーペーパーに
インタビュー記事を掲載していただきました。
なんと!
同じ号にインタビュー記事が載っている山岳ライター・編集者の小林千穂さんは、
私の1冊目の著書「わくわく城めぐり」で編集を担当してくれた方なんです。
初の著書でてんやわんやな私を、裏方でかなり支えていただきました。
フリーの編集さんだと思っていたら、
実は私より先に著書も出版されていて、
最近はメディアでも見かけるかなり売れっ子さんのよう。
千穂さん、かわいくて仕事できて才能があって笑顔が素敵で言うことなし!
お元気そうでうれしい。久々に連絡してみようかな。
松本エリアといえば、小笠原氏の城!大好きです。
この記事では林大城にちらりと触れているだけだけれど
(ビギナーさんにいきなりオススメする城ではないので)、
山家城、埴原城、桐原城なんぞ、もうたまらんです。また行きたいなー!
沼田城→名胡桃城→小川城→明徳寺城
せっかく群馬へ行くのだから、真田ゆかりの群馬の山城を果敢に攻めてやるぜ!
…と予定していたのですが、変更。
沼田城、名胡桃城、小川城、明徳寺城とささっとまわり、
水沢へは行っていないのにSAで水沢うどんと玉こんにゃくを購入して帰京しました。
小川城と明徳寺城、以前訪れたのが夏だったのか、草木が枯れ果てた今回はよく見えて感動しました。
小川城は国道にぶった切られてますが、国道から見える折れをともなう巨大な空堀、こいつは圧巻です。
肝心の部分を残してくれてありがとう、と言いたい。
slanting土橋、clearly横矢、oh,yeah!
浸食によって突き出した段丘の突端部分を横掘で区切っているところ、
主郭の先にささ郭という小さな曲輪があるところなんかは名胡桃城と似ているかと。
北側と南側は谷が入り込んでいて、独立性の高さがうかがえます。
歴史的にも構造的にも真田ゆかりということで、
名胡桃城から車で10分くらいですし、セットで訪れちゃうとよさげです。
沼田城と名胡桃城は大河ドラマ誘致の偵察といったところの仕事で、久々に。
名胡桃城は今年12月末まで工事中で見学できませんでした、、、ショック。
大河ドラマに合わせて整備というところでしょうね。
さて、これで秋の遠征イベントシーズンはひと段落。
まだちょこちょこと講座や講演のお仕事はあるけれど、しばらく本業に勤しみます。
このままでは、世の中に蔓延する自称:ライターになってしまう…(笑)
もちろん、お話するお仕事も表現の糧になり大切ですけれどもね。
といってもライター仕事はほぼ手がまわらず、しばらくは著者業に専念です。ありがたし。
どうも、籠らないとまとまった原稿が書けないわたし。。集中、集中!
こもろ観光ガイド協会20周年記念講演
長野県小諸市で活動なさっている
こもろ観光ガイド協会20周年記念式典で講演をさせていただきました。
お心遣いのおかげで、安心して楽しくお話させていただけました。
なんだろう、この最前列と壇上との不思議な距離…(笑)
意外と気にならなかったけれども。
10月にできたばかりの新しいホールで、とってもきれいで快適でした。
20周年ってすごいですね。かなり先駆けだそうです。
今日のテーマは「小諸城の魅力〜城の楽しみ方・歩き方〜」。
当たり前に身近にある城だからこそ、
全国の城と比較することで個性に気づき興味を持っていただきたい、ということで。
もう少し小諸城のお話をしたほうがよかったかも、とも思いましたが、
ここは日々勉強されているガイドさんの出番ということで。
楽しんでいただけたようでよかったです。
前日、6〜7年ぶりに小諸城へも行きました。3度目かな。
到着したのが16時だったので、ささっとでしたが、やはりよい城。
見て!この堀!この断崖!
小諸城の魅力は、なんといっても地形と天守台の石垣。
小諸インターを降りた途端、
小諸市街地に向かってジェットコースターに乗っているかのようにぐんぐん降下。
小諸は谷底の街という感じです。
この地域特有の田切り地形というもので、
約1万1000〜1万4000年前に浅間山から噴出した小諸火砕流の堆積地が
千曲川の浸食によって河岸段丘化した場所に城が築かれています。
西は千曲川の下刻により不安定化した斜面が地滑りして形成された滑落がけに臨み、
南北は開析谷により幾重にも区切られた天然の要害です。
城下町より主郭部の標高が100m近く低い“穴城”であることはよく知られていますが、
たまたま一段階低くなっているのではなく、とても複雑な自然地形です。
ある意味、よくここに城をつくったなという感じ。
だから、石づくりの近世城郭なのに巨大な空堀があって、どこか山城のよう。
小諸の町を歩くと、この地域全体が起伏に富んだ地形であることがわかります。
知覧城や志布志城のようなシラス台地を利用した南九州型城郭が南九州にしか築けないように、
小諸城もこの地域でしかつくれないわけです。
が、織豊系のワザが入っているので、その融合が見ものといったところかな、と。
立派な天守台はもちろん、枡形虎口、通路の細さや曲輪の配置なんかが
織豊系っぽいなと感じドキドキしました。
三の門前のガクンと下がっているところが、ちょうど開析谷の谷底にあたります。
ところどころナゾな地形の部分は聞いたところ近代の改変で、
大手門周辺も切通が埋め立てられてしまったために不思議な感じになっているのだそうです。
なるほどー。
とりわけ北谷の通称・地獄谷(酔月橋)の景観は圧巻!
これが、浅間軽石流で形成された断崖です。
南谷(白鶴橋)にかかる吊り橋からも見られます。
思わずしばらく佇んでしまいました。。
本丸北西の不明門跡、水の手の展望台と富士見台からは千曲川が一望できて、
千曲川を重視した小諸城の立地がひと目でわかります。
天守台の石垣ー!
織豊期時代の面影を残す唯一の遺構かと。
ここで10分くらい眺めてしまいました…すばらしい。
講演では、算木積みや石垣の積み方の違いを解説。
ひと通りそれぞれの写真を見てからこの石垣を見れば、
なんとなくでも古く貴重なことがわかってもらえると思います。
古い石垣の味わいを楽しみつつ、大切にしてほしいところです。
本丸西側石垣のほぼ中央部に鈍角の算木積みが珍しい…補強のためらしい。
講演後にいただいた、真田御膳。
発売元のひしや弁当店さんは小諸市なのに、パッケージのイラストは小諸城ではなく上田城。
駅弁だからでしょうけれど…さみしいね。がんばれ小諸城。
普段は小諸市からの助成金が活動資金の一部だそうで。
今回の記念式典は長野県からの支援金もあったとのことで、
これまでの会の歩みもうかがいつつ、活動資金面の利点や欠点など考えていました。
運営は地域や団体によってケースバイケースですね。
前日は島崎藤村が通ったというお店でおもてなしいただき、
その後、会長宅にもお邪魔してしまいました。
夜分に突然押しかけた関わらずおもてなしくださった奥様がステキすぎました。
楽しい時間でした。 ありがとうございました。
そうそう、富士見城にも駆け足で立ち寄ってきました。
不思議な城だよねえ…。
石垣は近代のものっぽいものもたくさん混在しているけれど、
遺構っぽいものもけっこうあって、
北東隅の曲輪は高めの石垣で囲まれている気もするし、
とくに南西側の雛壇状の石垣は自然石も交えながらも遺構のような気もします。
小諸高原美術館にあった宮坂武男先生の縄張図と解説資料によれば、
やはり南西側の急崖の石垣は遺構のようで、
北東隅の曲輪も石垣が取り巻いていて、その高さは3mくらいとのこと。
だとしたら、かなり先駆的な石垣ということですね。
飯綱山全体が岩山で、石材は市内ではここだけの飯綱山溶岩とのことですから、
なるほどかなり独創的で原始的な戦国期の石垣のようです。
長野と松代
WBSCプレミア12の劇的な逆転負けの衝撃を引きずりつつ…
おいしい十割そばinながの。
長野で取材でした。
久しぶりに松代城へも行きました。
真田関係の取材だったんですが、大河ドラマ効果なのか早くもけっこう人がいました。
松代は、真田邸(新御殿)がいいですね。こちらも国の史跡です。
特別展「祝・国宝指定 松江城天守再発見」
鷹の爪団のSHIROZEME in 松江で松江城へ行ったので、
ちょうど松江歴史館で開催中の特別展「祝・国宝指定 松江城天守再発見」へ。
SHIROZEMEのパネルがかわいい…!
祈祷札、鎮物などホンモノが目の前に!
とくに例の地階の祈祷札は息を止めて見てしまいました。
堀尾家と高野山との関わりの解説から祈祷札の意義みたいなものもわかり、
お抱え大工さんが書いた細かな図面のようなものも見入ってしまいました。
改めて天守の建築構造を学びつつ、包板の古写真を見たり。
富田城から運ばれたらしき木材もあるんですね。
図録も購入して満足。
諏訪原城でトークイベント!
来年1月31日、加藤理文先生との諏訪原城トークイベントがあります。
いやー、楽しみだ♡
私はエッセイストではないですが…まあ、いいや。はは。
あと、プロフィールが途中で切れているよーな、、、?まあ、いいや。
そして、開場は午前ではなく午後12時30分と思われます。
…徹夜しないでくださいね。
事前の申し込みが必要なので、徹夜して並んでも入れませぬぞ。
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新市誕生10周年記念講演会
城エッセイストと城郭研究者が語る城フェスタ!!
今からでも城通になれる!諏訪原城と真田丸―入門編―
日時:2016.1.31(日)13時~16時(開場は12時半より)
会場:島田市金谷公民館みんくる 2階大集会室
出演:加藤理文、萩原さちこ
講演1「ここがおもしろい!!ビギナーのための山城の見方」萩原さちこ
講演2「ここが見所!!諏訪原城と真田丸」加藤理文
討論会 城エッセイストと城郭研究家が語る「お城のイロハ・・・」
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お申し込み・問い合わせは上記チラシでご確認ください。
先週、加藤先生とお会いしたけど
このイベントについてはまったく話さなかったな…(笑)
鷹の爪団のSHIROZEME in松江
鷹の爪団のSHIROZEME in松江!
トークショーに出演させていただきました。
ご一緒したFROGMANさん、
ZERO1所属プロレスラー・日高郁人さん&将火怒さん、
メガネスーパーの星崎社長と。
…
なんじゃ、このメンバー構成(笑)
楽しかった!
メガネスーパーさんは今回のイベントのスポンサーの1社。
鷹の爪と業務コラボもしているそうで、世界征服メガネも発売中です。
ちなみに、星崎社長の前立ては愛(eye)です(笑)
歴史にお詳しく、お話上手。
とても気さくでなれなれしくお話してしまいました。
日高選手は益田市出身とのことで。
とってもとってもジェントルでイケメンでした。
ベルトをちょっと持たせていただいてコーフン。
それから、これは言ってはいけないのかもしれないけれど、
いや、ファンの方は知っているのだろうが
控室でご挨拶した将火怒さんはどう考えてもいい人そうでした。
こんなやさしそうな目をしている人を久しぶりに見ました。
ちなみに、私は松江しじみじるTシャツでキメてます。
さてさて、イベントのようす。
…そうです、
甲冑を着て実際に城で“戦国気分を味わえる”程度のレベルではなく、けっこう本格的です。
だから、見ているだけでもなにげにかなりたのしい!
FROGMANさんのこだわりの賜物かと。
いろんな壁があったことと思いますが、すごいクオリティ、さすが鷹の爪!のひと言に尽きます。
顔が映っちゃってる方、すいません。許して。
百兵戦。
陣形の指示もあるほど、本格的でした。
そして、小ちゃい子がめっちゃかわいい!
子供も大人も、チャンバラ好きなのね。
尼子軍と毛利軍だったのがビミョーに気になりました。
カレーメシも戦ってた(笑)
大手門破り。
丸太で門を破る寄せ手とそれを阻止する守り手に分かれて勝負!
行天橋石垣登り。
なかなか難易度高いところがよいです。
弓打ち&石落とし。
実際の狭間から弓を射れて、石落としから石を落とせるって、
単純だけどなにげにすごいこと。
楽しそう、私。
このほか、混成守備隊というアトラクションも。
新兵になって足軽大将から城の設備や秘密について学ぶアドベンチャーツアーも。
これ、実際どんな感じに仕上がったのかチェックしたかったのですが逃しました。
レポート中途半端ですまん。
錚々たるスポンサーさんの社名が入った陣旗もかっこよかったし、
物販・飲食スペース「松江マルシェ」はかなり充実していたし(出展数30!)、
スポンサーのサントリーさんは「集中リゲイン」を配布しまくっていたし。
特典もあれこれついて、つまり豪華なイベントでした。
打ち合せのときにFROGMANさんが
できるだけ本物志向にしたい、
ただ遊ぶのではなく、遊びながら学べるしかけをしたいというようなことおっしゃっていて、
それがものすごい適切な温度で具現化しているなあ、と。
さりげなく城のアナウンスを入れたりもしていて、さすがだなと思いました。
たとえば狭間の前にいてアトラクションの説明と誘導をしている方が
アナウンスの中でさりげなく
「矢狭間とは、鉄砲狭間とは…」「石落としとは…」といったところを説明していたし、
ボランティアスタッフさんらしき方々も、鉄砲狭間ではなく矢狭間から放つよう誘導していました。
どのアトラクションもアナウンスが途切れることがなくて、
しかも話術が長けていて、これはすごいなあと思いながらずっと聞いていました。
さりげなく陣形とはなにか説明したり、
陣形が勝敗を左右するでござる、とか
上から言い聞かせるような勉強っぽい解説や注意事項のようなものではなくて。
なんというか流れるようなナレーションのようで、
アナウンスそのものがアトラクションになってました。
城界・歴史界にはない、ユーモアとセンスのあるこの空気、この感覚(笑)勉強になりました。
城ファンとしては城に傷がつかないかだけが心配なわけですが、
安全でしたし、マナー違反は驚くほどなかったですね。さすが。
実際には石垣からこれだけ離れてますし。
取材カメラが石垣の上に登っちゃったりなどという光景もなく、
城でのドラマ撮影なんかよりよっぽどマナーがなってました。
無駄なところに入ったりしないように配慮されていたんだと思います。
ただ、百兵戦は石垣に寄っていたので…
そうすると、どうしても石垣に荷物置いたり座ったりする人は出るよね。
座っていたのは私が見た限り1人だけでしたけど、これだけは気になりました。
あと、石落としは軽い石とはいえ石垣に当たって大丈夫なのかなあ、とか。
融通の効く空間が広い松江城だからできたと思うので、
これから全国の城でやるとすると問題発生、かもです。
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憧れのFROGMANさんと仕事ができて夢のようでした。
はじめてお会いしたのは今年の1月。
クリエイティブ脳を揺さぶられまくった衝撃が忘れられません。
しかしいい意味で隣にいてもまったく緊張しない、
気さくで自然体で等身大な方でした。
私もこういうスタンスでものをつくる人になりたい。
専門性を持って近い場所で生息していると、
どうせ、みたいなところが出てしまうと思う。
悪い意味でなく、いい意味でも。
もちろんそういう立場の人もいなくては困るけれど
斜め上あたりにあるちょっとふわっとした発想も形にする方法はあるし
ふわっとしたものを捉えていけるかが大事なんだなあ、と。
そんなことを学べたお仕事でした。
自分と違う発想、プロットのまとめ方をする人と話すのはとても刺激的。
FROGMANさんはじめDLEのみなさま、お世話になりました。