空と海と温泉と
広い空と青い海と温泉と海鮮を堪能した年末年始でした。
久しぶりに海へ行きました。荒波に激しく心を洗われました。
山は開放感、海は浄化という感じ。
大好きな海鮮まみれで幸せでした。
干物も大好き。鯵の干物、鯖みりん干し、穴子の干物、秋刀魚丸干しを買いました。しばらく干物LIFE。
おみくじ大吉でした!枡には羊。
除夜の鐘をついて、樽酒をたくさんいただきました(酔っぱらい御免)。
宿泊していたホテル、どこにいても開放的で居心地がよい。
吉村順三の建築と知りコーフン。
そんなことより!
箱根駅伝で我が母校が往路初優勝して泣きそうです。
明日仕事始めなんですが…こりゃ手につきません。
なにを隠そう、私は柏原くんのラストランを箱根まで見に行きました。
来年は神野くんを見に行くだろう(笑)
- 日々のできごと l
- 15/01/02/23:59
恭賀新年
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ホテルの部屋から。
部屋からでも初日の出が見られましたが、ビーチまで降りました。
波の音が、とてもよい。
冷たい風に生命のしなやかさを感じる。
そんな初日の出でした。
みなさま、よき1年にいたしましょう。
- 日々のできごと l
- 15/01/01/23:59
鎌倉七口
鎌倉で取材があったので、ささっと終わらせて「鎌倉七口」へ。
今日は2か所、朝夷奈切通と名越切通。
冬は日没が早くて困る…最後は軽くトレイルラン。
鎌倉は、端的にいえば一帯が鎌倉城。
いわゆる中世ヨーロッパや中国にある城塞都市というやつの日本第一号です。
南面は相模湾、ほか3面は山に囲まれている好立地で、
源頼朝が鎌倉幕府を開いたのも、この立地のよさが重要素のひとつだと思う。
だけれど、完全に孤立しては軍事的にもよろしくなく、
なにより人々の往来や物資の運搬ができない。
そこで、東・西・北面の山を削って鎌倉と通じる道をつくったのだ。
「切通(きりとおし)」とは城郭用語としてもよく出てくるもので、
山を削って通した道のこと。
主要な7つの虎口(出入口)が「鎌倉七口」といわれています。
部分的に見ても、地方領主の小さな山城なんかよりよっぽど“城”だ。
高低差も巧みに利用して、つねに崖と共存している感じ。
かなり遠くまで見渡せて、富士山も見えて、相模湾も見えて。
名越から朝比奈まで、はじめて歩いてみました。
今もこれだけ広範囲に状態よく残っているわけだけれど、
守られたり放置されて運良く生き残ったというより、
いまだに手がつけられない、という印象。
だって、ハイランド住宅地のあたりはかなり宅地化しているわけだから。
あれだけ開発されながら、
いまだに肝心の防衛ラインには近づけていないような感じでした。
総構っぽくもあり…、
鎌倉時代にすでに総構的発想があったということか…いや、ちょっと違うか。
日本で城塞都市があまりないのはなぜ?
…大都市が発展しようがないからか、
それに、そもそも日本というのは地方の支配者同士が小規模に攻防し続けていたわけだし。
…などと考えつつ、わくわくしながら歩きました。
結論:鎌倉ってすごい。
今、鎌倉~南北朝時代のことも書かねばならぬ状況のため、
一般書に書かれていないことを思ってしまうと困る(笑)
ご存知の方、よき文献などありましたら教えてください。
名越切通は、衣笠の三浦一族や房総の御家人が往来する、鎌倉から三浦に通ずる古道。
鎌倉七口のなかでも面影がよく残ると思います。
朝比奈切通、やっぱりここはよい。
1240年(延応19)、鎌倉幕府第三代執権の北条泰時が鎌倉と六浦を結ぶ道として開削。
六浦港からの物資輸送の重要路ということでしょう。
六浦付近で採れた塩も運んだらしく「塩の道」としても知られます。
しかし、重要路であるとともに、
鎌倉東部の守る城郭としての性格も持っていただろうところにそそられます。
物資輸送の重要路としてだけでなく、
東側の防衛ライン的な、城的な要素もふんだんに感じます。
朝比奈峠の岩壁に刻まれた磨崖仏や岩盤をくり抜いたやぐら、
陽が暮れかっていたた今日はただただ怖かった。。
鎌倉駅3番からバスで「緑ヶ丘入口」バス停で降り、小坪階段口からスタート。
第一切通に出て、そこから道なりにまんだら堂やぐら群、大切岸、衣張山山頂へ。
(あとで知りましたが、かまくら幼稚園裏手は関東の富士見百景らしい。たしかに絶景)
ハイランドから巡礼古道を進み、報国寺、浄妙寺に出て、
一般道を歩いて(というか時間がなくて軽くジョグ)朝比奈方面へ。
「十二所神社」バス停の脇から朝比奈切通に向かい、
鎌倉側から横浜側に出て「朝比奈」バス停でゴール、というコースでした。
朝比奈バス停からは、金沢八景または鎌倉駅へバスが出ています。
なんかいろいろ行き方やハイキングコースがあるようで。。
私も思っていたコースと違うことに途中で気づき、ちょっと焦りました。
わかりにくいので、備忘録的に載せておきます。参考まで。
鎌倉七口はじめ見どころや特徴などは
不親切な感じでなにも触れていませんが…ご容赦を。ググれば出てきます、たくさん。
千と千尋の積善館
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのひとつ、四万温泉積善館本館。
予約取れず、ここには泊まりませんでしたけれども(笑)
四万温泉、奥まった静かなところで落ち着き、お湯はとてもやわらかく好みでした。
- 日々のできごと l
- 14/11/07/21:36
小和田先生にご紹介いただきました
静岡大学名誉教授の小和田哲男先生(大河ドラマの時代考証でおなじみ)が、
トーハン(出版物の取次会社)の「新刊ニュース」で『お城へ行こう!』を取り上げてくださいました。
うれしい!出版社の担当編集さんと大喜び。
山城サミットで小和田先生にご挨拶したとき、開口一番に
「岩波の新書、すごくいいね!お城好きが増えると思う。うん、すごくいいと思う。中高生に勧めてるよ」
と言ってくださったのが超絶うれしく、
近々死ぬなら今死にたいと思ったのだけど…これはさらにうれしい!
ただいま新刊追い込み中。がんばろー。
編集さんからのメール
今夏悩まされ続けたおでこへの蚊の猛攻、ついに仕事にも影響が(笑)!
おでこを刺されまくったばかりに、仕事を増やして申し訳ない感じに…。
どうせレタッチするなら、顔色とかアゴのラインとかいじってほしかったよ、、、。
- 日々のできごと l
- 14/10/09/23:59
収録でした
とあるテレビ番組にお声がけいただき、収録でした。
紙媒体に長く携わってきた私としては、
思うところや考えるべきところがたくさんあり、どちらかというと消極的。
しかし外野で批判ばかりも得策ではないし、お声がかかったということは何らかの可能性があるのだし、
新しい市場にも目を向けねばならんし、いただいた仕事は基本的に断らないのが流儀。
いかにして本質を伝えるべきか…慎重にコメントせねば!
…といろいろ考えて挑んだんだけど、
ゲストが大好きな吉本のお笑い芸人だったためミーハー丸出し。
舞い上がり、たいしたコメントできませんでしたとさ。
ディレクターさんはじめスタッフさんが真摯で細やかで、
しかも楽しい方ばかりでとてもうれしかったです。
これまでの経験からなんだか構えてしまい、
しかもこのところのバタバタで雑に接してしまい…反省。完全にこっちの都合だわ。
ちょっと嫌な感じだったろうな。。。ああ反省。
タレントさんや芸人さんは頭の回転が早いし適応力もすごいなあ、と感心。勉強になりました。
楽しかったー!
- 日々のできごと l
- 14/10/08/23:59