城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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濱清さん

何かちょっとだけでも、
戦争に関わるものを読んだり見たり聞いたりする月間。

長崎で原爆被爆者の救護にあたった解剖学者の濱清さんが、昨年逝去されたと知りました。

大学生に向けた、ネット公開されている2004年の記事。
生々しくも、どこか静かな描写。
さらりとわかりやすい表現で活字化されていることに、恐怖を感じます。
違う次元だな。達観。

 

開城によせて

そろりとそろりと一応の開城。

約2ヶ月半の籠城生活、不謹慎かもだけど、私にとっては充実した有意義な時間だったな。
時間ができたらやろうと思っていたこと、今しかできないことができて。

なんというか、人生をどう過ごすか、自分の時間をどうつくるかに向き合えた期間だった。
多様な価値観が浮き彫りになる中で、大事なことや大切な人がわかったしね。
こんな事態になるまでいろいろ放ったらかしだった生活を猛省しつつ、生活や仕事の仕方を考えた日々でした。

これからは、自分で選んで生きていく時代、になるのでしょうな。

時間が存在する限り、この世におけるすべては良くも悪くも過去に戻ることはないわけで。
そもそも現在とは人々が積み重ねた時間の結果なのだから、
現在や未来と向き合う努力をせず、過去ばかり語っていたくない。
健康で恵まれた環境にある人間は、より前とまわりを見なければね。
自分の中でパラダイムシフトを起こしたいわ!

 

金継ぎやら料理やら裁縫やらに没頭し、自宅を大掃除&プチリフォーム。
仕事部屋のいまいちな扉4枚分を石垣柄にしました。
白いとこ塗りたいなー。

オンラインミーティングで必ず突っ込まれて恥ずかしいやつです。
ファブリックパネルを撤去したらちょっとさみしいな。増やそう。

以前「ご自宅は城みたいなんですか?」と何度か聞かれ
「そんなわけねーでしょうが!」と思っていたけども、、、そんなわけなくなっとりますな。

 

ブルーインパルス

病院の屋上で、笑顔で空を見上げる医療従事者のみなさんがTVニュースで映ってうれしかったです。
それどころではない方も、ありがとうございます。本当に。

敬意と感謝しかありません。

我が家からはこれが限界だったけれど、かっこよかったな。

 

マスク

医療用にはできないだろうけれど、どこか必要なところに寄付できないものだろうか…。
とストーリーズに書いたら、児童養護施設などに寄付できるのだ、と。
(教えてくれてありがとう!)

ちょっと調べてみたところ、
児童養護施設や介護施設、ホームレス支援団体で協力を要請しているもよう。

「これをすると配達の方の仕事を増やしてしまう…」と一瞬迷いつつ、
しかし今日現在で不足しているようなので、送付。
郵便屋さん、せっかく配達してくれたのにごめんなさい。

私は、自然災害後の子供達やDV被害避難シェルターの子供達を支援する
「NPO法人絆プロジェクト2030」にお送りしてみました。
http://kizuna-project.jp/posts/news38.html

いろいろあるようなので、ご興味ある方はリサーチを。

これが本当に役に立つのか、今すべきだったのかはわからないけれど、
意味はなくないと信じたい。。

DVシェルター。
自分と関わりがないのであまりよく知らなかったけれど、
いろんな思いを抱えて生活をしている人がこの世にはたくさんいるのだな。
ただ家にいるだけで、安全で健康に過ごせる。ありがたいことです。

 

ちなみに本日、今春3度目の断捨離を実施予定。
気分は蓮舫!

 

最近

「ハウス!」と言われたときの、犬の気持ちが痛いほどわかる今日この頃。
いかがお過ごしですか?
私はオンライン飲み会に勤しむ日々です。

 

籠城を、もっと楽しく。

バカ殿メイク、
なんかちがう。
なにがちがう?

 

いろいろあるけれど、
日頃できないことに時間をかけられ、生活や仕事のことをじっくり考えられるのは、私にとっては有意義。
自分のことだけに意識が向いてしまう毎日の中で、まわりを見渡す貴重な時間。
自分にとって大切な人、かけがえのないもの、必要なことに気づくわね。

あと、現状を籠城戦に置き換えてイマジネートすると、
何が大切なのかすごくよくわかるなあ!と。
リスクマネジメントから危機管理、危機的状況を切り抜けるため、
いずれ起死回生を成し遂げるための、取捨選択や講じるべき策。
本性が出る現状、成功する人の考え方や対策も知れて勉強になります。

人生を、なるべく楽しく、穏やかに。
まわりに目を向けて、自分にできることとやるべきことを見極めながら、粛々と雑事に励みたいものです。

ピンチはチャンス。

 

 

知床流氷ツアー2020

毎年恒例、生きがいのひとつでもある北海道旅行。
今年も冬の知床へ!

 

昨年楽しかった流氷ウォーク、知床五湖スノーシューイングに加えて、
今年は欲張って、雪あかりナイトウォーク、フレペの滝スノーシューイングも。
そして、濤沸湖(白鳥公園)で野生動物観察、そして念願の雪上乗馬も叶いました!
昨年よりスケールアップしていた、流氷フェスも楽しみましたよ。

今年も宿泊は、オホーツク海ビューの天然温泉ホテル、北こぶし。
温泉もよいし、便利だし、食事がおいしい!
朝から北の大地とオホーツク海の恵みをたっぷりといただきました。

満喫。豪遊。

 

ひとつひとつの光景が、ほんの少しの変化が、それはそれは眩しい。
知床の自然は本当にすばらしく、人間も動物と同じ自然界の一片なのだと気づかされます。

いろいろと忘れられないけれど、印象的だったのはナイトウォーク。
真っ暗闇をスノーシューイングで歩くのだけれど、
はじめは真っ暗で何も見えなかったのに、だんだん見えてくる。
目が、動物の目になるんですって。色のない、モノクロの世界。
終わって山から出たとき、遠くの街灯が眩しくて目が痛いほどでした。

何か捨てるのと引き換えに、感性が研ぎ澄まされるよう。
なるべく美しいものを見て、やさしい言葉を口にして、思慮深く、
きれいな彩りで豊かに生きようという気になります。

 


フレペの滝種ノーシューイング。
朝の雪道歩き、気持ちよい!

 

いろんな足跡。かわいい。
足跡で動物の種類がわかるガイドさん、すごいー。
それぞれ歩き方にも特徴があって、歩く場所も違うんのね。

 


くまさんの爪痕コレクション。
山ぶどうがお好きなようです。

 



知床五湖スノーシューイング。
昨年の輝かしい晴天もよかったけれど、
曇天にくっきりと浮かび上がる知床連山も、幽玄で素敵ね。

 

流氷フェス。

 

白鳥公園。しんしんと降る雪の中で佇む白鳥さんの美しさよ。

 

流氷ホーストレッキング。後ろから2番目がわたし。

 

命の洗濯。心の栄養。
邪念はオホーツク海に沈めてきました。。

いやー、全力ではしゃいだわ。
来年を楽しみに、またがんばろー。おー!

 

 

おまけ。
今年の流氷ジャンプはイマイチでした(笑)
しかし、昨年失敗したスノーエンジェルは成功!イメトレした甲斐があったわ!

 

支笏湖氷濤まつり

支笏湖氷濤まつり。

なにこれ、きれいー!
ずっと見てられる。
雪中、1時間半も見入ってしまった…ずぶ濡れ。
写真や動画、いっぱい撮っちゃいました。

 



氷の上に雪が積もってきたら、お花が咲いたみたいになってかわいい。
パリッとした寒さも心地よく、お気に入りのソレルも履けてうれしい。

支笏湖は不凍湖(凍らない湖)なんだそうです。
容積が大きくて日本で2番目に深いから、湖底まで冷却が至らないんですってよ。

…ワカサギ釣りできないね。

凍らないから、その湖水をスプリンクラーでしゅーっ!と、吹き付けて凍らせているそうです。

 

札幌でおしごと。
今宵の海鮮宴までに到着すればよいのだけれど、せっかくなので早いフライトをご手配いただきました。
早起きしてよかったわ。
次は8月9日に呼んでください、と切に願います。。(笑)

 

創作意欲を掻き立てられ、天守台を製作。
どなたかがつくった雪だるまの横に、築城してきました。

…ひどすぎる。

 

NINJA AKASAKA

NINJA AKASAKA。
15年くらいぶり(!)

今、7割が海外の観光客だそうで。
お寿司の玉子にトリュフが入ってたり、
ブイヤベースにパクチーが添えられてたり、
サーモンにはルバーブ、和牛にはカスタード風ソースと、
山海の幸豊かで諸国の風吹く忍者の里でした。

上級忍者の忍術(マジック)が高度すぎて、観光客並みにベタに感激。
外人大喜びだな、ありゃ。

 

サザエファイヤー!
忍者さんのマスク、渋谷の若者がしてるやつなの気になるよね…?

上の写真は「手裏剣グリッシーニとフォアグラのパテ」です。

よくしていただいている、とある企業の会長さん(城好き)のお祝い会。
よろこんでおられてよかったわ。

 

謹賀新年2020

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今年は、下田でのんびりと。
石丁場を改装した洞窟温泉がある、例のホテル!
湯上りに浴衣で石丁場を探訪できるのサイコー。

 

波の音で眠りにつき、波の音で起きる幸せよ。
朝陽と夕陽がとてもきれいで、夜空からは星が降ってきそうでした。
よく寝て、食べて、浸かって、飲みました。

そして、見応えたっぷりな展開の末の、母校優勝!
とても気分がよろしいです。

 

2020城始めは下田城でした。
台風の影響なのか少し崩れていて気になりましたが、畝は健在でした。

 

 

昇太と精児の年忘れガラクタリサイタル

近所のライブハウスで催されるとのお誘いを受け、
春風亭昇太師匠と六角精児さんのライブ「昇太と精児の年忘れガラクタリサイタル」へ。

「六角精児さんの生歌を聴きたい」
「六角精児さんの生鉄道トークを聞きたい」

という願いが叶いました。
かっこよかった♡

昇太師匠、今年もマルチなご活躍で。
しょーもない歌を熱唱しておられました。
(褒めてます、尊敬してます)

六角さんの鉄道MCとは裏腹に、さほど盛り上がらない昇太さんの城MC。。
しかし楽しそうに話し続ける姿に勇気をもらいました。
誰も城の話など聞いてくれなかったあの頃…
初心を思い出し、私もがんばろうと思いました(笑)

たのしかったー。