城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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フランスの刻印石

そういえば、モン・サン・ミシェルにも刻印石があったのです!

日本の城の刻印石と同じで、石工ごとの目印だそう。
(金銭請求に関わるもの?)

フランス国内では、12〜13世紀の修道院で類似例が複数あるらしい。

調べてみよう。

 

パリオリンピックとヴェルサイユ宮殿

パリオリンピック、歴史的な舞台や建造物を会場にしてるのいいなあ☺︎
(プレー/観戦しやすいか、ほか諸問題は別として)
思わずスクショしちゃう。

歴史遺産との距離が近いなあ、は、フランスで思ったことのひとつ。
早い段階で国が買い上げてることに驚いたのもしばしば。
“活用”や整備がままなっていなくても十分に輝いていて、これでいいのに、とぼんやり思ったりしました。

 


    

スケボーとBMXはコンコルド広場!
コンコルド広場に日本の国旗が掲がるという感動。
ブレイキンも楽しみ☺︎

 

    

フェンシングはグラン・パレ。
選手がこの階段降りてくるのカッコよすぎ!

アーチェリーはアンヴァリッド。
ミリオタ少年は世界中にいるんだなあ、と微笑ましかった場所。笑
第二次世界大戦の展示はかなり興味深かったな。。その話しはまた別で。

サーフィンはタヒチ。
たしかにフランスだけど、、なんかすごいね。

   

そして、ヴェルサイユ宮殿で馬術ー!!
美しすぎて泣く。おうまかわいいし♡

 

 

⁡ヴェルサイユは、パレ(宮殿)ではなくシャトー(城)、
正式名称もChâteau de Versaillesだそうで。

 

パレととシャトーとフォートとシタデルの違い問題(長い)をなんとなく理解できたし、
絶対権力者のやることは世界共通なんだな、とか
建築様式を通り越した世界共通の発想とか美意識ってあるんだな、とか
逆に絶対的に違うところはあってその根源はんだろう、とか
こういうとこ日本と比較するとおもしろいな、とか
ヴェルサイユ宮殿、いやヴェルサイユ城はいろいろ感じた場所でした。

…世界中の観光客であふれ返る中、同じこと考えてる人いないだろうな、と思った場所でもありました。笑

トップの写真は、戦争の間。
鏡の間より王の寝室よりマリーアントワネットの部屋より、戦争の間と対になっている平和の間がよかったな。
こちらは、鏡の間からの庭園。

 

フランスから帰国

フランス人は親切な人が多く、すぐに「大丈夫?」って声かけてくれるのが印象的でした。
現実的に役に立てるかは別として、今自分がどう思うかを大切にしているというか、何事にも自分軸があるような。
そして、とっても自由!
でも、“奔放の上の自由”ではなく“素直の延長線上にある自由”のような。
なんにせよ、迷わず声をかけられてナチュラルに笑顔で気の利いた言葉が返せるのは
人としてかっこいいし美しいなと思いました。

パレ、シャトー、シタデル、フォート。
その違いと変化、日本との相違点や共通項とその理由。
自分の目で見て、時系列に沿って整理しながら体系的に考えられてよかった☺︎☺︎☺︎
じっくり消化して、昇華して、書きたい。
ああ、ブザンソン城塞とヌフ・ブリザックとリール城塞は本当にすばらしかったなあ!!

 

 

パリに住む姉にも5年ぶり?に会えました。
一生飲んでられるくらいワインおいしかったー。

 

 

パリオリンピックはさほど盛り上がってなかったです。笑

 

フランス/フィリップオギューストの城壁

パリでいちばん感動した、フィリップオギューストの城壁。
フィリップ2世が十字軍遠征時にパリを守るべく、12世紀(!)に囲んだ全長540メートルの城壁。…の断片。

 

 

 

 

「中世のパリは本当に、シテ島を中心にした小さな城塞都市だったんだなあ!」と。
城壁の東西端に建てられた城塞のうち、西端がルーブル城塞(後のルーブル宮殿、現在のルーブル美術館)。
つまりルーブルが中世パリの西端なんですね。
中世の残り香、たまりません。

 

 

高さは10メートルくらいかなあ。
60メートル毎に高さ15メートル3階建てのの棟が77本、右岸に6、左岸に5の門が置かれていたらしい。

ここに限らず、文化財の残存度(保存・修復度)が高いなあと思いました。
あと、パリの都市構造を見ていると江戸城下町のすごさがわかる。笑

 

ルーブル、ヴェルサイユももちろん堪能。
いろいろ行きたいところがあったんだけど、とくにパリの美術館は行ききれないですねー

 

フランス/ロワールの古城

「フランスの城見てくる」と伝えた人がイメージしているであろう、世界遺産・ロワール渓谷沿いの城にようやく。

100以上のうち7城しか見られなかったけど、いやはや、それでも個性豊か!
用途・築城/改変者・時期などなど。
悲喜交々の歴史ストーリーが感じられました。
ダヴィンチ設計説、シャンボール城の二重螺旋階段よかったですよ。

トップの写真はロワールの古城ではなく、笑
パリ東部のヴァンセンヌ城、囚人の壁画。
王の城なのにやがて監獄としても使われたカオス感。
窓なくて窓枠とお花描いたりするのかわいい☺︎

 

フランス/モン・サン・ミシェル

モン・サン・ミシェル!

修道院は簡古素朴というか華美の逆方向の美で。
ステンドグラスも、透けた空の青を含めて完成する感じがとてもよい。

城ではないけど要塞化された歴史あり、
城壁の一角には狭間や石落とし(やや後付け感ややかわいめ)もありました。

 

フランス/リール城塞

リール城塞。
ヴォーバン初期、日本人には親近感高めな稜堡5つの五稜郭。(築造時期は恐ろしいほど遡ります)

 

星型内部は現役の軍事基地につき侵入禁止。
入ったら殺すぞ的な緊張感、犬とランナー多すぎなほのぼの感、
手つかずな廃墟感、のコントラストがよきよきよき◯

五稜郭の外側にも城塞は広がっていて、現在はただただ平和なシタデルパーク(城塞公園)に。

 

ロゴかわいいです☺︎

思いのほか見ごたえありでメモ満載でした。
ここ好きだなー

 

 

フランス/ヌフ・ブリザック

今日はココでした。
世界遺産「ヴォーバンの防衛施設群」のひとつ、ヌフ・ブリザック。
東3.5kmにはドイツ国境のライン川、そしてブライザッハ。
これが江戸中期に成立していたとは…!

 

 

 

 

楽しみすぎて、自作のTシャツで攻城。
Tシャツで居場所を説明するスタイルです。

 



「クールなシャツ着てるからこれあげるよ!」と
案内所のお兄さんがヌフ・ブリザックのパネルくれました☺︎

こんなことしてもらえるのは子供かオタクだけ。笑

 

フランス/ブザンソン城塞

一昨日からフランスに来てます。

今日はブザンソン城塞へ☺︎☺︎☺︎☺︎☺︎
世界遺産「ヴォーバンの防衛施設群」のひとつ。
築城の神!ヴォーバン先生すごー!

こういうのを目の当たりにしつつ
日本の城を俯瞰的に考えるのがたまらなくおもしろい。

今夜のお宿は、中井均先生から教えてもらったホテルヴォーバン☺︎