城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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いちごの日

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1月5日、いちごの日。
群馬県東吾妻町のあざみの会の山﨑さんからお送りいただいた、あきひめ。

 

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大きい!大量!甘い!いちご大好きです。
いちごの日といいつつ、年末にいただいたので、もうありません。

昨年もお送りいただいたのですが、
ちょうど東京を離れている時期で、あろうことかダメにしてしまいました。
今年はわざわざ事前にご連絡をいただきました。重ね重ねありがとうございます。

 

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先月は、同じくあざみの会の根津さんから昨年に引き続き椎茸をいただきました。

こんな立派な大量の原木椎茸を、君は見たことがあるかい?
身が厚くて味が濃いので、網焼きに香り付けの醤油数滴がいちばんおいしい。
椎茸大好きです。

山﨑さん、根津さん、ありがとうございます!!
いただいてばかりでスミマセン。。

箱根駅伝2016

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我が母校、青山学院大学の応援の応援をしに、大手町のスタート地点へ。
なにげに、スタートは初観戦でした。
張りつめた早朝の空気のなか、新年ならではの人々のおだやかな表情とわくわく感が流れていて、
なかなか心地よい空間だなと思いました。
各大学の応援合戦も楽しく、一瞬ながらレースの臨場感が味わえてけっこう興奮しました。

 

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結果、完全優勝ー!ハッピー指数200%です。

卒業してからかなり経つし陸上部とはなんの関係もないけれど、
母校が活躍するのはとてもうれしい。
私もがんばろうという気になります。

2016年明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。
初日の出からの…富士山×スカイツリー、日本一のコラボ。

日の出ランしようかと思いましたが、そんなさわやかなことはできませんでした。

…もうがむしゃらに頑張る時期でもないので、ムリはしません。
フツーにキチンと、を心がけます。
フツーにキチンと、を常にできるよう、管理と準備と蓄積をしっかりと。

今年もたくさんの方と、おいしいお酒がたくさん飲めますように。
よろしくお願いいたします。

瀬戸内2日間

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2015年の悪しき心をデトックス。
夕陽が、きれいで泣きそうになりました。

収録後、2日間香川を満喫してきました。

 

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来年は忙しくなりそうです。
年賀状にお礼の気持ちを込めながら、
目標ややることリストを心の中でまとめています。

よいお年を。

「戦略経営者」で連載スタート

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中堅・中小企業の経営者様向けの経営情報誌「戦略経営者」で
2016年1月号から1年間、「名城はこうしてつくられた」という連載させていただきます。

発行部数14万部とのことで、
全国の中小企業のみなさま、よろしくお願いいたします。

連載のお打ち合せをしたのは11月。
「下町ロケット」の佃製作所は中小企業なのか?と思っていましたが…
現在ではあれほどの規模であれば大企業の部類に入るのではないか、
というお話をしてスッキリしました。
社食があるって大企業だと思うー。

KSB瀬戸内海放送「報・動・力」収録

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水道橋博士さんナビゲーター、KSB瀬戸内海放送「報・動・力」収録でした。

同じ番組に再び呼んでいただけたことがうれしい。
たくさんの研究者・識者の方々から勉強のヒントをいただけたことがうれしい。
感じ考えることが、今簡単に言葉にできないくらい溢れているのがうれしい。
今年の最後にとてもよい仕事をいただけてうれしい。
魅力的なみなさんとおいしいお酒が飲めてうれしい。

いろいろ考え微妙に落ち込んでもいるけれど、それは明日からの己の課題に。
もっとお話を聞きたかったけれど、次回への糧に。

こういう番組、もっと全国でやるべき。
城どうこうではなく、物事を複眼的に考えていくヒントになると思うよ。

…内容は改めて。
オンエアは1月16日(土)です。

今日のあれこれも、また改めて。

 

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前回も書いたけれど、水道橋博士さんは本当に素敵な方だと思いました。
先入観なく柔軟に物事を見られて、それを自分の言葉で表現できる方だなあ、と。
私もそうなりたい。
ぽつりとおっしゃることに深みがあって、私はぐっとくるものがありました。

*香川グルメ備忘録
瀬戸内海で採れるワタリ蟹「がざみ」と「打ち込みうどん」。
地酒は琴平の「悦凱陣」「川鶴」がおいしかった!

年末恒例

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忘年温泉旅行!
あー、楽しすぎた♡
はしゃぐアラフォー。

 

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人間にとっていちばんのごほうびは美しい自然に触れることなんじゃないかと思う。
冬は空気が澄んでいてとても好き。

 

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1日目はワイナリーめぐり。
ハギーワイナリー(オーナーが萩原さん)の「ハギースパーク」というのをネーミング買い。
錦城ワインは城ボトルコレクションに追加です。

「登山の行き帰りに楽しむ、松本の城」トークショー

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1冊目の著書「わくわく城めぐり〜ビギナーも楽しめる<城旅34>〜」を出版した
山と渓谷社主催の「ヤマケイセミナー」で、
来年1月25日(月)にトークショーをさせていただきます。

登山の帰りに立ち寄れる松本城、登山者ならきっとハマるであろう山城の魅力もお話します。
松本市内には名城がたくさん!
私の好きな、山家城、桐原城、埴原城あたりの小笠原氏の城のお話をしようと思います。

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■「登山の行き帰りに楽しむ、松本の城」トークショー
日時:2016年1月25日(月) 19:00~21:00(開場18:30)
講師:城郭ライター 萩原さちこ氏
会場:神田神保町 インプレスグループセミナールーム
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビル23F
参加料:1500円 ※参加申込時に事前払い
定員:80名 ※定員になり次第締切
主催:株式会社山と溪谷社
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お申し込み・詳細はヤマケイオンラインさんへ→

レキシLIVE in 両国国技館

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待ちに待ったレキシLIVE in 両国国技館!!IKEMAX THEATER!!!

開始から50分で持ち歌2〜3曲しかやっていない(笑)
…のに3時間まったく飽きさせないエンタメ性の高さ。

池ちゃんかっこよすぎました。好きすぎる。。
あー、笑い疲れた。

 

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セトリ載ってた。…時間のわりにやっぱり少ない(笑)
姫君Shake!
真田記念日
キャッチミー岡っ引きさん
ベリーダンシング
salt & stone
SHIKIBU
憲法セブンティーン
Takeda’
アケチノキモチ
妹子なぅ
ハニワニハ
LOVE弁慶
年貢 for you
きらきら武士
狩りから稲作へ

 

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遠藤。

皇居乾通り一般公開〜2015秋期〜

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12月9日(水)に行った皇居乾通り一般公開のこと。

昨年春・秋に5日間ずつ実施された皇居乾通り一般公開、
大好評につき今後は毎年、春の桜の時期と秋の紅葉の時期に実施されるそうです。
で、今秋は12月5〜9日までの5日間実施されていたわけです。
二重橋前の最寄出口が期間中は閉鎖されるという対策がなされるほどの人。
昨春に比べると人は少ないように思いました。

 

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パドックのようにくるくる歩きまわりギャラリーの撮影に応じる皇宮警察のおうま。
今日もかわいいニット帽をかぶっておった。手編みなの?
おでこにはピーポくん。

 

ピーポくん

これね。

 

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写メってた(笑)

 

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入口は坂下門。

 

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はじめて見た!
たしかに危険なので、よいと思う。
でも今日はさすがに外国人はあまりいませんでした。

 

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お約束。

 

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この日は12月というのに暑いくらいの寄稿で、紅葉日和。
昨春は桜が咲く乾通り吹上側、今回は紅葉が見事な乾通り蓮池堀側に人が密集していました。
紅葉大好きジャパニーズ。

 

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「みなさんの腕なら1回ですばらしい写真が撮れています。1枚撮影したら次の方にお譲りください」
…と、DJポリスっぽい小粋なセリフでなごやかに誘導していた、
そんなこと自発的には言わなそうなマジメな感じのポリスメン。

 

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紅葉鑑賞なら皇居じゃなくてもいいじゃーん、という本心が投影された1枚。
めっちゃ指入っとる(笑)
一眼の方は撮影目的とわかるしそういう動きをなさっているけれど、
立ち止まって長々と撮影しているのはガラケーの人が多いなあ、と。。。危ないよ。

 

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昨年もしつこいほど撮ったのに、また撮ってしまう蓮池濠。
石垣すばらしいよー!

今、江戸城の本を書いているわけですが、
御休息所多聞以外の櫓の配置がいまいちよくわからなくて。
櫓台を探しながら(もちろん石垣も見ながら)居座ってました。なるほどねー。

蓮池堀に面した本丸石垣、やっぱり途中で積み方が変わってるな、と。
はて、修復の範囲はどこまでだったか。。
ここまでは著書に載せられないけど、調べてみよう。
ミラーレスの限界を知った写真たち。一眼じゃないとこのへんは難しいですね。

 

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道灌濠!この部分しか残っていないから、かなり貴重。
でも写真はすこぶる撮りにくい。
このあたりの道灌濠がこの幅と考えると、
これが続いていた辰ノ口以東の江戸城下ってどんなだったんでしょうか。

 

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出口は乾門か西桔橋の2通り。
今回は西桔橋から本丸へ出ることにしました。

 

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乾濠の石垣、とにかく美しいよねー。
こんなふうにカーブを描くように積める技術があったんだなあ、と。

 

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執筆にあたり江戸城についてあれこれ調べ直したわけですが、
改めて深く知り感心したのが堀の水位調整。
西桔橋門前もいわゆる“水戸違い”になっているはず…と、今日はココの確認がメインでした。
うーん。よく見えない。。清水門前ほどの感動が、蓮池濠側に石枡はありました。
現役ではなかったので効力わからず。

 

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西桔橋門の魅力も、やっぱり石垣。よい!
資料によれば、ここも慶長期の築造。
上段はかなり修復感があったけれど、下段はその気配を感じつつも、ちょっと違う趣。
ここの石材はとても大きいし、
面以外がまったく整形されていなかったりと江戸城らしからぬなフォルムな気が。
慶長期に運ばれた東伊豆の安山岩かと思います。ちょっと湿っぽくて重そうなこの感じ、好きです。

 

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仕切門跡のあたりから。
矢穴が大きいのと…なんか不思議な形の矢穴があって気になりました。

 

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すごいぞ、黒田長政のアピール(笑)
毛利くんもがんばっとる。
矢穴の掘りかけみたいなものも。なぜ、ここでやめる。なぜ、この順番で開けたのか。
はつり、このパターンがいくつかありました。イケてると思ったのか?

 

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江戸城案内では本丸からは汐見坂を通ることが多いので、梅林坂から。
快晴とはいえ日陰に入ると冷え込むこの時期、日陰な梅林坂は空いていました。
ここはけっこう好きなポイントです。

 

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梅林坂周辺は刻印石の宝庫。

ここでも黒田くんがいっぱい。
森くん、加藤くん、松浦くん、島津くん、前田くん…。
卍は前田さんなの蜂須賀さんなのどっちなの。

梅林坂は丁場割りと刻印が違うみたいで、色々つじつまが合わず、調べているとイライラします(笑)
築城・改修の経緯をたどっていくと、
築方と寄方(積む人と採る人)が違う時期があったり、それが理由のひとつのようです。

 

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梅林坂門の「十一」と「十十」の刻印。
積む順位を刻んだもの。下から何番目に積まれた石かが(下にどれくらい埋まっているか)がわかります。

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築城だけに30年以上、幕末まで約260年存続する江戸城の築城史は、大河ドラマみたいなものだ。
いろいろある世の中の波の中で、いろいろ変わってできていく。

城は、城主が変わればリフォームされるし、時代が変われば流行も変わる。
ひとつの城の中にある、変遷みたいなものがおもしろさのひとつだと思います。
江戸城の場合は、徳川家以外が手を入れることは一切ない。
まさに徳川将軍家の分身のようなもので、
徳川家ともに大きく立派になって、窮地に立たされたりするわけです。

私の著書は専門書ではないから学術的な詳細は書けないけれど、
歴史のリズムみたいなものをエンターテインメントとして1冊のなかで表現できたらいいと思うし、
江戸城というフィルターを通して、東京をプロジェクトX的に解明できればおもしろいし意義がある。
残骸なのではなく過去と現在は地続きなのだ、と伝えたいし、
未来にどうつなげていけるのかを問題提起する本でありたい。

…というのは隠しテーマで、あくまで江戸城探訪を楽しむための実用書です。
単純に、なんか書いてあるのを見つけてなんなんだろうって考えたり知ったりするのは楽しいしね。

 

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昨日、脱稿しました。
これから書き直したり書き直したり書き直したりするけれど、下地はできた。