城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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やすべえ

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ジョッキがオリジナルだとテンションが上がる不思議。
ハイボールもこのジョッキでやってきましたが。

 

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ちくきゅうの断面がかわいすぎる。よく入ったねと褒めてあげたい。
高知のちくわは大きく、肉厚なためぎゅうぎゅうしてもやぶけないんだそうです。
餃子はニンニク入ってるほうがおいしかったです。

今日のランチは共栄堂

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神保町に来たらカレー。
わりとボンディに行きがちですが、本日はスマトラカレー共栄堂。

 

カタルシツ「語る室」

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観劇が趣味のひとつのはずなのに、最近はなかなか行けていません。
しかし、イキウメだけは必ず。

イキウメの劇団内劇団、カタルシツ「語る室」。

日常的に感性を研ぎすまして違う世界に触れること、
いろんな手法の表現に触れることは、私にとってとても大切。

いやー。おもしろかった!

 

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帰りにいろいろ語り合う。しあわせな夜。
箸置きが徳利とおちょこだ♡

世界・城フォーラムin姫路のNEWS

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先週末の「世界・城フォーラムin姫路」のようすが、
NHK関西のニュースでちょこりと流れたそう。
動画はこちらで見られます→

…ちゃんとした人風に映っていて、ひと安心(笑)

NHK Eテレで10/17(土)14:00〜14:59、
NHKワールドは11/22(土)13:10~13:55(※日本時間)に放送です。

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パッケージに対する世間的な総合評価はどうあれ、
小さな機会が世に出るのはとても大きなことだと思う。
飛沫が飛び跳ねる程度の存在だとしても。

誰かにとって考えるきっかけになるかもしれないし、積み重なれば必ず道筋になる。
自己満足では話にならないけれど、身近な世界で具現化できなければ、
その先の世界ですることなど博打に近いんじゃなかろうか。
実態のない幻をあれこれ議論することのほうが、
意味のないことに思えてしまうのだよ、私は。

否定ほど、可能性を潰すものはない。
なにかを生み出したいと思う人間はとくに。気をつけよっと。

※このお仕事に不満は一切なく、
ただただ楽しく貴重な経験をさせていただきました。感謝のみ。

 

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収録直後。どっか見てる(笑)
誰も言ってくれませんが、髪の色を秋色に変えました。
アッシュにバイオレットかプラムを混ぜた感じ。

小机城見学会

中世城郭研究会で一般向けの見学会があるそうです。
お知らせがあったので転載。
拙著「今日から歩ける!超入門 山城へGO!」にも登場する小机城、よい城です。

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日時: 11 月 14 日(土) 13:00~15:00
集合: JR 横浜線「小机」駅 改札前
見学先: 小机城(小机城址市民の森)
場所: 横浜市港北区小机町(小机駅から 10 分)
対象: 坂道と階段が上がれる方なら,どなたでも参加できます.
ただし,小学生は保護者が同伴してください.
妊娠中および乳幼児を伴っての参加はお避けください.
参加費: 500 円(資料代,保険料として)
主催: 中世城郭研究会(城郭専門の研究会)

申込み: 準備のため,参加にはお申込みが必要です.下記の詳細をご覧ください.
詳細:  http://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/chujoken/ann/151114-kodukue.html
備考: 拡散を希望しています。ご自由に引用なさってください。

青山学院大学同窓祭

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青山学院大学同窓祭へ。

卒業してからかなり経つけれど、
楽しすぎた学生生活を送った場所はやっぱり落ちつくー。
&かわいすぎるキッズに癒された♡

そして夜は、学生時代からの友人とわいわいイタリアン大会。

友達との時間が取れて充実。ありがとう、シルバーウィーク。

 

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はじめて知りましたが、第22回らしいです。
一見雰囲気◎な銀杏並木、これからの季節は強烈な秋の香りがします。
この匂いも懐かしい…

 

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かわいすぎるー♡♡♡♡♡♡
遊んでくれてありがとう。あっという間に大きくなるね。

 

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想い出の味をご家庭で。
購買限定の箱根駅伝本も購入!

 

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正門では、箱根駅伝の映像がエンドレスリピートでお出迎え。
箱根駅伝ファンとしては感無量。
もちろん寄付して優勝記念のHAKONE2015 victory TシャツをGETしました!

 

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聞きたかったなー。

楽しい1日でした。

シンポジウム「新視点 日本の城 城郭研究と成果」

シンポ案内(表)

NPO法人城郭遺産による街づくり協議会シンポジウム
新視点 日本の城 城郭研究と成果 〜文献・考古・建築が語る日本城郭史〜

急遽、司会をさせていただきました。

東京に錚々たる先生方が集結する、贅沢なシンポジウムでした。

私たちが城を知ろう、勉強しようとすると
どうも系統的に考えがちですぐに結論を求めがちだけれど
一筋縄でいくものではなく、だからこそ魅了されるのですね。
そんな奥深い城の世界に誘っていただいた1日だったと思います。

そして、シンポジウムのテーマの通り、
文献・考古・建築という視点の違いで
城の見方がこうも変わってくるのだということも
わかりやすく具体的に教えていただけたと思います。
これに、縄張や文献などの視点が入ってくると、また違う見解があるのですよね。
どれが正しいということではなく、戦うものでもなく。
その世界を垣間見せていただくのが、私は好きなのです。

趣味として城を楽しむ立場の私たちが
学術的なことを追究する必要はないけれど、
複眼的に見たり考えたりすることで、より城を深く自由に楽しめると思います。

そういう世界を伝えたい、というのも私のやりたいこと。

 

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歴史界の神様、静岡大学名誉教授の小和田哲男先生と。
本当に人格者で素敵な先生です。先生としてはもちろん、人として尊敬。

 

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広島大学大学院教授の三浦正幸先生ともパシャリ。
今日も三浦先生節は会場をぐっと引き寄せていました。

 

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大好きなおふたり。
滋賀県立大学教授の中井均先生&加藤理文先生とも。

 

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その後の懇親会にて。
駒沢大学の久保田副学長からの差し入れのお酒を、
小和田先生に注いでいただく幸せ者。

みなさま、お疲れさまでした。

根福寺城

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近畿・東海の城友さんと一緒に、大阪の根福寺城へ。
久しぶりに何も考えずに山城を歩きまわって楽しかったー!!
ホント、しあわせな1日だったなあ〜。

ご一緒してくれてみなさん、ありがとうございました。

大阪にこんなに立派な畝状竪堀群があったとは…!
近畿の城マニア曰く、やはりとても珍しいのだそう。
もう少し歴史・地理を知ってたらもっと楽しめたのに…といつもながら思います。

 

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横堀とのコンビネーション!ビューティフル!
ぐるっと横堀をまわして、そこから竪堀を落としてます。
そのようすがこんなにクッキリとわかるように残っているとは感動でした。
よく見ると岩盤ですから、かなりの土木工事と思われます。すごし。

その竪堀の1本を下ると、途中で隣の竪堀とY字で合流してそのまま一般道に到達。
(トップの写真が合流地点。YじゃなくてT字になっとりますが)
この一般道がかつての街道で、要はこれらの竪堀群は街道からの攻撃に備えたものなんでしょう。

 

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「U」「N」「E」です。畝。
明らかに浮かれています。畝サイコー。

 

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撮影風景(笑)

畝に興奮しすぎて下山したころには忘れかけましたが、
二重堀切もなかなか見応えがありました。

「近畿の城郭」で多田さんによる記述によれば、曲輪と離れたところに空堀群があるのは
奈良県の椿尾上城の東側空堀群と共通している、とのこと。メモメモ。
誰か私を椿尾上城に連れて行ってください。

根来寺の勢力の拠点で、寺院と城郭がセットになった構造の典型例、と。
東部は山岳寺院との共通点が多い、と。
なるほど、あの石積みや曲輪の感じ…なるほどなるほど。

 

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岸和田SAの貯水槽が櫓風とのことで、わざわざ寄ってもらいました。
快晴につき、やけにカッコよく撮れてしまう(笑)
帰りはたこ焼きを食べて、旅行気分も満喫♡

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急ぎ東京へ戻り、翌日のシンポジウムの懇親会場へ。
小和田哲男先生、三浦正幸先生、中井均先生、加藤理文先生、
駒沢大学の久保田副学長、織豊期城郭研究会や駒沢大学関係者のみなさんと
ご一緒させていただき、貴重なひとときでした。

世界・城フォーラムin姫路

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「世界・城フォーラムin姫路」パネルディスカッションに出演させていただきました。

NHK Eテレで10/17(土)14:00〜、及びNHKワールドで放送されます。

公開収録ということで、いろいろ制約も。
その中で的確なコメントをするのはとてもムズカシイ。
いろんな仕事をさせてもらえるのは本当にありがたいことです。
勉強になりました…活かさねば。

 

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今回も、千田先生のお話のおもしろさとトークは圧巻。
もっと聞きたいことがたくさんあったのですが…時間なく残念。
来月は脇本城のイベントでまたご一緒できるので、そのときのお楽しみに。
マーティン・モリス先生の西洋の城のお話は興味深く、もっと聞きたかったー。

石原良純さんのトーク力と洞察力に感服。
菊川怜さん、小顔でかわいらしい方だったー(ミーハー)。

歴史秘話ヒストリアの渡邊あゆみNHKアナウンサーとお話できてうれしかった♡
とってもとっても素敵な方でした(ミーハー)。
お人柄を含めたアナウンサーとしてのお仕事ぶり、舞台裏も含め、
これぞプロだと感銘を受けとても勉強になりました。憧れ!

 

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姫路革のおみやげをいただきました。袋もイカす。しろまるひめ、かわゆす。

 

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ヘアメイクさんにしてもらった髪型を残したくて自撮りしたら…オカルトな件。

織豊期城郭研究会 2015年度小牧研究集会

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昨年に引き続き、今年も参加させていただきました。
私ごときも入れていただける、ありがたい研究集会です。

中日文化センターの講座のため中座。
各地域の事例がじっくり聞けなかったのが残念ですが、
パネルディスカッションには間に合い、拝聴できました。

今年のテーマは「構築技術からみた織豊系城郭の石垣の成立」。
小牧山城や岐阜城の石垣の系統が安土城の石垣とそれ以降の系統にどう関連しているのか、
信長はどこから技術を持ってきたのか、といったところ。
とても興味深く聞き入ってしまいました。

一昨年、岐阜市教育委員会の内堀課長と高橋さんに
岐阜城の信長居館跡の石垣について取材させていただいたときも
安土城に先行する信長の城の謎めいた部分に興奮したのですが、
先日も原稿を書いていて、改めて信長の城づくりの技術的な継承が気になっていました。
一方で、単純な継承云々ではなく、
信長が目指した小牧山城、岐阜城とはそれぞれどんなものだったのか、
私には結論めいたものも思い浮かばず、ぐるぐる考えていたところでした。
小牧山城から3段目の石垣が発見されてますます謎に…。

信長はどこから技術を持ってきたんだろう。
信長の頭の中に、いつの段階から新しい城の構想があったんだろう。
それをいつから具現化して、どう系統づけていくんだろう。
どこから発想を得て、どう取り入れて、何を求めたんだろう。

そんなことを思いめぐらせていたシロートの頭をさらに混乱させる、
さまざまな疑問・事実・見解の矢が私に降り注いできた研究集会でした。
ざっくりとした感想ですが、知れば知るほどおもしろく、複雑。
簡単に系統づけられるわけではないのだなあ、と。
岐阜城と安土城の石垣には決定的な違いがいくつもあって、
それがただ技術的な問題というわけではなく、わかりやすく系統づけられるわけでもない。
限定された観点からだけでこれだけ広がるのだから、
文献や縄張の観点からの考察が入ってくると変わるのだろうと考えると、またわくわくしました。

この混沌としたゾクっとする世界を、
研究者の方々の成果を端折るのではなく、パッケージ化するわけでもなく
届けたいなあというのが私のテーマのひとつです。
それを通して、城の価値や魅力が伝わっていったらいいと思うのです。
という気持ちと、
研究者の世界とはかけ離れたところで自分のやるべきことがあって、
そこを切り開くべきというか、かけ離れたところにいるべきなのかなあという考えもあります。
…いずれにしても、私自身もっと勉強したいなというところですが。

初日は情報交換会と、懇親会にも参加させていただきました。
貴重な時間となりました。
せっかくの機会なのにお話できなかった方もいましたが…ありがとうございます。

 

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翌日は見学会で小牧山城へ。
小牧市教育委員会の小野さんのご説明で、前日のお話を踏まえじっくり見学できました。
小野さんのお話はわかりやすく細やか。
その上に、今日は大人数のお相手の合間を縫って声をかけてご説明くださり感謝です。

3段目の石垣を直接ご説明いただけて感激。
本当に、3段目があったんだなあ!
わくわくわくわく。
ちゃんと歩くと、小牧山城って広い。かなり楽しい。

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織豊期城郭研究会2015年度小牧研究集会

開催地報告「小牧山城の石垣」小野友記子氏(小牧市教育委員会)
報告①「東海地方の城郭石垣」溝口彰啓氏(織豊期城郭研究会)
報告②「近畿地方の城郭石垣」下高大輔氏(織豊期城郭研究会)
報告③「若狭・越前地方の城郭石垣」大野康弘氏(若狭国吉城歴史資料館)
報告④「兵庫・中国地方の城郭石垣」乗岡実氏(織豊期城郭研究会)
シンポジウム『構築技術からみた織豊系城郭の石垣の成立』
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泊まったホテルが小牧山城ビュー。AL. PLAZAが激しくジャマでした。

 

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情報交換会では、翌週に迫った中井均先生のお誕生日祝いも。…はしゃいでしまいました。
お若いので還暦とは信じられませんが…まだまだお元気で益々のご活躍を!
尊敬する中井先生、おめでとうございます♡