鉄道居酒屋
憧れの鉄道居酒屋。
…いい歳してすいません。
この帽子、気付いたら2時間かぶってた(笑)
カンパイの音頭は、店員さん「出発!」一同「進行!」。
注文するときは「生ビール1両!」、
お皿を下げてもらうときは「回送お願いします!」、
ドレッシングをストップしてもらうときは「停車!」。
メニューが路線図よ。かわいい〜。
- 日々のできごと l
- 15/04/23/23:59
鳥取城のパンフレット
リニューアルした鳥取城と太閤ヶ平のパンフレットを
鳥取市教育委員会のご担当者さんがわざわざ送ってくださいました。
完成度がすばらしいー!
さっそくお礼のメールをしたら、好評だそうですでに増刷とのことです。納得!
城ファンの立場からすると、申し分ないです。
マップも見やすさ、情報の細やかさはもちろんですが、
情報量も広く浅すぎず深すぎずで、しかしわかりやすさに徹している印象です。
編集的な構成や読みものの割合も、ストレスにならずちょうどよいなと思いました。
サイズや紙の厚さもよく、片手に城歩きをすることを想定すると使い勝手がよさそう。
より深く、鳥取城や太閤ヶ平を楽しめる方が増えると思います。
きちんと鳥取城の価値を訴えるものになっているし、
かといって固くなりすぎず、バランスよいですね。
1~3ページの「城の歴史」も、わかりやすくまとめられていていいなと思いました。
戦国時代・安土桃山時代・江戸時代・近代・現在と5時期に分けてそれぞれの鳥取城の姿を紹介してあるんですが、
意外とこうした時代による城の違いという点は
城の基礎知識や変遷を理解してとわからない部分だと思うので親切かと。
歴史が苦手な人もこれなら重要なところがすっと頭に入る気がします。
鳥取城の場合は大きく戦国時代と江戸時代の姿が異なり、
その2つが共存しているのが大きな特長であり見どころなので、
その背景を教えてもらえると、頭が整理された状態で歩けますね。
私がこの仕事をはじめたきっかけのひとつが
「城を訪れても見どころがよくわからない、
これではせっかく来ても素通りして帰ってしまう。
…城の見どころをわかりやすく解説した本を書かなければ!」
というものだったので、
こんなステキなパンフレットが用意されていると思うと感動すら覚えます。
地域の方も、鳥取城が誇らしくなるのではないでしょうか。
鳥取池田家は徳川家から厚遇されていて
(藩祖光仲の曾祖父が徳川家康だから)、
外様大名で唯一、居城に葵の紋の瓦の使用も許可されているんですが、
江戸城中の門の巨石を使った立派な石垣も、鳥取池田藩によるものなんですよ。
中の門の写真も載っていて、東京都民としてはうれしかったです。
ちなみに虎ノ門三井ビルディング前に残る江戸城外堀で唯一の櫓台も、池田光仲によるものなんですよね。
鳥取池田家、なにげにすごいです。
鳥取市さんには昨秋の「全国山城サミット鳥取大会」でお世話になり、
シンポジウムでの発言をヒントにしてくださったとのことでした。
たいした発言はしていないのですが、
もし力になれた部分があったなら、とてもうれしい。

発掘調査現地説明会資料と調査研究年報もお送りいただきました。
とてもうれしい!
中ノ御門で絵図と同じ水路と枡が見つかったとのことで、
こんなにしっかり残っているんだなあとわくわくしました。
擬宝珠橋は約35mもあるそうで、
復元が実現すると国内最長クラスになるそうです。楽しみ。
d47 SHOKUDOにて
城ファンがより訪れやすく楽しめる、だけでなく、
地域内の存在感を変え、現実的に経済効果も上げられる立体的なしくみをつくりたい。
地域の理解がないと城の保護・保存は進まないし、本当の意味での地域活性・観光振興はありえない。
私にできるのはコンテンツづくり。
それをうまく活用して新しいシステムをつくれれば。
…という話をd47 MUSEUMで限りなくビジネス的に考えた1日でした。
こういうの口にすると賛同してくれる企業がいるかもしれ
読売新聞大阪版
城を観光コンテンツとして観光振興や地域活性化に活かそうという動きが活発で、
私も取材を受けたり講演のご依頼を受けることが増えてきました。
いろんな考えの方がいて事情もさまざまなので難しいですけどね。
しかし共通していえるのは、まずは“価値をしっかり知り共有すること”だと思います。
4月12日付の読売新聞大阪版の記事、とても興味深かったです。
私もちょこりとコメントさせていただいてます。
- お仕事のこと l
- 15/04/20/22:39
SAVY別冊「行ける。関西の絶景」
『行ける。関西の絶景 完全保存版』(京阪神エルマガジン社)。
「山城ことはじめ」のところを書かせていただきました。
海岸に山に川、夕景に吊り橋といった誰もが魅了される絶景スポットのラインナップに、
山城というジャンルが仲間入りしているのは驚くと同時にうれしい限りです。
昨年、即完売したSAVVY「関西の絶景」特集のMOOK本、だそうです。

ところで、このわたしは似てるんでしょーか。
自分の顔ってこうして描かれるとわからないもんですね。
ずっと見ていると似ている気もします。
有名なイラストレーターさんに描いていただけてうれしかったです。
- お仕事のこと l
- 15/04/19/23:59
成田空港第3ターミナル
ありがとう豊後水道、と言いたかったが関アジ・関サバ・城下カレイすべてヤマ(涙)。
とはいえ、一昨日以来のまともごはんはサイコーでした。
大分空港のお寿司屋さん。
超有名だった大分空港のお寿司屋さんが閉店になってしまったようですが、
現在のお店もなかなかでした。
はじめてJETSTAR乗ってみました。
すべてが安っぽいが実際安い。
大分-成田便4,900円だったわよ、奥さん。
私のように足が短く爆睡必至な人は、まあよいかも(ビジネス使用なら)。
ANAがデパートならJETSTARは町のスーパー、みたいな雰囲気でした。
そして、接客がチャキチャキしてる(笑)
上品なお姉さんではなく、デキる女もしくは若いのにしっかりしたお母さん的な…(言いたい放題)。
そのほうが居心地よいこともあるけれど、
大きなゴミ袋の口を広げてゴミの収集されるのはあんまり気持ちのよいものではないかなあ、私は。
そして、4/8開業のLCC専用成田空港第3ターミナルをチェック。
早くも食器を片付けない民族に荒らされていた…。
しかし成田から家が遠い、、、。
いろいろお試しで、東京シャトルも初乗車してみました。
事前予約で東京駅まで900円、1時間。
実は羽田も交通の便がよいわけではないので、これはこれでよいかもしれません。
佐伯歴史資料館がオープン!
佐伯城三の丸に、佐伯歴史資料館ができました。
5月1日13時の開館に先がけ、報道陣向けの内覧会で入れていただきました。
展示は、江戸時代を中心に平安時代末期から西南戦争まで。
中世(平安~戦国時代)、近世(江戸時代)、近代(明治)に分けてテーマ展示してあります。
城関連では中世、栂牟礼城及びその時代の解説が見ものと感じました。
佐伯氏400年の歴史のほか、栂牟礼城のイラストや縄張図も。
栂牟礼城の模型には、栂牟礼城合戦の投影がされて映像でわかりやすく学ぶこともできます。
藩政時代は、佐伯城のジオラマや城下町の構造・発展史などが充実しています。
城以外は、毛利高政の金ピカ甲冑と2.8mにも及ぶ大鉄砲。
真ん中の閻魔王は文禄・慶長の役、下の四海波は大坂夏の陣でおそらく使用と考えられるそう。
製造は堺。
個人的には西南戦争における台場跡分布図も◯でした。
8代藩主の高標が収集し、当時は8万巻もあったとされる佐伯文庫(市所有は約3千冊)のうち、
世界でここだけにしか残っていないという小説「連城壁」(清時代前期)も貴重です。
佐伯城はとてもよい城なのですが、
やはり突然訪れるのと事前知識を頭に入れてから登るのとではだいぶ違うと思います。
登城口のすぐ近くにこんな資料館があるのはうれしい限り。
セットで訪れるといいですね。
洋泉社さんから発売されている「日本の山城100名城」という本で佐伯城について書かせていただいていて、
それを教育委員会の方がご覧になっていて、ご挨拶できたのもよかったです。
佐伯城の今後についてもちょこりとお話できました。
久々に佐伯城も登ってきました。よい城!
高千穂神楽とトンネルの駅
高千穂神社の神楽殿で毎夜催されている、高千穂神楽の取材に。
確実に寝ると思ったが(笑)、なかなかコミカル&表現がユーモラスでおもしろい!
もっと神仏的で堅苦しいもの?を想像していたのだけれど、
そのへんにある生命を表現するような。身近な躍動感に溢れた感じでした。
指先の動くたび、ぽっと体温を感じるような。
すばらしかったです。
毎日20:00〜21:00(19:00受付開始、予約不要)、700円。
19:20に行ったら3人だけでしたが…どこからともなく人が集まり、平日というのにごらんの大盛況。
なんだかとても美しいものを観ました。
高千穂では、鉄道カフェを発見しました。
か、かわいい!
トンネルの駅という道の駅のようなところで、
トンネル内は今、原酒の熟成庫として利用されてるそうです。
米焼酎は樫樽貯蔵に向くのだそうで、色も香りもほのかにウィスキーっぽくなるとか。
トンネル自体は、高千穂から高森まで路線延長するためにつくられたものの頓挫した本物。
SLもありました。
そして、夜でも美しい高千穂峡。
弾丸取材ゆえ、昨日は長崎から熊本、今日は熊本-阿蘇-高千穂-佐伯、
明日も佐伯-別府-宇佐-国東と車で大移動なのですが、
九州は電車がたくさんあって、移動中に遭遇できるのが楽しい。
大自然とローカル線とのコラボが美しい!
さ、佐伯に向け車飛ばします。
で、ホテルでプロットまとめて明日の取材準備。
- お仕事のこと l
- 15/04/15/23:59
熊本城取材
復元工事について、夏頃に刊行される媒体の取材でした。
これとは別に、自分の言葉で書きたい。
目の前の情報をただまとめるようなものではなく、その先にあるものを伝えるものを。
ライターとして書くときは私情・私見を挟まず客観的に、
媒体に沿う正統派な文章を書くのが基本。
これに慣れていたので、著者業は向いていないかなあと悩んでいた時期もあったけれど、
最近は一般的な媒体が書きにくいと思うケースもでてきた。
…というか、署名原稿以外の仕事はほとんどなく、
条件的には正統派の文章を求められているはずなのに
実はそうではないという矛盾がやりにくい場合の原因。
5月の熊本城下町シンポジウム以来でした。
なにげに熊本とはご縁があるようです。
- お仕事のこと l
- 15/04/15/23:58






































































