天空の城・竹田城!
取材で竹田城に行ってきました。
内容&掲載媒体などは、開示できるようになったらお知らせしますね。
竹田城に行ったからには、「日本のマチュピチュ」と呼ばれるこの絶景に会いに行かねば!
ということで、早起きして雲海に浮かぶ竹田城を見に行ってきました。
この時期の雲海はやわらかく(霧の濃度が薄い)、朝日の光を取り込んでほんのりピンク色に色づいています。
3年前、晩秋に見た姿は雲海がしっかりしてキリッとした印象でしたが、
ヴェールに包み込まれたようなこのやさしい表情のほうが、私は好きかもしれません。
2日連続で竹田城の雲海に出会いに行けるという贅沢。
2日目は「明日は絶対出るよ!」と前日に地元の方が断言していた雲海日和。
再び立雲峡からのアングルで狙おうかとさんざん迷いましたが、竹田城からの雲海を臨むことに。
ここで朝日を見て、朝ごはんを食べました。夢のようでした…(うっとり)。
たくさん写真を撮ったので、追ってアップしますね。
取材は、竹田城のさらにディープな世界に出会えた有意義なものでした。
竹田城は、雲海がなかったとしてもわざわざ訪れる価値のあるすばらしいお城。
そして、まだまだ深まる謎があることが今回わかりました。
雲海もいいけど、竹田城もぜひ知って楽しんでほしいところ。魅力をしっかり伝えたいと思います。
阪急交通社 八王子城ツアーはじまりました
阪急交通社×萩原さちこ「城メグリストと行く!!新発見!お城入門」の
第1回江戸城と平行して第2回八王子城がスタート。
八王子城をガイドしてきましたー。
<山城とは何かを知る>がテーマ。
構造と工夫をご説明して、そのスケールを体感していただきました。
後北条氏の築城技術についてや、八王子城ならではの見どころやストーリーもたっぷりと。
歴史的舞台でもあるので、歴史や合戦にご興味のある方にもご満足いただけたようです。
興味も知識もバラバラなみなさまをご案内をすることは
いろんな意味で私にとって新鮮であり、とても勉強になります。
一瞬雨に降られましたが、台風の影響が及ばぬうちに無事下山。
みなさんケガなく楽しく終了でき感謝です。
山頂付近の絶景スポットで、雨を受けながら、眼下にでっかい虹、
はるか遠くにスポットライトに照らされるかのごとく晴れ間に浮かぶ
新宿ビル群とスカイツリーを見ました。
山の上からは、季節だけでなく天気も見えるのがおもしろいですね。
写真は落城時に女性や子供が身を投げたといわれる御主殿の滝。
三日三晩血で赤く染まったといわれますが、現在は透明な水が流れています。
- お仕事のこと l
- 12/09/30/21:15
「わくわく城めぐり」できましたー!
「わくわく城めぐり~ビギナーも楽しめる城旅34~」できましたー。
10月5日(金)に本屋さんに並びます。
ぜひぜひ手に取ってくださいませー。
モノづくりにつきものの「もっとこうすればよかったー」が多々あり、
なんというか勉強不足も痛感したりもしましたが、ひとまずこれが今の形ということなのでしょう。
思うところはいろいろありますが、こうしてできた子をこれからめいっぱいかわいがってやろうと思います。
ビギナーさんにオススメの“城旅”34城、ゆる〜く集めてゆる〜く語ってます。
【WORK】ビジュアル日本史1000城
「ビジュアル日本史1000城」が2012年9月21日に世界文化社さんから発売になりました。
お城界では知らない人のいない
広島大学大学院教授の三浦正幸先生の監修!
執筆にあたり朝から晩まで数日間、みーっちり取材させていただきました。
個人的にはこの数日間は夢のような日々でした(笑)
1000城は書いていませんが、1000本ノック状態で書いた思い出のある1冊です。
1000城の選定委員的なものもやらせていただきました。
「1000もかき集めるの大変だね」と思うかもしれませんが、城好きからすると逆。
1000城に絞るのは一苦労でした。
ただの1000城情報寄せ集めの本ではなく、
三浦先生流の鑑賞ポイントで構成されているという贅沢な1冊。
お城ファンの方にも、これからお城めぐりをする方にもオススメです。
- お仕事のこと l
- 12/09/26/19:57
城めぐりナイト~日本名城を旅する~
『一個人』 presents 「城めぐりナイト~日本名城を旅する!」に行ってきました。
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会場:阿佐ヶ谷ロフトA
出演:中井均(滋賀県立大学准教授、中世城郭研究第一人者)、
房野史典(ブロードキャスト)
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中井先生が夜のイベントにいらっしゃるとは意外!
中井先生が近世城郭を語るというのも、これまた意外!
でも、あたり前ですがもちろん、中井先生のお話はテンポがよくて論点が明確で
そしてなにより“お城愛“に溢れていて、ためになるとか以前に、聞いているだけでとにかく楽しいのです。
房野さんもプロの芸人さんということでお話上手で、おふたりの掛け合いも絶妙でした。
お城というと固いイメージがいまだ拭えませんが、
こういうフランクなお城トークが浸透していけばいいな、と日々思っているわけで、
そこが私のコンセプトでもあり、そのジャンルに入っていきたいと思っています。
終演後ご挨拶をしたら、
「吉本の芸人さんといっしょのステージに立てるなんて、芸人になれたみたいでうれしかった」とおっしゃってました。
さすが関西人(笑)!
しかし、甘崎城に泳いで行こうとしたことがあるとは(爆)!
お城界のヒーローです。
ご覧の通り、会場は大盛況。
昇太さんの「城攻めナイト」の時よりさらに女性が多かったです。
(Twitterでお見かけする城ガール隊さんもいらしてました)
そして、ここ数年でお城めぐりを始めた、という方が多いようでした。
そんな方に「わくわく城めぐり」はオススメです。本当に。
「ぜひ読んでください!」と叫びたかった(笑)
【わくわく城めぐり ビギナーも楽しめる〈城旅〉34】
萩原さちこ著
発売日:2012年10月5日(金)
出版社:山と渓谷社
価格:1,680円(税込)
単行本(ソフトカバー)
Amazonで予約受付中です → ★
- 日々のできごと l
- 12/09/18/23:59
二条城展&シンポジウム&講座
江戸東京博物館で開催中の二条城展。
今日はシンポジウムに行ってきました。
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二条城展シンポジウム ―京都・徳川・二条城
9月17日(月・祝)13:00~16:00
パネラー:小沢朝江(東海大学教授)田中暁龍(桜美林大学准教授)松島仁(国華社編集員)
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3人の先生がわりとフランクに話してくださり、よかったです。
(内容が浅いということでは決してなく、プレゼンの精度という意味です)
とくに小沢先生!
内容もさることながら、トークのテンポのよさと言葉の使い方が絶妙で、すっかり魅了されてしまいました。
こういう先生なら、難しい学問も楽しくなりそうです。
最近はお話するお仕事も増えてきたので、そのあたりもとても勉強になりました。
そして城郭を建築学から解くのはおもしろい。
今回の展覧会はイベントが充実していて、先日先駆けて3つの講座も聴講してきました。
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えどはくカルチャー 二条城展関連講座
8月10日(金) ①二条城の構造を考える
講師 齋藤慎一 (学芸員)
8月24日(金) ②二条城障壁画の謎
講師 松本直子 (元離宮二条城事務所 学芸員)
9月7日(金) ③「京(みやこ)の城」、二条城
講師 中谷至宏 (元離宮二条城事務所担当係長・学芸員)
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今さらレビューは書きませんが、知れば知るほど二条城は“重要な”城ですね。
近年の江戸ブームに少なからず関連していきますから
せめてどこに価値があるのかという概略くらいは浸透していってほしいところです。
京都という恵まれた立地ですし。
私はもう少し、城郭の構造や建築的なことを学んでみたいな、と思いました。
障壁画も惹かれますが、美術的な部分だと彫刻も気になります。
さて、二条城展。
唐門の欄間彫刻がこれほど間近で見られるのは、
私の世代であればギリギリあと1回あるかないかです。
個人的には釘隠に釘付け。
大広間と黒書院の障壁画の違いはとてもおもしろいものですが、釘隠も同じ。
派手と格式は違う。いかにも日本の美意識らしくて好きなのです。
- 日々のできごと l
- 12/09/17/23:49
トークイベント
阿佐ヶ谷 名曲喫茶ヴィオロンにて、
企画の庭プロデュース「『長宗我部』を語る」にパネリストとして出演させていただきました。
本日のメインパネリストは、長宗我部友親さん。
ここ数年、長宗我部元親が異常な人気なわけですが、
元親の弟の末裔、十七代当主にあたります。本物の直系です。
テーマは長宗我部盛親(元親の4男で後継、大坂の陣後斬首)
私は長宗我部の城の特長や、城から見た長宗我部などのお話をさせていただきました。
いろいろな方がいるものです。。
- お仕事のこと l
- 12/09/17/23:09
阪急交通社×萩原さちこ「城メグリストと行く!!新発見お城入門 第1回江戸城&第2回八王子城」
5〜7月と開催させていただいた、阪急交通社さんとのコラボツアー
「城メグリストと行く!!新発見お城入門 第1回江戸城」。
大好評につきスケールアップして再登場。第2シーズン的なものがスタートしました。
3.5時間、たっぷりとご案内します。
ゆる〜く楽しいお城あるきツアーです。
それなりに見どころや居場所がわかるよう、オリジナル資料もご用意しています。
大江戸料理番付にも掲載されている老舗、嶋村さんのランチ付きで、お値段なんと2,990円ですよ!



■テーマ
1.江戸城は日本一の城!
江戸城は日本一がいっぱい。日本一を一緒に探しましょう
2.城めぐりのコツ「門」と「石垣」
知っておくと10倍楽しい!全国のお城めぐりにも応用できる鑑賞ポイント
■見学コース
桜田門駅集合・ガイダンス→①外桜田門/現存する門、桜田門外の変の現場→②二重橋/皇居正門と人気の撮影スポット
→③大手門/「桝形虎口」とは?→④大手三の門/城内一の巨石と石垣の「化粧」→⑤同心番所/現存番所1
→⑥百人番所/現存番所2→⑦中の門/巨石が並ぶ3番目の門→⑧中雀門/柱跡や幕末の火災跡→⑨展望台・白鳥濠(※休憩)
→⑪本丸御殿跡/松の廊下や大奥の場所は?→⑩富士見櫓/現存する天守代用櫓。櫓と天守はどう違う?
→⑫富士見多聞/現存する武器庫→⑬天守台/日本一の大天守跡→⑭北桔橋門/北の丸と本丸をつなぐ橋
→⑮汐見坂/家康時代の石垣と刻印石、最高の「化粧」→⑯平川門・平川橋/不浄門と現存する石狭間、擬宝珠
→⑰二の丸史跡庭園→⑱大手門→ランチ「嶋村」
「第2回八王子城」もお申し込み受付中です。
※募集チラシの内容と日程が間違っています。
正しい日程は9月30日(日)、10月5日(金)、10月28日(日)の3日間の開催ですのでご注意ください。
おかげさまで第1回江戸城はたくさんお申し込みをいただいており、定員を大幅に増員いたしました。
しかし、それでもありがたいことに、全日程満員御礼が近づいております。
後半はちょっと空きがあるようですので、ご検討中の方はお早めに。
お待ちしておりますー。
お申し込みは阪急交通社さんへ。
第1回江戸城はお電話のみ、第2回八王子城はサイトからもお申し込みできます → ★
- お仕事のこと l
- 12/09/15/23:59
「わくわく城めぐり」校了しました

無事校了しました。
最後の最後まで編集さんにご迷惑おかけしました。
不安も課題も多くあまり実感も喜びもわきませんが、とりあえず宴!感謝祭!
【わくわく城めぐり ビギナーも楽しめる〈城旅〉34】
萩原さちこ著
発売日:2012年10月5日(金)
出版社:山と渓谷社
価格:1,680円(税込)
単行本(ソフトカバー)
Amazonで予約受付中です → ★
10/20(土)イベント出演のお知らせ
10月20日(土)に、山と渓谷社さん主催のイベントに出演します。
場所は、お台場の東京カルチャーカルチャー。ZEPP TOKYOの2階です(※歌いません)
居酒屋スタイルで飲食しながら聞けるライブスペースですので、軽い気持ちでぜひぜひ遊びにきてくださーい!
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天珍ナイト 天然珍奇編集工房-「自然」をサブカル女たち-
~キノコ、街の木、マジカルプランツ、カエルから、お城まで?~
Open 17:00 Start 18:00 End 20:30 (予定)
前売券/¥2000 (その他飲食代は別途) 当日券/¥2500
詳しくはこちら → ★
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なんだかものすごいタイトルをつけられていますが、
きのこ、食中植物、カエル、植物、お城というマニアな著書5人の大集合です。
こういう偏愛作家がどんな思考でモノづくりをしているか、よくわかると思います(笑)
5人もいるからテキトーにニヤニヤしてればいいかな、と思ったら、
1人ずつトークタイムがあるそうなので、まじめにやります。
企画オーディション的なものもあるらしいので、出版関係に興味のある方はチャンスですよー。
お誘い合わせの上、ぜひぜひ遊びにきてくださーい。お待ちしてます☆
- お仕事のこと l
- 12/09/13/09:59














