城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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いわきマラソン〜グルメ篇〜

いわきまで行って、私がただ42.195kmも走って来ただけと思ったら大間違いです。
おいしいモノも食べてきましたよー。

まずはランチ。キッチンこころ名物?の<オムのっけ>。メガ盛り!がんばったけど、半分でギブアップ。

昼夜ごはんの間に、ちょこりと観光も。
選手受付会場、文化センター。フラガールによるウェルカムショーもここで。
コース下見がてら、車でいわきマリンタワーへ。鬼・寒かったという思い出だけ(笑)
いわきといえば、フラガール。しずちゃん、大きすぎ。悪意を感じるパネルです。

普段は絶景であろう、マリンタワーからのスカイビュー。
強風とともに小雪が舞う空、鋭い波を立てる寒々しい波。マラソンを控えた身としてはやる気が削がれるばかり…。


マラソン大会は楽しいけれど、前日に乾杯できないのが拷問。1杯で自粛。
いわきの名物といえばあんこう鍋、めひかりということで、居酒屋さんへGO!
たこの和えもの、もずく酢、あん肝、お造り、あんこう鍋。
<オムのっけ>が響いて、雑炊にたどり着けず。名物めひかりも食べられず…失態。
しかも、炭水化物大量&消化のいいものというマラソン前夜の鉄則が…。
あんこう鍋の雑炊、絶対に絶品だったと思う…。
お酒を飲まずに居酒屋に行くのって、栄養バランスもよくて食べ過ぎることもなく、かなり健康的なんじゃないか、としみじみ。

翌日に備え、お風呂に浸かってストレッチして、早々に就寝。健康的!

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いわき湯本温泉郷というのがあって、ゴール後に入れたのもうれしいところでした。

温泉であったまった後の、完走ごほうびごはんは、うなぎ!
予約なしだと時間がかかるというので、骨&肝焼きをつまみにビールを飲みつつ…。
ふと隣を見ると、生け簀にうなぎがいっぱいー!注文取ってから捌くとなれば、待ちますよ、待ちますとも!
う〜ん(うっとり)。うなぎふっくらすぎでしたー!!!

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徹子の部屋

今日の徹子の部屋、最近なんだか魅力的な伊勢谷友介がゲストだったんですが。

天才肌でアーティスティックな人だけに、ストイックで尖っている感じの人なのかな〜、と
20代の頃は勝手なイメージを持っていたんですが、
地に足が着いた発言の連続で、めちゃめちゃカッコいいではないですか!
自分がどう感じるか、どう考えるか、というスタンスでものごとを判断できるんですね。
徹子のムチャ振りにも、完璧なまでの的確&さわやかな返答(笑)!!
好感度アップです。

徹子の部屋は伊勢谷友介と同い年の34歳だそうなんです(私も同い年!)。
「好奇心って意外となくならないのよね」とサラっと言った徹子もカッコよすぎでした。

…って、わざわざブログで書くことでもありませんが。平日のテレビもなかなかおもしろいもんですね。
 

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いわきサンシャインマラソン

第2回いわきサンシャインマラソン〜駆け抜けよう、フラガールの故郷を〜、
無事、42.195kmを完走しました。

3週間ぶりにランニングシューズを履くというていたらくぶり、
「中止にならないかな〜」と前日まで本気で思っていたやる気のなさでしたが(※雨天決行)、
走り出してみたら楽しかった!マラソン大会サイコー!!
1人の練習は7〜8kmで飽きるんですが(練習キライ)、大会ってベツモノなんですよねー。
この楽しさはもう、出場経験のある人にしかわかりませんが。

いわき市はこじんまりとした街で、前日は人の姿があまり見当たらなかったのだけれど、
当日は、いわき市民が全員参加しているのではないかと思うくらいの盛り上がり!
42.195kmの間、視界から救護スタッフや大会スタッフが見えなくなることはなく、万全のサポート&応援でした。
シャトルバスは大きな観光バスがどんどん出ていて待ち時間なし。完走証、参加賞、荷物の受け渡しもスムース。
ランナーの数やレベル、規模まで、大会運営のすべてがちょうどよく、第2回とは思えないほど快適な大会でした。

いわき市のみなさんが楽しんで大会を運営している感じがとても心地よくて、
沿道で声援を送る市民のみなさんも、とても楽しそうなのが印象的でした。
不思議な応援歌を歌ってくれるおばちゃんや、一生懸命応援してくれる小学生、楽しそうに旗を振るおばあちゃんや、
職場総出で沿道に駆けつけていたおじさん達…マラソン大会は、街起こしみたいなものなのかもしれませんねぇ。
16.5kmの漁港での、大漁旗がたなびきまくる折り返し、30km地点くらいのチアリーダーの応援が元気ポイントでした。
ランナーが適当に商店に立ち寄っているフランクさもおもしろかったです。

ちなみにいわき市は東洋大学の柏原くんの故郷なので、今まさに旬で盛り上がってます。
たいしたことない登り坂を、なりきり柏原くん気分で走ることができます(笑)

特筆すべきは、給食の充実度!ココ重要(笑)。
第2給水所では、いわき産米のおにぎり、いわき産いちご、いわき産トマトがずらり。
食べやすいミニサイズのおにぎり(塩味濃いめ)に感動!
フルーツトマト、梨のコンポートのシャーベットがめちゃめちゃおいしかった!
各給水所にも、バナナやチョコレート、梅干、氷砂糖がたっくさん準備されていて、食べまくってしまいました。

こういう給食や給水って、私くらいの遅めのランナーになると
もう目玉食材はなくなってしまっていたり、なんとなく残りもの感があったりするんですが、
今回はおしげもなくたくさん用意されていたようで、配慮があるなあと思いました。

そして、ゴール後に係の人が計測チップを外してくれたこともうれしかった!
ランナーは、正式タイムを計るために、小さなカード状の計測チップをシューズの紐にくくりつけて走るんですが、
この計測チップはゴール後は返却しないといけないんですね。
さすがにフルマラソンを走った直後は機敏にしゃがめない(&放心状態)ので、こういう心遣いはとてもありがたいのです。
フラガールが完走のレイをかけてくれるのも、ちょっとうれしかったです。

 

 

ランナーへのお振る舞いは、かに汁!漁港でいただくかに汁は、人生でいちばんの味。

ケガの痛みと数時間戦うという試練がないだけで、こんなにラクなのかあ、とちょっと感動。
体力的に苦しいというのはなかったけれど、なにせ練習していないので、足が動かないっっ!!
おかげで5時間27分もかかってしまいましたが、
“練習しなくてもとりあえず制限時間内に完走はできる”ことがわかってしまいました…。
ますます練習しなくなりそうです(笑)

海沿いなので、浜風が時折強く体温調節がちょっと大変ですが、このホスピタリティならまた味わいたいかなー。
とにかく楽しかった、いわきマラソンでした。

 
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ちょいとフルマラソン

13日(日)のいわきサンシャインマラソンに出場すべく、明日福島県いわき市へ旅立ちます。
「福島って雪積もってるんじゃない?走れるのー?」「寒そう〜」とかなり前から脅されていましたが、
福島どころか、東京も大雪ではありませんかー!
こりゃ、昨年の東京マラソンよりも過酷そうですな。

声高にいうことではありませんが、まっっったく練習してません!ナメてます、完全に。
3度目のフルマラソンになるわけですが、いきなり走って完走できるほどの実力はありません。
どこまで続くか、体力&脚力、そして精神力。
もしかしたら、スーパーひたちのチケットは片道だけでよかったのやもしれません。
無謀すぎて自殺行為に近いものがありますが、敦盛を舞って挑みたいと思います。
これが最後の城メグ日記の更新になりませんように…(笑)

とりあえず、あんこう鍋♪お寿司♪温泉♪
せっかくなので、いわきを楽しんできます。

やる気!元気!いわき!
 

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あべ一座

一昨年NHKで放送された、クドカン構成・演出の「あべ一座」の映像。

このあべ一座の劇団員は公募をしていて、
「阿部」「安部」「安倍」など名前が「あべ」の人、旧姓「あべさん」、「安倍川餅」を売っている人、
さらに「阿部サダヲ」にそっくりな人や、「あべ風」な人までOKで、
人気グループ「ABBA(アバ)」が大好きという人も、自薦他薦不問で応募可能
という条件だったので、私もどうにか入団できないものかと頭をひねったものでした。

阿部サダヲのファンというのはあまりにたくさんいそうなので、<麻布十番あべちゃんが大好き>というのを発案。
あべちゃんファンというだけでは安直なので、
<麻布十番あべちゃんでバイトしている人>というのを思いついて、本気でバイトしようかと考えたほどでした。

結局諦めてしまったのだけれど、劇団員のみなさんの肩書きを見ると、
<母親の旧姓が阿部>とか<阿部サダヲに1年で3回会ったことがある>という方もいるではありませんか!
<麻布十番あべちゃんでバイトしている人>は絶対イケたと思うと、後悔がつのるばかりです。

観覧すら行けなかったのですが、このオープニングのほか、
ABEXILEのパフォーマンス、ドラマ「あべない刑事」などあべづくしだったようで。
ショーのラストは阿部B&クドカン作「We アベ the World」の合唱だったそうです(笑)

このオープニング、NHK阿部アナがなにげにおもしろい。「阿部に生まれて、本当によかった!」(笑)
そして、この仕事を受けた阿部ちゃんの好感度がアップ。器デカいな!

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おめでとうマッチ

新卒で就職した会社の、同期の結婚パーティーへ。
子連れ結婚式はにぎにぎしくて、仲良し家族の日々の幸せな空気が伝わってきました。
「おむつ替えスペースもあるので、お子様もどうぞ」というお子様連れの列席者にはうれしいスタンスで、
チビっ子たちが走り叫びまわる、目にも楽しいファミリーパーティーでした。
ちっちゃい子がおめかししているのって、かなりかわいい。

マッチくん、おめでとう!
スピーチのコメント、男らしくてかっこよかったぞ。
ハッピーオーラがあふれすぎて、私まで幸せ気分になっちゃったではないですか。
幸せのおすそわけ、ありがとう。

パーティーの後は、センパイたちと改めて乾杯。
お世話になった頃は社会人としても人間としても未熟すぎて
「あの頃の私のことは忘れてください!今は(多少)成長したんですから〜!」と言い訳したくなりますが、
10年前となんら変わっていないようです。いい意味で。
なんにせよ、10年経ってもかわいがってくれる上司やセンパイがいるのは本当に幸せなことです。
人に恵まれているのが自慢の人生。人メグマレニストです。

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グループ魂in日本武道館

愛してやまないグループ魂の15周年記念 LIVEツアー最終日
【客VS俺!どっちがスケベか競争しようか15番勝負 決勝戦】に参戦してきました。
こんなパンクコントバンドが、ロックの聖地・日本武道館とは(笑)!
デビュー15周年にふさわしい、集大成のようなライブでした。

久しぶりにお腹の底から笑いました〜!くだらなさも、極めれば一流ですね。
地に足をつけて、人がやらないことを続けられるってすばらしい。
力の抜け具合とか、でもちゃんと芯が通っているところとか、ちゃんと笑って泣けるところとか。
全力でくだらなくて、人間らしいパワーにあふれているところが、私は大好きなのです。
もう、石鹸ってばー、思わずもらい泣きしちゃったではないですかっ。

「会社で学校で、「グループ魂のファンです!」と胸を張って言えるようなバンドに・・・はなりません!」と
暴動さんが言ってくれました。
グループ魂を知らない人は多いと思いますが、いいんです、知らなくて。
これからもこっそり愛し続けます。破壊さん大好き♪

 

<欧陽菲菲>という横山剣とコラボしたイカした曲があるのです。一流の人は心が広いですね。

 

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広島&山口城めぐりより帰還




3泊4日の城めぐりから帰ってきました。
“晴れときどき雪”という東京にはない気候を生まれて初めて体験しました。

○ポニョの舞台・鞆の浦(とものうら)で古い街並みと朝陽を拝む→大可島城跡、鞆城跡を散策→福山城登城→
レンタカーで、しまなみ海道をドライブ→村上水軍の居城、因島水軍城→多々羅大橋の絶景を見ながら、
瀬戸内海鮮丼ランチ→日本最古の水軍城、甘崎城へ→エキナカの城、小早川隆景の居城、三原城跡へ→
広島へ移動し、牡蠣づくしディナー

○毛利、福島、浅野三代の名城、広島城をじっくり登城→安芸高田市へ移動、毛利元就の城、郡山城へ登城→
毛利元就が幼少の頃過ごした猿掛城→単線電車に揺られ、雪景色と夕陽を見ながら広島へ帰還→
広島お好み焼き(牡蠣入り)を堪能

○錦帯橋で有名な岩国へ→吉香公園周辺の城下町散策→吉川元春の城、岩国城へ登城→
広島へ戻り、吉川積みの石垣を見るべく広島城再訪→原爆ドーム&平和記念公園を見学→萩へ移動。
旅の友は開運しゃもじ牡蠣めし弁当→萩温泉に一泊。

○萩にゅうめんの朝ごはん→古地図を片手に、萩城下町をブラタモリ→毛利輝元が築いた、萩城へ→
萩温泉でのんびり→帰京
 

ざざっとこんな感じ。旅行記&お城レビューは改めて。

 

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城めぐり、おやつは3ユーロまで

先日のライブ会場で購入したザッハトルテのCD。
明日から広島を拠点に岩国、萩と城メグってきますが、
半日しまなみ街道をドライブする予定なので、そのときにでもBGMとして楽しみたいと思います。 

といっても、目指すは、因島の村上水軍城。
かつて瀬戸内海で活躍した村上水軍(要するに海賊)の居城です。
さらに大島の村上水軍博物館、時間が許せば大三島の甘崎城まで。
おいしそうな“いよかんソフト”よりも、村上水軍が気になる今日この頃なのです。
 

ヨーロピアンな調べと、村上水軍・・・一生センスを疑われそうなくらい、マッチしてません(笑)!
どうせなら、動画もはちゃめちゃに季節外れのものにしてみます。
 

福山城、因島水軍城、三原城、郡山城、猿掛城、広島城、岩国城、萩城あたり、城メグってきます。

 

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肉のエアーズロック

城メグツアー#4 彦根マラソンツアー → のときにちらりとお会いした、京都在住のKちゃんがお仕事で東京に来たので、お食事会。

Kちゃんは、そもそも私の友達(K氏)の友達(Y子さん)の友達。
「Kちゃんに会えるならK氏がいなくてもいっかー」と単身乗り込んでみたものの、
せいぜい5〜6人かと思っていたら、12人もの団体でびっくりしました! 

一体どんな団体なのか謎なまま席につき、誰がどんなつながりなのか、さっぱりわからないまま宴は終了(笑)
でも、広げようとしても結局は同じ人種で集まってしまいがちなので、こういう機会は新鮮で貴重です。壁がないってすばらしい。
私が順応できたのも、初対面の人同士が純粋に同じ時間を楽しく共有できるのも、
きっとY子さんのナチュラルな気遣いと底抜けに明るい人柄のおかげ。とても魅力的だなあと思いました。
Kちゃんは一流ホテルのコンシェルジュなだけあって、華があって、言動が的確でパパッと早い。
スカッとしたトークが印象的ですが、何を言っても品があってステキです。そして、ビールの飲みっぷりが美しい。

 

再会の約束がすぐに実現したことももちろんだけれど、お店が大木屋2号店ということで、私は密かに超〜盛り上がってました!
Y子さんがずいぶん前から予約してくれたそうで。ありがたや。

 

カツオのカルパッチョ。「もんじゃ屋なのにカツオかよ!」と思ったけれど、なにげに美味。
お刺身大好き。たまねぎおいしい。シソがいいぞ。

 

   

TVなどでも見る名物のリブロースステーキ、通称<肉のエアーズロック>!
食べるときまでお触り厳禁。裏返す頃合いに店員さんが登場、焼けた頃合いに店員さんが再び包丁持参で登場するという段取りです。
にんにくのみ、隅っこでカリカリに育てることができます(やってないけど)。
肉よりがぜん魚派の私ですが、おいしいお肉は大好きです。
Kちゃんともども、かぐわしい肉の匂いだけで、ビールがかなり進みました。

 

   

牡蠣&帆立とネギのバター炒め。こちらも、指示があるまで決して裏返してはなりません。
ダメと言われなかったら、ここまでこんがりするまでに5〜6回は無意味にひっくり返してしまいそうです。
ちなみに、店員さんの見張り能力はなかなかハイレベルなので侮るなかれ。
おいしいお肉は好きですが、海鮮のほうがもっと好きです。

 

   

メンチ。斬新な発想にうっすら感動。肉汁がなじんだしなしなキャベツがうまし。

 

   

ビッグもんじゃ。大人ひとりの座席分を要するボウルのジャイアントさが笑えます。
土手をつくらず、焼くだけのもんじゃ。
メンチのキャベツで土手をつくるのに、もんじゃで土手をつくらないとは!
本店の大正曰く「もんじゃは本来土手をつくらない」そうですが、子供の頃から土手に慣れ親しんでいる私には新感覚。
おいしかったのでこれもアリですけどー。もんじゃというより、焼そばに近いかも。

メニューはコースのみで、これだけ食べて3,500円(ドリンク除く)は安すぎ!
楽しい&おいしい夜でした。

 

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