城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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南部鉄器

一ノ関でお世話になった方にプレゼントしていただいた、南部鉄瓶。
いつか欲しいと思っていたので、本当にうれしい。

南部鉄器って、どれでも鉄分が流れ伝ってくるのかと思っていたら、
手頃な琺瑯加工のものは、その効果はないのだそうですね(よくよく考えたら当たり前だけど)。
「せっかくだから」と、お値が張るものを選んでくださいました。
すっかりお世話になった上に・・・恐縮です。

奥州と盛岡と2つのルーツがあることも知りました。
奥州の方は平安時代に伝わり1600年前後に栄えたそうですから、
戦国武将もこれで鉄分補給していたのかもしれません。

 

一ノ関のお父さん&お母さん(と呼ばせていただきます)、ありがとうございます!
いつもの10倍、おいしいです☆
一生、大切に使います。

 

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津山グルメ、ホルモンうどん

ご当地グルメを堪能するのも、城めぐりのミッションのひとつ。
6月に訪れた津山で食したのが、噂のホルモンうどん!

ホルモンうどんは、ひとことで言うならばホルモン入りの焼うどん。
2009年の第4回B-1グランプリ(ご当地B級グルメを競う祭典)で第3位を獲得した話題の一品です。

静岡の富士宮焼きそば、厚木のシロコロホルモン、秋田の横手焼きそば、
青森の黒石焼きそば、せんべい汁、静岡おでん、浜松餃子、小倉焼うどんetc.
B級グルメといってもマニア路線ではなく、そのおいしさは日本の隠れた宝。
ひとたび注目されれば全国区でその実力を轟かす一品ばかりです。

時間がなくて発祥の店には行けなかったけれど、
ササッと入ったモツ鍋専門店のホルモンうどんをいただいてきました。

う、うま~い!

ホルモンのとろとろっぷりもおいしいんだけれど、タレがうまい、タレがっ。
ホルモンうどんの時代がやってくるのも時間の問題かもしれませんよ!

思わずおみやげに、ホルモンうどんのタレを購入。
ホルモンなんて買ったことはないけれど、このタレさえあれば家でもホルモンうどん(風味の料理)が味わえるぜ!
モツ煮込み&濃いめの味が好きなNさんにもすかさず購入。玄米チャーハン、野菜炒めがヒットです。

発祥のお店は、鉄板焼き屋さん。
作洲牛や作用牛などの出荷が多いこの地区、ホルモンが大量に余ってしまうことから考案されたメニューだそうだ。
最初に活用しようとした人、エラいぞ。ありがとう!

津山にはホルモンうどん地図なるものまであるのだから、もはやひとつのカルチャーです。

そういえば、肉屋さんの店先で<干し肉>っというノボリを見ました。
その名の通り牛肉を干したもので、フライパンであぶって食べる、一般家庭の定番メニューだそうです。
世の中って知らないことばっかりだな。
ディスカバージャパン!

<日本全国城ある記>津山城、アップしました!

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素敵な手羽先

今日はとってもステキな日。
セミナーがきっかけで巡り会えた方々と、手羽先をマイクにトークを。

作家デビュー目前!!8月23日「三十路 独り身 リアル乳ガン闘病記」発売
 ライターの片野あかりさん http://ameblo.jp/akarikatano/

「三十路 独り身 リアル乳ガン闘病記」でもファンキーなイラストを披露!
 大好きなイラストレーターの伊藤さちこさん
http://ameblo.jp/goma87/

作品同様、美しくておだやかでステキ☆
 絵本作家、銅版画家のたなか鮎子さん http://www.ayukotanaka.com/


私は、まだまだ。
何をするのが正しいのかすぐにはわからないけれど、今何を考えるべきなのかはわかった気がしました。
人生は長いけど早い。急ぐときは急げ、私!

興味深いお話を聞きつつ、言論の自由も発揮させていただきつつ・・・ビール&手羽先の女子会はフツーに楽しかった♪
またご一緒できますように。

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岩手ツアー〜ダイジェスト3日目〜

3日目は、盛岡を楽しみます。

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宿泊したホテルは、御所湖の湖畔。夜な夜なお酒を飲んでいたのに、ふと5時に目が覚めてしまいました。
連日の雨で湖はかなり濁ってますけど、ひとり幻想的な景色を堪能しました。
絶対に忘れないと思ったインパクト大なケーキの名前、すっかり忘れました。気になる・・・。ずんだ味。
温泉に、おいしい朝食。素敵な宿でした。

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午前中は、小岩井農場へ。

のどかですね〜。

馬に癒されたり、シュールな羊のTシャツを発見したり、ウールについて学んだり、のんびり歩いたり。

羊のカブリモノをしてはしゃいでみたり、すっかり童心に帰りました。

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初めてのさんさ踊りを鑑賞。
もう、まったく参加する気のないセンターの男の子が気になって仕方ありませんでした。途中座っちゃってた(笑)

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このあとは、ようやく私の出番。盛岡城を少しガイドしてきました。
あっという間の3日間。岩手が大好きになりました!

<日本全国城ある記>盛岡城、更新しました!

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岩手ツアー〜ダイジェスト2日目〜

2日目は、一ノ関を離れて盛岡に。念願の龍泉洞へ行きました。

 

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途中で立ち寄った道の駅・三田貝分校がとってもかわいくて。
給食風セットなのに、なぜ時計が16時を指しているのか・・・細かいところが気になる私です。実際の時間は11時。
岩じいがーって何か聞こうと思って忘れました。

 

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小学生のときにあぶくま洞に行って以来、私は鍾乳洞が大好きなんです。
理由を考えたことはなかったけれど、長い月日がつくり上げた神秘に惹かれるのでしょうかねえ…

龍泉洞のスゴイところは、地底湖があるところ。ドラゴンブルーで、それはそれは美しい!!
が、しかし!!私のデジカメでは写すことができませんでした。
興味のある方はHPでどうぞ → http://www.town.iwaizumi.iwate.jp/~ryusendo/

けっこう下って、けっこう覗き込んで、けっこう登るので、高所恐怖症の人はキツいかも。

 

地上に出て来たら、体もカメラも冷え冷えでした。
岩手の郷土料理、ひっつみ汁で体を中から解凍。あったまります。
米粉を練った生地で砂糖味噌&黒砂糖を包んだ郷土菓子、ひゅうずもいただきました。
 

龍泉洞ビール、おいしい!
ドライバーさんに気遣いもせず、車の中で瓶ビールをラッパ飲み。
龍泉洞珈琲、龍泉洞の水もおいしいですよー。やっぱ決め手は水なのね。
ちなみに私は南部煎餅が大好きです。とくに“まめごろう”。おみやげ随時受付中です♪
 

このあとはぐるりとドライブして、本日の宿、<つなぎ温泉 南部湯守の宿 大観>へ。

 

海鮮づくしに、おいしい日本酒。私好みの晩餐でした。浜千鳥、おいしいですねー。

 

明日は小岩井牧場、さんさ踊り、そして盛岡城です。

 

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岩手ツアー〜ダイジェスト1日目〜

2010年7月30日(土)〜8月1日(月)までの岩手ツアーをダイジェストで。

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新幹線で一ノ関へ。はやてって大宮、仙台しか停まらないのね。早っ。
まずは行列のジェラート屋さん、<ポラーノ>でおとうふジェラートを。隣はお蕎麦屋さん。蕎麦の花、初めて見た。

厳美渓に連れて行ってもらいました。滝、深淵。自然がつくり出した芸術にうっとり。

厳美渓で超〜楽しみにしていたのが、空飛ぶ団子!!

カゴにお金を入れて木槌でコンコン!と合図すると
対岸のお店にいるおじさんがロープをたぐり寄せてお金をかっさらっていき、
しばらくするとお団子とお茶がぴゅ〜っと空を飛んでやってきます。ロープが手動とは大変だ。
おじさん、きっとコンコンって音に敏感だと思う。朝とか似た音で起きちゃいそう(笑)職業病。

う=ん、動画も撮ったのだが、アップロードがうまくいきません…

とにかく、アトラクション感たっぷりの空飛ぶだんご(郭公だんご)大コーフンだったのだけど、
この郭公だんご、楽しいだけじゃなくてやわらかくてとってもおいしい!
とくに、胡麻がお気に入り。胡麻すり団子みたいな濃厚な胡麻あんがたっぷり。

厳美渓の駐車場脇には、ステンドグラス館。意外とかわいい看板。

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車窓の景色に人の気配を感じて降り立った、達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)。
人の気配は岩面大仏!!苔がベビースタイのようだー。

岩のめりこみ、すごいです。
まるで備中松山城を思わせるような、岩と建造物のコラボレーション!
それにしても大仏、すごい。源義家公が彫ったそうです。灯籠も年季入ってます。

ねじりそう?ねじりぐさ?中尾涁さん並みにねじねじしてます。かわいい。

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おしくも世界遺産登録ならずだった、平泉の文化遺産。まずは中尊寺へ。
 


私は奥州藤原氏の歴史は詳しくないのだけれど、ご案内を聞いてふむふむ。
観光地なのに、おみくじが50円とは安い(笑)
目の絵馬は一見コワイけど、なんだかかわいい。ご利益がありますように。
 

金色堂・・・が保管されている建物。平安美術の宝庫です。
歴史の重さと日本人の美意識が満ちあふれた繊細な現存物。ちょっと時を忘れました。
 

本堂ではしっかりとお参りしてきました。

入りやすいんだか入りにくいんだかわからない、お休み処の看板。
一ノ関といえばお餅!なのだそうで、その種類は300種類とか!(だからイメージキャラクターもおもっちなのだ)
「お餅定食というお餅づくしのお膳もあるんだよ〜」なんて話を聞いていたら、フードコートにもありました!
盛岡冷麺、ずんだ餅、義経そばを差し置いて、堂々の注文ナンバー1をゲット。
 

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藤原氏初代清衛から二代基衛、三代秀衛と受け継がれ完成された壮大な寺院、毛越寺(もうつうじ)。
平安時代の作庭様式を残す、日本最古の庭園なのだとか。
建物が少しでも残っていれば、歴史的価値も認められるのでしょうね・・・。

こちらの売店でも、もち定食を発見。
 

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わんこきょうだい(そばっち、おもっち、とふっち、うにっち、こくっち)は、キリンビールとも上手にコラボ。
そばっちは楽しそうにわんこそばを食べていた・・・ポップに共食い。

1日ご案内いただいた上に、お夕食までご馳走になりました。
こんなとこ、地元民じゃなきゃ知らないよ〜、というような場所にある前沢牛お店。
一ノ関の地ビールとともに、岩盤焼きでいただきました。と〜ってもおいしかったです。ごちそうさまでした!
 

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盛岡じゃじゃ麺!

今月の頭に盛岡に行ったとき、盛岡じゃじゃ麺を初体験してきました。

盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市で、わんこそば・盛岡冷麺と並ぶ盛岡三大麺のひとつ。
全国レベルで有名な麺が3つもあるなんて、盛岡麺ってば恐るべし!

「じゃじゃ麺なら、並ぶけども絶対ココ!」という、地元の方のアドバイスに後押しされて、<白龍(パイロン)>へ。
なんと盛岡城の目の前、すばらしい立地です(笑)
もう、この大衆っぷりがタマラナイ〜。

地元の方が<白龍>を薦めるのもそのはず、盛岡じゃじゃ麺の発祥のお店だそうですね。
初代の店主が戦時中に満州で出会った「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を
日本に持ち帰り、盛岡の舌に合うように改良を重ねたものなのだそうです。

東京で「ジャージャー麺」というと、黄色いちじれた中華麺の上に
甘辛い肉味噌が乗っている料理が一般的ですが、その先入観でいくと、盛岡じゃじゃ麺は別のお料理。

きゅうりとネギが乗せられ、オリジナルの肉味噌がこんもり。
お皿の脇に添えられているのは、おろし生姜と紅しょうが。このきゅうりのザクザク感がいいですね~。

そうそう、このお店は出てくるまで意外と時間がかかります。
注文が入ってから茹で始めるのが、盛岡じゃじゃ麺スタイルなのだそうで。
行列が途切れない専門店だからといって、富士そば感覚で行ってはいけません。
ちょっとだけゆとりを持って行きましょう。

「麺が全部黒くなるまでかき混ぜてください」とお店のお兄さん。
肉味噌が全体に行き渡るように、どっしりと重い麺をぐるぐるとかき混ぜるのが最初の作業。
さらにテーブルサイドに置いてある薬味(ラー油、にんにく、酢)をお好みでかけていただきます。
大量に添えられた生姜もダイナミックに全部投入!私は薄味派なのだけれど、にんにく+酢はマスト。
ノン薬味だと割と淡白なので、たっぷり入れたほうがアクセントがつきます。
私はラー油が苦手なので入れませんでしたが、けっこう辛いとのことでした。

味の表現は・・・うまくできないです(笑)
でも、おいしかったですよー。ちょっとクセがあるかな。
麺は独特できしめんのような白い平麺なのだけれど、
箸で上から下へ、左から右へとまわし崩しても、まったく切れないほど丈夫でした。

さて、実はここからが本当のお楽しみなのです♪

「麺を食べ終わった後の“ちいたんたん”ってスープがおいしいんだよ。じゃじゃ麺ナシで、これだけでもいいくらい!」
・・・じゃじゃ麺よりおいしいなんて、どんな味?初めてのちいたんたんにワクワク。

「肉味噌は残しておいたほうがよかったのかな」「熱いスープだからきゅうりは合わないかな」
ちいたんたんの世界を知らない私は、ドキドキ。

待っている間に、食べ方についての張り紙を熟読。手書きであったかいですね。
働いているのも、親近感たっぷりのお兄さん&おばちゃん。
専門店ゆえに接客に惰性が働いてもよさそうなのに、
「きゅうりとネギは入れて大丈夫ですか?」「スープはおつくりしますか?」などなど、
細かなところまで、ひとりひとりにていねいに接客されていたのが印象的でした。

さまざまな憶測と期待をしつつ、落ち着きなく待つこと数分。

これがちいたんたん。50円。安い!
肉味噌を溶かしてしまうので、食べるときは濁っていて美しくはないけれど、
なんだろう、ビックリはしないけれど初めての味。おいしいです!!

そうそう、じゃじゃ麺のサイズは(大)(中)(小)とあります。
「初めてでしたら(中)か(小)でいいと思いますよ」とのことで
ひとまず(小)にしてみましたが、かなりボリューミー!
常連さん含め、ほとんどの方が(小)をオーダーしていました。
ちいたんたんの分のおなかのスペースを考えると、(小)で十分です。

もぐもぐ食べていたとき
「ショウチイタンで!」と店員さんに告げる、常連のおじさんの声が聞こえました。
そうか、そうか。常連さんは小ちいたん(小サイズ+ちいたんたん)とオーダーするのね。
次回は私も「ショウチイタンで!」って言おう。

<日本全国城ある記>盛岡城をアップしました!

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今週末は江戸城に行こう♪

400年越しのサイン!
これだから城は目が離せないのだ。

週末見に行けるかな。わくわく。

 

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かわいい!フィードサック


骨董市でみかけた、“フィードサック”でつくられたボタン。

 

フィードサックとは、アメリカのヴィンテージの布生地のこと。
種や飼料、小麦などを入れた袋なのだそうです。
大恐慌のときにつくられたため、暗い気分を盛り上げようと、明るくポップな色使いをしているものが多いのだとか。
こんなにかわいい袋に、いったい何の種が入っていたのかしらー?

飼料を詰めていたくらいなので、とっても丈夫。
目が粗いため縫いやすく、パッチワークではよく使われるのだそうです。
端切れで売られていますが、最近はバックヤードも底をついてきて仕入れも困難。
とくに、なかなか大きいサイズのものはなかなか残っておらず、貴重なんですって。

 

アメリカっぽくない色柄に釘付け☆
なかには和っぽいものもあったりして。
ザクザクとした生地の感じも、なんだかあったかい。

 

こんなふうにすべて違う色柄がセットになって売られているものだから、どれにするかかなり迷いました。
20分くらい悩んだかなあ・・・意外と優柔不断なんです(笑)

 

端切れを買って何かつくろうかと思いつつ、やらなそうなのでボタンを購入。
とりあえずゴムを通して、ヘアゴムにしてみました(←これくらいしかやらない私…)

いっぱいつくったから、いろんな人に配ろうっと。
あ、でも誰にどれをあげるか迷うなあ・・・。

 

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熊本城の「武者返し」を取り入れたデザイン

熊本駅は今、大改装中だそう。
駅舎のデザインは安藤忠雄さん!「武者返し」を取り入れた外観デザインですって→ click!

『武者返し」とは、熊本城の代名詞ともいえる石垣の反り返しのこと。
下のほうは緩やかな傾斜になっていて、一見登れそうな気がするのだけれど、
途中から変化して、ほぼ90度の急勾配になる石垣です。

防衛機能でありつつ、外観の美しさも演出。
その曲線美に、安藤忠雄さんも着目されたのでしょうか。
 

見てみたいなー。

 

<日本全国城ある記>、熊本城アップしてます→ click!

 

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