城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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北海道へ行ってきます

今週末は北海道へ行ってきます。
お城めぐりではなく、マラソン大会です。
(城メグリストの趣味のひとつです、一応)

北海道の大地を駆け抜けるなんて、心踊ります。
東京マラソン直後はものすごいやる気になっていて
「またフルマラソン走ったるぜー!」と張り切っていましたが、
心と体に問い合わせ、おとなしく10キロの部に出場することに。

「10キロなら二日酔いでも走れるぜー!」ということで、
気持ちは一変、完全に観光モードです。
海鮮、温泉、じんぎすかーん!!
念願のモエレ沼公園も行ってきます。

出場するのは第30回千歳JAL国際マラソン
ゴール後はホクホクの<インカのめざめ(じゃがいも)>が待っております。
(基本的に“美味しいおふるまい”がある大会しか出ません!)

では、行ってまいります。
みなさまもよい週末を。

 

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編集というおしごと

城メグリストのプロフィールに“編集者、ライター”と追加しました。
これまで、自分の職業は極力言わないでやり過ごしてきました。
なんかこう「私、編集者です」ってなんかねぇ、という思いがあり。

というか、ひと言でいうと
《仕事の内容を説明するのが難しいし、めんどうくさい》のです(笑)

編集者の仕事ってものすごーく定義の幅が広くて曖昧だし(・・・と言い訳をしてみる)。
なんだかバブリーなイメージを持たれている面がある気も(笑)。
「キラキラした世界で、毎日楽しそう!」と思われがちですが、どちらかというと裏方です(楽しいけど)。
編集に限らず、華やかに見えがちなお仕事ほど、意外と地味〜なものですよね。
私はここ数年はレアな環境でゆったりペースの編集者をしていますが、
体を壊してやめてしまう人が多いのがツラいところ。今もなお、周囲には心配な人が…。

ただ、私くらいの年齢で編集者を続けている人は
ほぼ全員この仕事が好きでたまらないのと思うので、
そういう職業であることは、誇らしいことだと思います。

このところ<当たり前のことを説明する難しさ>を考えることが多いので
自分のことを話すのも大切だなあ、と感じて、ちょっぴり意識改革中です。
最近、撮影現場を見られる機会が立て続けにあったのですが、かなり新鮮な世界なのだそうです。
編集者の話を聞きたい人ってたくさんいるんだな、と驚いたりもしましたし。
物事をクリエイトする瞬間を見ることは、誰にとってもワクワクなことなのかもしれませんね。

なので、お仕事のことも言える範囲で少しずつご紹介してみようと思います。

・・・気が向いたら(笑)

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どうでもいい感じのパーマ

神宮前の美容室、A10+αにお世話になってます。
担当Jさんはアーティスティックでおもしろい。
プロ意識が高くて、いい意味でストイック。
いつも次回の方向性まで提示してくれます。

で、先週末も次回の私のヘアスタイルを提案してくれましたが・・・

「私どうでもいいし~、みたいなパーマをかけよう」と言われました。
どんなパーマだ(笑)!!

来月あたり、
私は“どうでもいい感をヘアスタイルから醸しだす人”になっている予定です。

 

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想い出は情報か、記憶か。

お城とはま〜ったく関係ない、観劇のお話。
最近観た中でヒットだった、劇団イキウメ【プランクトンの踊り場】。
作・演出の前川知大さんに魅せられて、5作目。
前川さんの世界は、シュールさの中にきちんと人間が描かれていて好きです。

 

舞台は、思い込みが現実の物事を生み出してしまう、不思議な空間。
その場所で邪念なく思い込むと、ドッペルゲンガーのように人すら現れる。
思い込みとは“情報”なのか、“記憶”なのか、というテーマで進んでいきます。

 

たとえば、「この人はこういう人だ」という思い込みは
自分の情報がつくったものなのか、記憶がつくったものなのか?


情報も記憶も同じ“事実”ではあるけれど、
記憶がどんどん増えると、つじつまが合わなくなってくる。
そこが、情報と記憶の違い。
データ(情報)の入ったCD-Rは捨てることができるけれど、
記憶が重ねた“生”あるものは、ポイっと捨てることはできないのです。

 

だけれど、記憶は捨てることはできなくても、忘れることができる。
「忘れることは人間の重要な能力」なのだそうだ。そうかも。
忘れたくないことがたくさんあるのに、忘れていくのはさみしいけれど、
忘れるから先に進めるのだし、忘れるために人はアクションするのかもしれません。
記憶は、ターンオーバーのように当たり前にサイクルしているもので、
記憶というタンクの容量、データベースに入れられる内容は決まっていて、
忘れていいこと、忘れたほうがいいことを
ちゃんとセレクトしてくれているのかも、とも思いました。

 

では、想い出も記憶なのでしょうか?
情報とも記憶とも違う、もっと温度があるものだと思うのだけれど。
記憶は脳で覚えるもので、思い出は心で覚えるものなのかもしれません。

 

 

イキウメはとても好きな劇団。
パラレルワールドの話なのにスッと入っていけるのは、前川さんの演出力なのでしょうか。
笑いの要素もちゃんとあって、テンポもいいから肩がこらないし
イキウメン(俳優さんたち)も実力派揃いでハイクオリティ。
なんというか、小劇団ならではの贅沢シンプルの結集です。
ストーリーがしっかりしているので、演劇ビギナーの方もきっと飽きずに観れますよ。
おすすめです。

 

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なかだえりさん【蔵展11】

「イラストがかわいい!」と大好評の城メグリストのサイト
そのイラストを描いてくださった、なかだえりさんの個展【蔵展11】が開催中です。


なかださんはイラストのほか、コラムの連載など執筆業、
さらにはなんと建築までこなす、マルチな才能の持ち主!しかも美人さんです。


会場は蔵、だから【蔵展】。
私の地元、北千住で築190年の蔵をアトリエにしているんです。
(この蔵がまたステキ♪)
地元を気に入って愛してくれるのはうれしいです。
やさしいタッチの水彩画で表現されたなかださんの世界は
ノスタルジックであったかくて、とても好きです。

イラストを描いてもらった上に、
ずうずうしくも、入口に城メグリストのカードまで置かせていただいてます。
なかださま、ありがとうございます(涙)

トップページの城メグリスト(お城かぶってる子)については
「お城、盛りすぎちゃってごめんね〜」とのコメントでした。
うん、たしかに想像していたより首に負担がかかっていたけれど、
こんなに立派なお城をかぶれるなんて本望。うれしい!
「お城のカブリモノしたい〜」とリクエストすることに夢中で
「嘘でもいいから実物より美人に描いて」というのを忘れました。

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城メグ日記、はじめました

はじめまして、城メグリストです。

OPENして早2週間、こうちゃく状態が続いていた城メグリストのサイト。
気づけばもはや、動いているのはお城をかぶった子だけに(笑)
ということで、とりあえず日記を書きはじめることにしました。
裏では微動してるんですよ。

さて、この<城メグ日記>はその名の通りダイアリー。
感じたことや考えたことなど、ゆるゆると綴っていきたいと思います。
だって、城メグリストも人間だもの。
お城のおはなしばかりでは肩もこりますしね。
息抜き程度に立ち寄っていただけたらうれしいです。

このページもどんどん様変わりしていきます(たぶん)。
どうぞ末永くかわいがってくださいませ。

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