城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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松本城下町取材

常に湧水のせせらぎが聞こえる城下町。
やっぱり松本が好きだと思った1日だ。

イカした飲み屋さん多いしな。

 


水路のある城下町は数あれど、
ここまで今も潤沢に湧き出ている地域はない。
江戸では考えられん。。癒される。

 

 

金沢学シンポジウム

8/29のシンポジウムのようすが、北國新聞に。

鼠多門と鼠多門橋の復元、
ずいぶんと観光寄りに舵を切ったなあ、というのが正直な感想。

尾山神社に塗装道までつくる徹底ぶり。
広義でも狭義でも観光ルートをつくるのは上手だなあと思いますが、
これが史跡を生かした町づくりなのか、というと考えるところがあります。

それよりも、
鼠多門の存在意義や価値を伝えるような、
市民向けのリリースがなさそうなのが気になりました。
広報の問題なのか…?

尾山神社側から三十間長屋まで一望できるようになり、
鼠多門を抜けると玉泉院丸庭園が後ろに広がるようになって。
城ファンとしてはうれしいけれど、
劇的な変化とは対象的に市民の温度が低い気がしてなりません。

 

那須へ

那須へ。近代日本黎明期の開拓事業について取材。

同じ殖産興業政策でも、
先日取材した郡山とはまったく違うんだな。
そしてやはりいつの時代も、地形と地質は地域の発展に密接でおもしろい。

 

写真は青木周蔵の別邸。松ヶ崎萬長の設計。
外壁のスレートもかっこいいけど、
この部屋が時代もうかがえてとてもすてき。

 

防音力

この夏学んだこと。
フェイスシールドの防音力。

外側からマイクをあてがっても、音を拾いません。
装着すべきは、話し手なのか聞き手なのか…。

しかしこれ、すごい閉塞感!
1日中装着して、しかも汗だくで接客している人、
相当辛かろう…と思いました。

 

としまえんは練馬城

虹の多い夏だったな。

としまえん閉園。
豊島区でなく練馬区なのに「としまえん」なのは、
豊島氏の練馬城があった場所だから。
ちなみに石神井城(現在の石神井公園)も豊島氏の城。

と、都民として一応言っておこう。
あゝ落城。

私は、後楽園ゆうえんち派でした。
いつの間にか、東京ドームシティアトラクションズというハイカラなテーマパークになってしまったねえ。
ドン・チャックは今もいるのだろうか…。

後楽園ゆうえんちで僕と握手!!

 

高尾599ミュージアム/トークショーのお知らせ

高尾599ミュージアムでトークショーをさせていただきます。

テーマは「八王子の山城を歩こう」。
滝山城と八王子城を取り上げつつ、山城の魅力についてお話しします。

2020年10月18日(日)15:40~、無料・定員40名・HP予約先着制です。
詳細・お申し込みは高尾599ミュージアムさんのサイトまで →

ぜひお越しください。

 

鈴木大拙館と柳宗理デザイン研究所

金沢でお仕事。
終わってお寿司の時間まで、ダッシュで鈴木大拙館と柳宗理デザイン研究所へ。

私は、この水面が天井に反射した、メラメラしてるのがとても好き。

説明文のない展示、とてもいい。
手っ取り早く知識(というか情報)を得て満足、みたいな世の中において、
自分で見て考えて感じられて、すごくいい。

端的に伝えるために、
削ぎ落とすのではなく最初から見なかったことにする
…ような傾向を感じるんだけれど、
やっぱりそれはあまりに味気ないよね。

城下の地形を踏み締めたくて、暑いけどてくてく。
のどぐろは塩だな、どのお酒を合わせようか。
もはやそれしか考えられん。。

お疲れさまでした。

 

猛暑を上空から

血圧上げたい。切実に。

30度が涼しく感じるよね…どうかしてるぜ。

 

連載「城旅へようこそ」で動画も

 

朝日新聞デジタル&TRAVELの連載「城旅へようこそ」、
今年から記事に動画を添えるようになり、その数が20本を超えました。

ただでさえ、特異な簡潔さが求められるネット記事。
動画を併載すれば記事をしっかり読んでもらえなくなる…。
が、記事と動画の両方で完結するような内容・構成に、
と試行錯誤するも、それはそれで弊害があり難しい。。

などなどいろいろグダグダ悩みましたが、
「動画が楽しい」と言ってくれる読者さんもいるので、
それはそれでいいのかなあ、と思う今日この頃です。

ちなみにこの連載は同行スタッフなしの単独取材なので

・話を理解して聞き出す
・文章のプロットを立てる
・誌面構成を考える
・写真を撮る
・応用も見込んで限界まで+α取材する
・ファン目線でフラットに見る

を同時進行でやるんですが、

・動画を撮る

という慣れない作業が追加される分、
何か大切なことを落としがちな気がしています。。
気をつけねば。

 

ベアークロー

 

これはクマの爪痕ではない、
ウォーズマンのベアークローの痕だ。
ちょうどこの山城で、超人オリンピックが開催されているだけだ。
…と、まずは心を落ち着かせる。

と、山城での注意点を聞かれ
本当に思っていることを返答しかけるも、
絶対に求められてるのこれじゃないし、
そこそこの年齢以上の人でないと通じないので、
優等生的なコメントに差し替えました。

…つまらん。

フレッシュなの見るとちょっと焦るよね。

冷静にと言いたいわけで。
事前の情報取集と準備を万全に。