編集というおしごと
城メグリストのプロフィールに“編集者、ライター”と追加しました。
これまで、自分の職業は極力言わないでやり過ごしてきました。
なんかこう「私、編集者です」ってなんかねぇ、という思いがあり。
というか、ひと言でいうと
《仕事の内容を説明するのが難しいし、めんどうくさい》のです(笑)
編集者の仕事ってものすごーく定義の幅が広くて曖昧だし(・・・と言い訳をしてみる)。
なんだかバブリーなイメージを持たれている面がある気も(笑)。
「キラキラした世界で、毎日楽しそう!」と思われがちですが、どちらかというと裏方です(楽しいけど)。
編集に限らず、華やかに見えがちなお仕事ほど、意外と地味〜なものですよね。
私はここ数年はレアな環境でゆったりペースの編集者をしていますが、
体を壊してやめてしまう人が多いのがツラいところ。今もなお、周囲には心配な人が…。
ただ、私くらいの年齢で編集者を続けている人は
ほぼ全員この仕事が好きでたまらないのと思うので、
そういう職業であることは、誇らしいことだと思います。
このところ<当たり前のことを説明する難しさ>を考えることが多いので
自分のことを話すのも大切だなあ、と感じて、ちょっぴり意識改革中です。
最近、撮影現場を見られる機会が立て続けにあったのですが、かなり新鮮な世界なのだそうです。
編集者の話を聞きたい人ってたくさんいるんだな、と驚いたりもしましたし。
物事をクリエイトする瞬間を見ることは、誰にとってもワクワクなことなのかもしれませんね。
なので、お仕事のことも言える範囲で少しずつご紹介してみようと思います。
・・・気が向いたら(笑)
城メグリスト