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萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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四国城めぐり&島めぐり-3

2010年10月の旅、3日目のフォトギャラリーです。お城については、改めて<城ある記>でアツく語ります!
3日目は、今治城&丸亀城です(写真は丸亀城)。

 

  

今治城の特長は、全国でも珍しい海城であること。
海をそのまま引き入れていて、つまり堀の水が海水というわけです。
山や丘の上でなく、砂浜に城を築く。大胆な発想は、築城名手・藤堂高虎の天下一の名城ともいわれます。
瀬戸内海水運の要塞をおさえた、海陸一体の新しい城下町は、わずか2年で実現したとか。
藤堂高虎ファンにはたまらないお城でしょうね〜。

 

   

町割りがしっかり残っているので、イメージしやすい。外堀跡、中堀跡、内堀と、順を追って見られます。

 

   

うむ。野面積みでの石灰岩はかなり珍しい…!建物では、再建された鉄御門がミモノです。

 

   
  

天守閣は、本来の姿とは違うのでちょっと残念ですね。
本当は、飾りなどのないすっきりとした“層塔型”ですから(島原城みたいな感じ→ )。
本丸に神社があるという、不思議な敷地です。
天守閣内はなかなかおもしろい展示がたくさん!最上階から見るしまなみ海道、巨大な堀は圧巻です。

 

   

山里櫓へ向かう途中に、現存の石段を発見。城メグリスト的コーフンポイントです。

 

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今治で愛媛県に別れを告げ、香川県に入ります。
丸亀市にある丸亀城は、現存12天守のうちのひとつ。
“扇の勾配”と呼ばれる美しい石垣は、石垣の美の極み。石垣ファンには、もうたまらない名城です!

 

   
  
   

う〜ん、石垣好きとしては、もう言葉にならないので、
松山城に続いて解説を放棄(笑)。いずれ<城ある記>でじっくりと。こうご期待!

 

  
   
  

本丸からは、かつての外堀も見渡せ、二の丸方面もぐるり。月見櫓跡から見えるは、讃岐富士。

 

   
   

天守閣は、現存天守の中でも厳めしくて私は好きです。天守閣だけでも一見の価値ありかと。

 

   

 

  
  
   

私にとっては、まるでおとぎの国に迷い込んだかのような、石垣の世界でした(笑)
丸亀城は、「石の城」とも呼ばれる名城なのです。

 

     
   
  

さっぱり魅力がわからないと思いますが…現存天守であるほか、曲輪や縄張りも魅力的。
さまざまな時代の積み方が点在していることや、石垣の継ぎ足し、角石の加工途中の跡(←かなり貴重!!)etc.
とにかくたまらない石の城なのでした。

 

*四国城めぐり&島めぐり-4 へ続く

 

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